アニメでは、最後の24話に少しだけ登場するカロン。大きな体に落ち着いた声、まだ小さいハウメアの保護者のように見えます。ハウメアの自由奔放な感じとカロンの落ち着いた感じがいいコンビ感を出していて人気のペアですね。
アニメだけしか見ていない人やマンガを読み始めたばかりの人は、カロンのことをあまりよく知らないかもしれませんね。
今回は、そんなカロンの能力や素性について詳しく見ていきたいと思います。
カロンの基本情報
名前 | カロン |
性別 | 男 |
所属 | 灰焔騎士団 |
階級 | 守リ人 |
使用する技・術 | 第二世代能力者
派手な爆発能力を使う |
年齢/誕生日 | 28歳/6月22日 |
身長 | 202cm |
声優 | 安元洋貴 |
初登場 | シーズン1第24話「燃ゆる過去」 |
その他 | ハウメアの守リ人 |
カロンの特徴
カロンは白髪で色黒の男性であり、白装束のマークが描かれたハチマキを目隠しのように付けています。ボクサーベルトのようなものを巻き、指の出ているグローブを付けています。興奮すると口数が多くなり、相手をよく質問攻めにします。
派手な爆発を駆使して戦っていたことから第三世代能力者かと思われていたが、それは敵を欺くためのブラフで実際は第二世代能力者でした。受けたダメージを吸収し、出力することでカウンターを炸裂させることができる能力を持っています。
また、シンラのことを「火鼠」と呼んでいます。
カロンの性格
強力な能力の持ち主であるカロンですが、柱であるハウメアを守るという己の使命を忠実に遂行する義理堅い性格であり、利害が一致した際には第八部隊と協闘するシーンも。
彼にとっては己の使命が果たせれば良いのかもしれませんが、伝導者の思想に染まっているわけではなさそうなので、実際は良いやつなのかもしれません。
また、12年前の火事のシーンではハウメアに罵られ素直に謝っていることから素直な性格なんでしょうね。
カロンの能力
「反射のカロン」と呼ばれており、敵の攻撃などで外部から受けた運動エネルギーを熱エネルギーに変換し、爆発を起こすことができる能力を持っています。相手の攻撃を無効化できるのと同時に自分の攻撃力として戦えるため、攻防ともに隙がありません。その反射能力の許容範囲はとても大きく、直径500kmの穴が開く熱線をも吸収し出力して月に大きなクレーターを作っています。
第三世代能力者にとっては厄介な天敵で、能力の理屈がわかっても大きな体躯から繰り出される体術に苦戦を強いられます。総合的に見て、タンクとしてトップレベルの強さでしょう。
カロンとハウメア
カロンはハウメアの守リ人です。守リ人とはアドラバーストである柱を守護する者の事です。
ハウメアは“伝導者”の戦闘員で、白装束のメンバー。プラズマを操る第三世代能力者です。シンラやショウと同じく、アドラバーストを持っており、マインドジャックして人を操ったり、遠くの相手に思考を伝達することができる能力を有しています。
2人は「太陽は輝けど人の子には見えず、深海に近づきたくば心でただ感じよ」という信条なもと目を隠しており、太陽は伝導者そのものでありそこに近づくためには心で感じるべきだという思想を持っています。
カロンと灰焔騎士団
カロンは守リ人として灰焔騎士団に属しています。守リ人とは柱を守る人のことで、各柱に1人、専属の守リ人が付き従っています。カロンは第2柱であるハウメアの守リ人です。第3柱であるショウにはアローが、第5柱であるインカ春日谷にはリツが付いています。
灰焔騎士団にはアドラバーストである柱とその守リ人、騎士団の矛となる屠リ人がいます。ネザーの地下でマキと遭遇したアサルトも元屠リ人でした。
カロンの声優
カロンの声優は安元洋貴さんです。代表的な出演作品に『BLEACH』茶渡泰虎役、『黒執事』アグニ役、『弱虫ペダル』金城真護役などがあります。ハードボイルドな声質で渋い役柄が多い声優さんですね。
カロンの名シーン
アニメではカロンは24話でしか登場しません。12年前、生まれたばかりでアドラバーストに目覚めたショウを連れ去るため、ハウメアと共に姿を表します。シンラの母が鬼になったのを確認してショウを伝導者のもとへ連れ去りました。
まだ小さなハウメアに「返事したら手伝ってくれんのかできねーだろ!だったら黙ってアホヅラ風になびかせてろみてろ!」とボロカスに言われる様はなかなか面白いシーンです。ハウメアの口の悪さは小さい時からだったんですね。
守り人の使命を果たすため、あらゆる手段を講じるカロン
敵対組織である灰焔騎士団に属していながらも、状況によってはシンラ達に協力してくれる事もあるカロン。曲者揃いの灰焔騎士団の中では親しみを持ちやすい人物ではないでしょうか。アニメではこれから第8特殊消防隊と灰焔騎士団がアドラバーストを奪いあう展開が待っているので、カロンの登場する場面も増えてくることでしょう。その強さを存分に発揮してくれる事に期待したいですね。