【ワンピース】サンファン・ウルフの大きさや能力は?悪魔の実は不明?

サンファン・ウルフは、頂上戦争編にて登場する巨人族のキャラクターです。悪魔の実の能力者でもあり、元々大きい身体をさらに大きくすることができる能力を持っています。

語尾に「つった」と付くのが口癖ですが、黒ひげ海賊団の幹部であり「十人の巨漢船長」の1人として、七番船の船長も務めています。

この記事ではサンファン・ウルフの基本情報や名セリフを紹介していきます。

サンファン・ウルフの基本情報

サンファン・ウルフの基本情報は以下の通りです。

【ワンピース】サンファン・ウルフの大きさや能力は?悪魔の実は不明?

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

大きな身体にとぼけたような表情が印象的なサンファン・ウルフは、のんびりとした話し方をしていることから一見穏やかそうな性格なのでは?と思われがちですが、黒ひげの部下ということもあり、見た目にそぐわない荒々しい性格をしています。

元は大監獄インペルダウンのLv6フロアに収容されていた凶悪な犯罪を犯した囚人であり、エースクロコダイルも同じフロアに収容されていました。

十人の巨漢船長とは?

【ワンピース】サンファン・ウルフの大きさや能力は?悪魔の実は不明?

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

十人の巨漢船長とは、黒ひげ海賊団に所属する9人の幹部たちを指しています。「十人」っと言われていますが、現在9人しかおらず、10人目の船長は不明です。元々は4人だったのですが、サンファン・ウルフを含む大監獄インペルダウンに収容されていた死刑囚たちを仲間に加え、戦力アップを図りました。

また、「巨漢船長」と言う名の通り、サンファン・ウルフ以外のメンバーもほぼ全員3m以上の体格をしており、全員並んだときの迫力が凄まじいものです。巨漢船長たちはそれぞれ1つずつ自分の隊を持っており、サンファン・ウルフも七番船の船長として部下を率いています。

頂上戦争編で各々の実力を見せつけてきた船長たちですが、麦わらの一味の最大の敵として立ちはだかるだけではなく、今後10人目の船長として誰が仲間になるか明かされるでしょう。ますます今後の活躍が期待されます。

悪魔の実は不明?

【ワンピース】サンファン・ウルフの大きさや能力は?悪魔の実は不明?
『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

サンファン・ウルフは悪魔の実の能力者ではありますが、悪魔の実の名称は明らかになっていません。ただ、「巨大化できる」という能力は明らかになっているので、いずれどこかで悪魔の実の名称が明らかになる可能性があります。

この巨人化できる能力ですが、巨人族の10倍以上の大きさになることが可能ということしか描かれておらず、サンファン・ウルフの詳しい戦闘能力についても明らかになっていません。身長がワンピースに登場するキャラクターの中でも一番大きいサンファン・ウルフがさらに大きくなる能力を使った攻撃にどのような技があるのか、悪魔の実の正体も含めて今後の登場が楽しみですね。

サンファン・ウルフの声優は小野健一(おのけんいち)さん

サンファン・ウルフの声優を担当したのは、小野健一さんです。「小野健一」という名前は芸名であり、本名は「小野喜久男(きくお)」さんと言います。

声優だけではなく俳優としても活動している小野さんは、サンファン・ウルフ以外にもMr.11役やドルトン役などワンピースに登場する脇役も務めています。

紳士な役やダンディーな見た目の男性キャラクターを演じることが多いですが、ゲーム「ぷよぷよ7」では可愛らしくも男らしい、りすくませんぱい役を演じるギャップを見せています。

サンファン・ウルフの名セリフ、名シーン

サンファン・ウルフの名セリフや名シーンを紹介していきます。

登場シーンは現段階で少ないながらも、存在感が強く黒ひげ海賊団の幹部としての実力はいまだに不明となっています。

初登場シーン

【ワンピース】サンファン・ウルフの大きさや能力は?悪魔の実は不明?

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

サンファン・ウルフの初登場は、59巻に収録されている第575話"言葉なき怒り"です。頂上戦争編の終盤、エースが亡くなったあと一番のクライマックスともいえるタイミングで登場します。

通常の巨人族の約14倍ともいえる大きさのサンファン・ウルフは、マリンフォードにある旧海軍の要塞からもはみ出るほどの大きさで、ティーチが率いる黒ひげ海賊団の「十人の巨漢船長」として姿を現しました。

他の幹部たちに比べて頼りない印象を与えたサンファン・ウルフですが、インペルダウンの死刑囚だったこともここで明らかになりました。

身体に力も入らねー

【ワンピース】サンファン・ウルフの大きさや能力は?悪魔の実は不明?

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

新世界編が始まる前、海に浸かっているサンファン・ウルフが言ったセリフです。

サンファン・ウルフは巨人族の中でも特に大きい身長であるにも関わらず、「足ギリギリだ、身体に力も入らねー」と言っています。サンファン・ウルフでも海の中で足がつかないほど深い海なのかと思いきや、実はそうではなく「悪魔の実の能力者だから力が抜けてしまった」という意味合いが込められていました。

サンファン・ウルフの巨体は「悪魔の実が関係している」とワンピースに登場したキャラクター解説が書かれた「VIVRE CARD~ONE PIECE図鑑~」という公式ファンブックに記載されていたのです。このセリフとファンブックの情報からサンファン・ウルフは悪魔の実の能力者であることが確信となりました。

サンファン・ウルフは多くの謎に包まれたキャラクター

【ワンピース】サンファン・ウルフの大きさや能力は?悪魔の実は不明?
『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

大きな身体で圧倒的な存在感を放つサンファン・ウルフですが、登場してから結構な時間が経っているにも関わらずいまだに多くの謎が残されています。麦わらの一味にとって黒ひげ海賊団は敵という立ち位置にいますが、サンファン・ウルフはなぜか憎めない見た目をしている魅力的なキャラクターです。

悪魔の実の能力者でありながらも何の実なのか、穏やかそうに見えるのにインペルダウンのLv6フロアに収容されていたことからサンファン・ウルフにどんな過去があるのか。まだまだ謎の多いサンファン・ウルフですが、今後も登場する可能性は大いにありますので、徐々に詳しい情報が明らかになることが期待できます。