【となりのトトロ】草壁タツオはメイとサツキのお父さん!職業は大学の考古学の教師!

スタジオジブリの長編アニメーション映画【トトロ】は1988年に公開され、そのファンタジーの世界観やキャラクターのかわいらしさからも今なお根強い人気を誇っています。

このトトロは、本来の作品の魅力の他にもたくさんの楽しみ方が存在しています、キャラクターグッズや都市伝説など原作から派生した物語まで創作されるほどに人気がります。

そして、まだ日本に「イクメン」という言葉が存在する前から、イクメンとして家族を支えるキャラクターが「草壁タツオ」という男性です。

今回は、そんな「草壁タツオ」というキャラクターについてのご紹介をしていきたいと思います。

「草壁タツオ」の基本情報

【となりのトトロ】草壁タツオはメイとサツキのお父さん!職業は大学の考古学の教師!

(C)スタジオジブリ

「草壁タツオ」の基本情報をご紹介します。

「草壁タツオ」の見た目と性格

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草壁タツオの見た目は、一般的な中年男性の風体で巷ではイケメンと噂されています。

性格は温厚で物腰柔らかなしゃべり口調ですが、寝癖があるなど少しおっちょこちょいで頼りないですが、優しく落ち着きがあります。

「お化け屋敷に住みたい」という事が」小さい頃からの夢であった事からも、子供の心を忘れない夢のある大人です。

大人なので、トトロを見ることはできないが、二人の子供の目撃談を疑っておらず「塚森の主だろう」と考えている。

この性格を感じさせるのも声優の糸井重里さんの持つ声の魅力の賜物です、しかし、当初は声優として抜擢されたのは違う人物でした。

当初は、日本でも有名な俳優でもある、イッセー尾形さんが声優を務める予定だったのですが、イッセー尾形さんの事務所から糸井重里さんの方が適任だと紹介があり糸井重里さんがキャスティングされることとなったという逸話があります。

「草壁タツオ」の仕事について

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草壁タツオの職業は、大学の非常勤講師という位置付けではありますが、れっきとした考古学者でもあります。

考古学専攻という事で非常に博学であるという事がわかります、というか大学で教鞭をとっているという時点で頭脳明晰であることがわかります。

さらに考古学者でありながら、家計を支えるために翻訳(主に中国語)の仕事もしている、など努力を惜しまないその姿はとても魅力的なお父さんといえます。

博学で仕事熱心、考古学者として夢を追いかけながらも家族も大切にし、母親不在の不安も感じさせないほどに娘たちを支えています。

これだけ見てみると、本当に「イクメン」どころかパーフェクトな父親ですね。

「草壁タツオ」は何の研究をしている?

考古学といってもその研究の幅はとても広いです、そして草壁タツオはどんな内容の研究をしているのでしょうか?

公式の設定としては、草壁タツオは若い考古学者で大学の非常勤講師をやりながら、翻訳の仕事をして生活しています。

今は、革命的な新学説の大論文を執筆中で、縄文時代に農耕があったという仮説を立証しようと週二回の出勤以外は書斎に閉じこもっていると、宮崎駿監督は設定しています。

新学説の立証とは、とても凄い事を考えていて、とても夢のある人ですね。

「草壁タツオ」の名シーン・名セリフ

「草壁タツオ」の名シーン・名セリフをご紹介していきたいと思います。

「そりゃあスゴイぞ!お化け屋敷に住むのが、子供の時から、お父さんの夢だったんだ。」

【となりのトトロ】草壁タツオはメイとサツキのお父さん!職業は大学の考古学の教師!

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田舎に引っ越してきた「草壁タツオ」とメイサツキはその古びた外観と内装に少し抵抗を感じてしまいます。

2階に上がったサツキとメイは、ここでもまっくろくろすけに遭遇します。

そこで、少し心配を隠し切れないサツキは「お父さーん!やっぱりこのうち、何かいる!」と父にたずねます。

そこで父である「草壁タツオ」から発せられた言葉になります。

父親として、お化け屋敷のような家に住むことが夢であるという、子供の心を忘れない精神も素晴らしいと思います。

仮に経済的な理由や母親の療養の目的でやむなくお化け屋敷のような家に住むことになってしまったとしても、子供に不安感を持たせないよう自身の夢というポジティブな言葉に置き換えて不安感を解消させようとしている姿は本当にいい父親だと感じます。

「うん、お父さんもサツキも、メイが嘘つきだなんて思っていないよ」

【となりのトトロ】草壁タツオはメイとサツキのお父さん!職業は大学の考古学の教師!

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このセリフは多くの反響を呼んでいる「草壁タツオ」がイクメンであり、素晴らしい父親であると言われる由縁です。

この場面はメイがトトロに会った!と、感動してお父さんやサツキに伝えるのですが、証明する事は難しいです、サツキにも少し疑われてしまいます。

そこでメイは「メイ、嘘つきじゃないもん!」とむくれながら本当にトトロに会った事を主張してきます。

そこで、父である「草壁タツオ」はこのセリフをメイに伝えるようになります。

すると、最初は疑っていたサツキも「私もトトロに会いたい!」と答え、メイが言ったようにトトロがいるんだと信じるようになります。

この関りに方により、子供の想像力を伸ばし、自己肯定感を持つことができるようになります。

子供を信じて、子供の世界観を大切にすることは親としてもとても重要な事であると教えてくれます。

まとめ

「草壁タツオ」のイクメンとしての資質は素晴らしいと思います、子供の可能性を伸ばし、夢を与えてあげられる父親であるといえます。

これを1980年代の「イクメン」という言葉がない時代からここまで、子供に献身的に関わる事ができる男性は素晴らしいと思います。