【ドラゴンボール】スラッグと口笛の関係は？来歴等について解説！

【ドラゴンボール】には様々な敵キャラが登場しますが、その一人であるスラッグについてはどれくらいご存知でしょうか。実はスラッグは、口笛と大きな関係を持っているキャラクターです。

今回はスラッグについて解説。スラッグの来歴や口笛との関係性等について紹介していきます。

スラッグの基本情報

 スラッグの特徴

スラッグは劇場版「ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空」に登場する老人のキャラクター。元々はナメック星人で、北の界王曰く、ナメック星人の中でも特異な「スーパーナメック星人」であるとしています。また、ナメック星人であるため、ナメック星人の特徴である頭の2本の触覚が付いています。

スラッグの性格としては、非常に短気。自分の幹部が「スラッグは老人」だと指摘されただけで処刑し、さらに部下が地球改造に10日かかると答えただけで処刑したりと、割と自分に都合の悪い進言をした人物を処刑する人物です。

スラッグの来歴

スラッグは幼いころにナメック星が存続の危機に陥り、地球の神同様にスラッグ星に移住しています。そこでは悪の心が増幅してしまい、完全に悪の心に染まってしまいました。

悪の心に染まったスラッグは様々な銀河で侵略を行い、各惑星を惑星クルーザーにしてきました。その勢いそのままに地球を侵略するために侵攻。地球についたスラッグは、部下と孫悟飯の対戦を観戦し、孫悟飯の頭についているドラゴンボール（四星球）に目を付け、ドラゴンボール探しを命じ始めます。

この際にはブルマの記憶を読み取り、ドラゴンレーダーを強奪。ドラゴンレーダーを使い、すぐにドラゴンボールを集め、神龍を呼び出します。そこで「永遠に若返らせてほしい」と願い、全盛期の力を取り戻しました。

若返ったスラッグは、まずは太陽に弱いという弱点を克服するために地球を分厚い雲で覆い、太陽光を遮ります。その後は孫悟空やクリリンと対戦し、圧倒的な力を見せつけます。

しかし、徐々に追い詰められたスラッグは巨大化し、孫悟空を更に力で追いますが、ピッコロが介入し、口笛が弱点だと知ります。その後は100倍界王拳で腹部を貫通させられ、一旦は息絶えますが、復活。

さらに孫悟空を追い詰めるものの、最後は孫悟空の元気玉が直撃し、消滅しました。

スラッグと口笛の関係

スラッグは作中では口笛が弱点としています。口笛はナメック星人の最大の弱点としており、口笛の音は我慢ができないほど不快な音のようです。元々がナメック星人であるスラッグには、口笛が我慢できなかったのでしょう。

これによってスラッグはかなり苦しい立場になりました。

スラッグの担当声優

スラッグの担当声優は、内海賢二さんと屋良有作さん。内海さんはスラッグが老人の時の担当、屋良さんは若返った時の担当声優さんです。両者はどちらも、ドクタースランプアラレちゃんに登場する則巻千兵衛の担当をしているという共通点があります。

内海さんは2013年に亡くなってしまいましたが、屋良さんは有限会社ビーボの代表を務めており、主な代表作には「ちびまる子ちゃん（さくらヒロシ役）」、「キテレツ大百科（木手英太郎役）」等の父親役を主に務めています。

スラッグの名シーン・名セリフ

スラッグは劇場版に登場するキャラクターですが、悪の親玉として数多くの名シーンや名セリフが用意されています。そこでここでは、スラッグの名シーンや名セリフを紹介していきます。

部下を処刑するスラッグ

スラッグは非常に短気な性格をしているため、作中では2人の仲間を処刑しています。自分が老人であることを気にしているのか、老人と口走った幹部を処刑したり、また地球改造に10日と答えた部下を処刑しています。この直後に別の部下が3日でやると言った時には満足そうにしていたことから、だらだらとしている部下を嫌う傾向にあるのでしょう。

ともあれ、作中では部下に裏切られるということもなかったので、一応の信頼があったのか、恐怖政治を敷いているのかのどちらかになるでしょう。

「この俺にとびきりの若さが戻ったぞぉ！」

ドラゴンボールを短時間で集め、若返りしたいという願いを叶えた際のセリフです。ここから本格的に地球侵略を開始し、圧倒的な戦闘力を持って孫悟空の前に立ちはだかりました。

力を手にしたスラッグは暴れまわりますが、ナメック星人特有の弱点である口笛によって苦戦してしまいました。それでも孫悟空達を苦しめたことには変わりなく、非常に強敵だったことがわかります。

悪の心に染まったナメック星人、スラッグ

スラッグはナメック星人にしては珍しく、悪の心に染まってしまったキャラクターです。ドラゴンボールの悪役は基本的に部下に裏切られていますが、スラッグは珍しくそんなこともなかったキャラクターです。