魚人島リュウグウ王国の国王である「ネプチューン」。かつては「海の大騎士」と呼ばれていましたが、その強さはどのくらいなのでしょうか。
あまり彼について知ってる方は多くないと思いますが、ここで彼の人物像、名言・名シーン、強さについて紹介したいと思います。
ネプチューンの基本情報
名前 | ネプチューン |
性別 | 男 |
所属 | リュウグウ王国 |
種族/出身地 | 人魚/魚人島リュウグウ王国 |
懸賞金 | なし |
悪魔の実 | なし |
使用する技・術 | 人魚柔術(マーマンコンバット)・海流一本背負い(ウルトラマリン) |
年齢/誕生日 | 70歳/7月3日 |
身長/体重 | 1220 cm/不明 |
声優 | 稲葉実 |
初登場 | 62巻、第611話(“ホーディジョーンズ”) |
その他 | 妻:オトヒメ 娘:しらほし 息子:フカボシ・リュウボシ・マンボシ |
ネプチューンの特徴
ネプチューンは身長が12メートルと大きく、逆三角形の屈強な体の持ち主です。その屈強の体から海神ネプチューンの異名を持っています。
オレンジ色のもじゃもじゃした髪とひげをしており、常に王冠と三叉槍を身に付けています。また、シーラカンスの魚人で青い尾ひれを持っています。
ネプチューンの性格
屈強な体とは裏腹に性格は優しく温厚で、部下や国民からも親しまれています。その性格からか、ルフィたちを迎えに勝手に下界に降りたときは、国王であるにもかかわらず部下の右大臣や左大臣から怒られています。このことからも普段から威張ったりせず、謙虚な性格が伺います。
ネプチューンの口癖
ネプチューンは言葉の語尾に「~じゃもん」と付ける口癖があります。ほとんどのセリフでこの口癖を言ってます。
また口癖ではないですが、ゾロの名前だけはなぜかいつも「ゾリ」と間違えています。
ネプチューンの能力や技、強さ
ネプチューンには悪魔の能力はなく、フカボシ同様に人魚柔術(マーマンコンバット)という武術を使います。ジンベエなどが使う魚人柔術と文字は違いますが、ほぼ同様の武術です。ホーディたちに竜宮城を攻められたときには、海流一本背負いことウルトラマリンという技で大きな海流を起こし、ホーディの手下たちを一掃しました。
かつては「海の大戦士」と呼ばれるほどの生きる伝説として語られていますが、現在では加齢により体が衰えており、ゾロ達との戦闘シーンでは持病のギックリ腰を起こしてしまい、あっさり捕らえられてしまいました。海の大戦士と呼ばれていた時代の戦闘描写は現在のところ無く、どのような戦いぶりであったかは不明です。
ネプチューンの登場シーン
ネプチューンは第611話”ホーディジョーンズ”で初登場しました。麦わらの一味は魚人島に向かう途中の深海で、遭遇したクラーケンを倒し、いじみられているサメを助けました。このサメがネプチューンの娘しらほしのペットであったため、その恩返しに麦わらの一味を竜宮城に招待するために下界に降りてルフィたちの前にあらわれました。
ネプチューンとロジャー
ロジャーが光月おでんを引き連れて2周目の航海に出た際(26年前)、当時王に即位したばかりのネプチューンと出会っています。この時の会話から、2人はすでに面識があったものと思われます。ここでネプチューンはロジャーに頼まれて海の森に連れていき、光月おでんに歴史の本文(ポーネグリフ)を読んでもらいました。
ネプチューンの声優
ネプチューンの声優をしているのは稲葉実さんという方です。賢プロダクションに所属しており、1975年から活動しているベテラン声優です。代表作に「機動戦士ガンダムAGE」のメデル・ザント、「はじめの一歩」のMr.サカグチ、「忍たま乱太郎」の飛蔵などがあります。
ネプチューンの名台詞・名シーン
「古い法律もまた…”呪い”じゃもん……」(66巻、第648話”タイヨウへと続く道”)
魚人島では古くから人間に輸血をしてはいけないという法律があります。ホーディとの闘いで大傷を負い、輸血が必要となったルフィ。しかしルフィの血液型(F型)にあう人間はいなかったため、魚人の血液が必要となりました。
しかし、法律や慣習からためらう魚人たちの中で、ジンベエがためらわず名乗り出てくれました。とまどう大臣でしたが、そこで言ったネプチューンの一言です。ここからもネプチューンの優しく思慮深い性格がうかがえます。
「我が妻を殺した者を…!!!なぜブチ殺してはならんのか!!!わしには到底わからんのじゃもん!!!!」(64巻、第627話”かたじけない”)
10年前、リュウグウ王国の海上移設の署名活動を行っていた妻のオトヒメ。しかしオトヒメは人間によって暗殺されてしまいました。ネプチューンはその後、自らの殺意が収まるまで竜宮城の「硬殻塔」に閉じこもりました。その時、そばにいた左大臣に言った言葉です。
オトヒメの「復讐は復讐をうみ、その連鎖は子供たちの心を荒ませてしまう」という考えに賛同はしているネプチューンですが、愛するオトヒメが殺されたことで人間に対する怒りを表したシーンです。