【ドラゴンボール】タピオンとトランクスの関係は？人物像等も解説！

【ドラゴンボール】に登場するキャラクターの中でも人気のキャラクターの1人であるトランクス。非常に人気が高いトランクスですが、そんなトランクスと関係があるキャラクターの1人が、タピオンというキャラクター。

あまり聞きなれないキャラクターだとは思いますが、果たしてタピオンとトランクスはどのような関係性なのでしょうか。そこで今回は、タピオンについて解説。タピオンの人物像等について紹介していきます。

タピオンの基本情報

 タピオンの特徴

タピオンは劇場版のアニメ「ドラゴンボールZ　龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる」に登場するキャラクターです。タピオンはドラゴンボールZの世界の1000年前に存在していた人物で、かつて南の銀河にあるコナッツ星で暴れていた幻魔人のヒルデガーンと戦い、ヒルデガーンを封印した英雄です。

外見的な特徴としては、モヒカンのような髪型が特徴で、その姿形はドラゴンボールに登場する「界王神」と瓜二つとなっています。また、他の特徴として、タピオンには弟がおり、名前はミノシアと呼ぶそうです。

タピオンの来歴

タピオンはドラゴンボールZの1000年前に、南の銀河にあるコナッツ星で暴れていたヒルデガーンと戦い、封印。その際には二度とヒルデガーンが復活しないようにとヒルデガーンの体を二つに分け、上半身と下半身をタピオンと弟のミノシアの体内に封印しました。彼ら兄弟はその体ごと封印したオルゴールを別々の銀河に移しています。

ところが、ヒルデガーンを復活を企もうとする魔導師ホイの画策により、地球のドラゴンボールによってタピオンは復活してしまいます。そこで孫悟空達と会うことになり、トランクス達と会うことになります。その際には孫悟空が「すげぇ気だ」と話しています。

しかし地球のドラゴンボールによってタピオンの中にあるヒルデガーンの上半身の封印も解かれてしまうことになり、やがてヒルデガーンは復活してしまうことに。

ヒルデガーンは孫悟空によって倒され、タピオンはブルマの作ったタイムマシンに乗って1000年前へと帰っていきました。この際にトランクスに自分が持っている剣をプレゼントしています。

タピオンとトランクスの関係

トランクスはタピオンに良くなついていますが、それはタピオンがドラゴンボールによって復活した時の姿が印象的だったからです。タピオンがオカリナを吹きながら登場したその姿に興味を抱いたトランクスは何かとタピオンに近づいていましたが、タピオンは自分に封印してあるヒルデガーンのこともあって眠れない日々を過ごしていたので、誰も近づけないようにしていました。

しかし、トランクスはそれでもタピオンに近づき、やがてトランクスと打ち解けるようになります。それは、タピオンが持っていた笛を拾い、タピオンに渡したことがきっかけとなります。トランクスは兄ができたように喜び、タピオンは亡くなってしまった弟のミノシアとトランクスを重ねるようになります。

最後はタピオンが持っていた剣をトランクスに託し、アニメではトランクスはこの剣でフリーザを攻撃しています。

タピオンの担当声優

タピオンの担当声優は、結城比呂さん。結城比呂さんはかつて、子安武人さんが手がけたユニット「ヴァイスクロイツ」のメンバーでした。

現在はフリーの声優さんで、主に声優養成所や専門学校で講師を務め、若い人たちの育成の方に力を入れています。

タピオンの名シーンや名セリフ

劇場版に登場したタピオンですが、彼にも印象的な名シーンや名セリフがあります。ここではタピオンの名シーンや名セリフを紹介していきます。

登場時のシーン

タピオンの登場した時のシーンは、オカリナを吹きながら現れるという特徴的なシーンでした。トランクスはこの姿に目を奪われていましたが、オカリナを吹く理由として、タピオンの中に封印されているヒルデガーンをコントロールするためのメロディを演奏するため。

この時もヒルデガーンをコントロールするためにメロディを演奏しており、それが作中での彼のテーマとなっています。

「お前も勇者になりたいだろう！」

作中でトランクスに語り掛けているシーンです。笛の音でヒルデガーンを封印していたタピオンですが復活してしまい、もう一度体内に取り込んで自分を斬れと命じます。できないというトランクスに対し、タピオンが語り掛けたのがこのセリフです。

その後、「頼む…俺を勇者のまま死なせてくれ。奴がもう一度復活したら、もう止められない」と懇願するものの、結局ヒルデガーンは復活してしまいました。

伝説の勇者、タピオン

タピオンは1000年前に活躍した勇者です。1000年後に復活させられ、孫悟空達によってようやく自身が封印していた魔人も倒せました。これでようやく、眠りにつけることでしょう。