【キングダム】左慈は史実にも実在した?実写での俳優は?名シーンを紹介!

左慈は王都奪還編で出てきたキャラクターです。

竭氏側の武士で肆氏の片腕となっている人物で、たちと戦います。序盤に出てくるキャラクターでは強敵に分類されるキャラクターではないでしょうか。山の民を瞬殺できるほどの実力者です。

登場期間が短く情報が少ない人物ではありますが、ここでは左慈の登場シーンを見ていきます。

左慈の基本情報

【キングダム】左慈は史実にも実在した?実写での俳優は?名シーンを紹介!

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

まずは左慈の基本情報について簡単に紹介します。

4巻で登場します。信、らが成蟜の所へ向かう場面で立ちふさがる敵です。竭氏に仕える暗殺者であり、「人斬り長」という異名を持ちます。暗殺者として登場しますが、それは影の一面であり、本性は生え抜きの武人であると壁が作中で言っています。

見た目の特徴はあまりありませんが、表情をあまり変えず、喋り方も落ち着いた口調で、不気味な印象を与える人物です。しかし、信に切り傷を点けられた時は静かに信を痛めつけ、非常に恐ろしい一面を見せました。自分が天下最強とまで豪語し、プライドが高く、火が付きやすい人物のようです。味方の兵からも恐れられています。武器は剣を使用します。

声優さんに関する情報はありませんでしたが、映画版でも登場するキャラで、そこでは俳優の坂口拓さんが演じられています。

左慈の史実における情報

左慈の史実での情報ですが、左慈が史実でも実際に登場した人物のようです。

しかし史実では後漢書で左慈が登場した際は、曹操とのやり取りが主に記されていて、しかもそれらは左慈が水を張った器から魚を釣り上げたり、市場の人間を全て自分の姿と同じにしたりと伝説的な記録が中心です。

作中の左慈とは時代も違うもので、リンクする部分はありません。キングダムでの左慈は、名前が実在するだけで実質はオリジナルキャラクターである可能性が高いのかもしれません。キングダムでは登場シーンも短いです。名前を引用したのかまでは不明ですが、人物像は作中オリジナルではないでしょうか。

左慈のこれまでの活躍

左慈の活躍をいくつか紹介します。

山の民を破る

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『キングダム』(C)原 泰久/集英社

登場は4巻のみです。成蟜のいる本殿を目指す信、壁、山の民らの前に待ち伏せていたのが左慈と左慈率いる兵でした。左慈の存在は壁のみが知っていましたが、壁の持っている情報と左慈の佇まいから、ただの暗殺者ではないことが伺えます。山の民の1人が果敢に向かっていきましたが一太刀で真っ二つにし、続く二人目も仕留め、たったの二振りで信たちの勢いを止めました。山の民をあっさり倒すのは、竭氏側では相当な実力者に分類されるでしょう。

壁を破る

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『キングダム』(C)原 泰久/集英社

数多くの戦を経験した壁でさえ、左慈のオーラの前で体が動かなくなってしまいました。そこで唯一動いたのが、信で、左慈に斬りかかりました。信はひるむことなく左慈と斬り合いました。いつも一刀で敵を仕留める左慈と互角に戦う信に、左慈の兵も動揺していましたが、それ以上に驚いていたのが壁でした。

そして、もし信が天下の大将軍になるのなら、こんなところで死なせるわけにはいかないと、壁は決心をして左慈に斬りかかりました一太刀目は浅く、次の一太刀で仕留めようとしましたが、左慈は次の瞬間にはもう壁を斬っていました。山の民に続き、壁まで戦闘不能にしました。

左慈の名シーン

【キングダム】左慈は史実にも実在した?実写での俳優は?名シーンを紹介!

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

ここでは左慈の名シーンを紹介します。

4巻で、左慈は信と一騎打ちを繰り広げます。

左慈は一度、信に止めをさしかけましたが、壁の不意打ちにより、信は命拾いしました。斬られた壁を見て激昂した信が左慈に向かいましたが、左慈はあっさりと信を退けます。そして「剣は力、剣は速さ、共に最上を極める俺は天下最強だ」と豪語します。切り傷を一つ付けられたことに左慈は切れ、信をなぶり殺そうとしていました。

しかし、「天下最強」というワードが信に火をつけました。脳震盪が治った信は再び立ち上がります。しかし、流した血の量も多く、余力は最後の一刀分しか残っていませんでした。から受け継いだ王の一刀で左慈を斬ります。左慈も信を斬りましたが、左慈は知らない間に、壁から受けた傷により、パワーもスピードも本来の力を出せない状態になっていたようです。そのため、信は倒れず踏みとどまり、信の一刀が止めとなり左慈は破れました。

信と壁の2人の活躍で左慈は破れました。王宮内で、信が苦戦した戦いの1つです。左慈の戦いが見られるのはこのシーンのみですね。

左慈のまとめ

【キングダム】左慈は史実にも実在した?実写での俳優は?名シーンを紹介!

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

左慈は暗殺者ですが、台詞や一騎打ちでの剣の強さから武人の要素が多い人物です。「人斬り長」という異名もあるほど、周りの人間に恐れられています。武人としてのプライドも非常に高く、激しい気性の持ち主です。信がいなければ、壁含め山の民たちが全滅させられていた可能性すらありますね。

肆氏の片腕なだけある実力者です。ただ、漫画での登場シーンは第4巻のみで、決して目立つキャラクターではないですね。