【NARUTO】うみのイルカが人気の訳とは?生い立ちや人物像まで徹底解説!

【NARUTO】の主人公、うずまきナルトの師匠には、3人の忍がいます。

チームワークや仲間を大切にすることを学んだ「はたけカカシ」、自分の忍道や主力技を学んだ「自来也」。

そして、はじめて自分のことを認めてくれた人物の「うみのイルカ」です。

イルカがいなければナルトは忍になっておらず、ナルトが里の人たちから人間として認められることもなかったことでしょう。

イルカは出番はそこまで多くありませんが、その人柄や立ち位置が人気のキャラクターです。

今回は、うみのイルカの人柄や生い立ち、ナルトとの関わりなどを徹底解説したいと思います。

うみのイルカの基本情報

【NARUTO】うみのイルカが人気の訳とは?生い立ちや人物像まで徹底解説!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

うみのイルカの特徴

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

イルカは木ノ葉の里の忍者アカデミーの講師として、ナルト以外にもサスケやサクラ、シカマル等の担当をしていました。

身体的な特徴としては、茶色のような黒髪をポニーテールに結び、鼻の上に一文字の傷があります。

特別な能力を持った忍ではありませんが、Aクラス任務を複数回こなしていることから、忍としての実力もある程度あることがわかります。

うみのイルカの来歴

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

イルカは父がうみのイッカク、母がうみのコハリの一人息子として産まれました。

しかし、イルカが10歳の頃に起きた九尾襲来によって、両親は命を落としてしまいます。

兄弟もいないイルカはこの時に孤独になってしまい、その心の傷を埋めるようにアカデミーでは無理をして明るく振舞って過ごしていました。

三代目火影・ヒルゼンだけはその孤独に気が付いており、イルカの前で「火の意思」について語っています。

これが、イルカが子供を育てたいと思うきっかけとなっています。

その後は同期のミズキと同じようにアカデミーの教員になり、三代目火影によってナルトの担任に命じられます。

その後はナルトのいたずらに辟易しながらも、ナルトを一人前の忍と認め、額当てをプレゼントします。

その後は中忍試験の際にはナルト達には早すぎると意見し、木ノ葉崩し編では火の意思についてナルトに語っています。

第四次忍界大戦ではナルトを戦場に行かせないように諭しますが、ナルトを止めることはできませんでした。

ナルトとヒナタの結婚式では、ナルトの父親として結婚式に参加し、続編の【BORUTO】ではアカデミーの校長を務めています。

うみのイルカとナルト

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

ナルトにとって、イルカは外すことのできない人物です。

様々ないたずらに苦心し、ナルトの中に入っている九尾に両親を殺されていることもあり心境は複雑でした。

しかし、ナルトもイルカも両親がいない孤独を抱え、誰かに認めて貰いたいと願うその思いが共通していることを感じたイルカは、ナルトを少しずつ認めていく事になります。

ナルトにとっては、初めて自分を一人前の人間と認めてくれた人物であり、三代目火影から受け継いだ火の意思を受け継いでいる人物でもあります。

結婚式の際も、ナルトはイルカに父親代わりとして出席をお願いしていることからも、ナルトがイルカを信頼していることがわかります。

うみのイルカの名シーン・名セリフ

「今はもうバケ狐じゃない、あいつは木ノ葉隠れの里の…うずまきナルトだ」

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

ミズキとの戦闘中、ナルトに対しての思いを吐露したシーンです。

ナルトを自分と同じで人の心の苦しみを知っている人物とし、ナルトを初めて認めるセリフを述べた人物でもあります。

この言葉を陰で聞いていたナルトは大きく涙し、ナルトは影分身の術を習得するきっかけとなりました。

翌朝、イルカはナルトに額当てをプレゼントをし、アカデミーからの卒業を言い渡しています。

「理屈じゃないのさ!その糸を持った奴はそうしちまうんだ…大切だから…」

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

木ノ葉崩しが終結した後、三代目火影の葬儀の最中にナルトから、「なんで人は人のために命をかけたりするのか」と聞かれた時に答えたセリフです。

イルカもナルトも孤独を知るものであり、自分を認めてくれることの喜びを知っている二人。

そうした繋がりは大切だから、命をかけられるのだということです。

これを聞いたナルトも、「なんとなくわかる」と応えています。

「絶対に生きて帰ってこい!!!」

【NARUTO】うみのイルカが人気の訳とは?生い立ちや人物像まで徹底解説!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

第四次忍界大戦中、ナルトを戦場に行くことを止められなかった時のために額当てに残した手紙に書いてあった言葉です。

弟の様に思うナルトを守りたいと説得するイルカでしたが、ナルトはイルカの説得を聞き入れずに戦場に出撃してしまいます。

イルカの優しさが、どこまでもわかるシーンとなっています。

ナルトに大きな影響を与えた「父親」

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

父親のいなかったナルトにとっては、イルカは実の父親よりも一緒にいることが多かった人物です。

誰よりも自分を認めてくれたイルカにナルトは大きな影響を受け、火影になっても、火の意思を受け継いでいく事になるでしょう。