同金です。同金は王騎軍の将軍の1人です。
王騎軍で軍長を任されている人物ですので将としての実力は間違いないはずではありますが、作中での登場は非常に少ないです。
ここでは同金の登場シーン、どのような人物かを紹介します。
同金の基本情報
まずは同金の基本情報を簡単に紹介します。
名前 | 同金 |
性別 | 男 |
所属国 | 秦 |
所属軍 | 王騎軍→騰軍 |
声優 | 未発表 |
初登場 | 13巻 |
初登場は13巻で、王騎軍、第軍長として蒙武の軍を筆頭とする総攻撃部隊の中で動きます。
見た目は強面で、比較的無口なキャラクターのため、性格等は分かりませんでした。左耳に付けたピアスが特徴です。武器は矛を使用します。
声優はまだ分かりませんが、漫画とアニメでは演出が異なることが多いので、同金の活躍やセリフも変わってくることがあってもおかしくありません。
同金の史実における情報
同金の史実における情報ですが、史実での記録は見つかりませんでした。
キングダムオリジナルキャラである可能性が高いのではないでしょうか。王騎軍軍長はオリジナルキャラが多いようです。
同金のこれまでの活躍
同金のこれまでの活躍を紹介します。
趙本陣を攻める
蒙武が率いて趙本陣への総攻撃を仕掛ける時、同金は鱗坊が渉孟を足止めしている間に、兵八千を率い趙本陣への侵攻を図りました。しかし、趙軍は本陣をそのまま山間に移したため、同金隊が趙軍と接触することはありませんでした。この時も同金は深追いしませんでした。山間の戦いの恐ろしさを知っての、瞬時の現場判断でした。
臨武君に敗れる
25巻にて、五万の兵で侵攻してきた楚の大軍に対し、秦は苦しい対応を迫られました。有力な将軍のほとんどが前線に出ていたのですね。かろうじて、張唐と蒙武、それぞれの軍が急行して間に合うかというところでしたが、その危機を救ったのが、王騎軍残党の騰軍五千でした。五万対五千ですから足止めに過ぎませんがそこで一刻を稼ぐことは大きな意味がありました。
同金は鱗坊と共に楚軍を迎え撃ちました。同金の猛進は凄まじく、白麗はその様子を見てすぐに同金が将軍であると察知しました。しかし、同金の目の前に現れたのが臨武君でした。臨武君は楚の将軍で、同金と力量は近いと思われましたが、なんと一撃で同金は臨武君に破れてしまいました。戦闘シーンはわずかの2ページで軍長の中で最もあっけなく敗れてしまったのが同金でした。
同金の名シーン
同金は目立たないキャラクターでありますが、王騎軍の軍長であるため、その死は味方にとってとても大きいものでした。合従軍との開戦の際、楚の臨武君の居場所を知った騰はすぐさま「そこか、同金の仇は」と心の中でつぶやきました。
また、臨武君と対面した録嗚未も「そのおかしな頭を切り刻んで、あの世の同金に食らわせてやる」と臨武君に怒りをむき出しにし斬りかかりました。本来武将の一騎打ちは静観されるのが多いですが、そこへ現れた鱗坊も「同金の弔い合戦も兼ねておる」と2対1で臨武君を仕留めにかかりました。これは珍しいシーンです。
二人の同金への思いの強さが感じられます。しかし、軍長の中で最強と謳われる録嗚未でさえ、臨武君には敵いませんでした。これを踏まえると同金がすぐにやられてしまったのも頷けますね。しかし、後に現れた騰はその臨武君を相手にせず見事同金の仇討ちを果たしました。その時「あの世で、同金、鱗坊、録嗚未と酒でも飲むがいい」と言いますが、録嗚未は死んでいません。騰軍はこのようなユーモアがある軍なので面白いですね。
同金のまとめ
同金は王騎軍第五軍長として、味方からの信頼の厚い人物であったでしょう。残念ながら作中で活躍があまり無いまま終わってしまいました。
臨武君という相手は強かったため、軍長の中では実力が劣るイメージがありがちですが、相手関係を考えても鱗坊等、他の軍長のレベルであったと思われます。