【ワンピース】ドルトンがかっこいい!悪魔の実の能力は?強さや声優を紹介!

ドルトンはワンピース東の海編で登場するドラム王国の守備隊長です。ドラム王国の国王であるワポルに仕えており、その前であるワポルの父親の代から王族の臣下であるためワポルのことが幼い頃から知っています。

チョッパーの師匠であるヒルルクやDrくれはとも親交があり、悪魔の実「ウシウシの実」の能力者でもあります。

この記事ではドルトンの基本情報や「ウシウシの実」について紹介していきます。

ドルトンの基本情報

【ワンピース】ドルトンがかっこいい!悪魔の実の能力は?強さや声優を紹介!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ドルトンは大きな体格から元は守備隊の隊長、現在は30代前半という比較的若い年齢で王族出身ではないものの、出身である旧ドラム王国をサクラ王国と名前を変え、王として国を治めています。いかつい見た目ではありますが、好きな食べ物が栗ご飯という可愛らしい一面も持ち合わせているのです。

性格は基本的に温厚で物分かりの良い優しい人であり、質問にはどうでもいい情報を加えて回答するというおちゃめさんです。

ドルトンの登場シーン

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ドルトンの初登場シーンは、コミックス15間に収録されている第132話「"ね"」です。ナミの体調を治そうと船を進めていたルフィたちは、冬島と呼ばれている「ドラム王国」を見つけ、上陸しようとします。しかし、その行く手を阻んだのがドラム王国守備隊で体調を務めているドルトンでした。

ドルトンたちはルフィたちを追い出そうと攻撃を始め、ゾロサンジたちも反撃しようとしますが、ビビとルフィが医者を呼んでくださいと土下座をする姿を見て、上陸を許可します。

東の海編から2年後である世界会議編が収録されているコミックス90巻、第906話「"聖地マリージョア"」にてチョッパーの師匠であるDr.クレハとともに再登場するのですが、守備隊長ではなくドラム王国改めサクラ王国の国王になっています。

ウシウシの実とは?

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ドルトンが所持している悪魔の実「ウシウシの実」とは、名前からも想像がつく通り、野牛(バイソン)がモデルとなっており、必要に応じて身体ごと野牛に変えることが可能な「ゾオン(動物)系」の能力です。

武器は使わず突進での攻撃となるため、野牛の姿にならずとも目にも止まらない速さで相手に切りかかることができるほどのスピードを見せつけます。さらに、野牛の姿になると倍のスピードを出すことが可能です。

ワンピースの中でもゾオン系の能力が登場したのはドルトンが初めてのキャラクターであり、読んでいる読者にもインパクトを与えました。

攻撃も身体を使ったものが多く、フィドル"突撃(バンフ)"という技は目の前にいる敵が複数いようと関係なしに凄まじい勢いで突進してきて相手を吹き飛ばす完全パワー型の技です。

ドルトンの声優は小野健一(おのけんいち)さん

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ドルトンの声優を担当したのは、声優だけではなく俳優やタレントとしても活躍している小野健一さんです。

1983年から声優としての活動を始め、子供向けアニメから少年漫画が原作のアニメなど幅広く様々な作品に出演しています。ワンピースでの出演はドルトンだけではなく、「エピソードオブ東の海」でギン役の声優も担当しました。

海外ドラマや洋画の吹替も担当しており、もしかしたら聞いたことがある方もいるかもしれませんね。

ドルトンの名言、名シーン

ドルトンの名シーンや名セリフを紹介していきます。

ドルトンは正義感の強く、ドルトンの性格が分かるようなセリフがほとんどです。

馬鹿につける薬はないのだから!

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

今までワポルの臣下として行動していたドルトンが初めてワポルに対して怒鳴ったシーンです。

ワポルが王となり好き勝手に政治を行うことに対して疑問を抱いていたドルトンでしたが、自身の立場があるため何も言えずにいました。しかし、命を落としてまで国に反対を見せたヒルルクなどの姿を見て、ついにその思いを爆発させます。

チョッパーやヒルルク、Dr.くれはなどドラム王国は他の国や島よりも医療が発達している国です。人を治療するための医学がどんなに発達していても、ワポルのように好き勝手する国王を治す薬はないと言い切ったドルトン。守備隊の隊長として今まで一番近くでワポルの暴挙を見ていたドルトンだからこそ言えるセリフです。

国に"心"を望んで何が悪い!

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

独裁政治を続けているドラム王国の国王のワポルたちに対してかけた言葉です。

今まではドルトンを含め国全体がワポルの言いなりでしたが、前々からドルトン自身もワポルのやり方には疑問を抱いており、独裁政治から国を守ろうとしたヒルルクや若いながらに王女として国民のことを第一に考えているビビのことを思い出し、ワポルに反逆するドルトンなりの覚悟が込められていることが伝わってきます。

このドルトンの悲痛な叫びを聞いていたビビにも、ドルトンの言葉が刺さっていることが同じシーンにて分かります。

ドルトンのまとめ

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

守備隊の隊長として如何なる者もドラム王国に入れない、海賊なんてもってのほかというようにルフィたちに対して銃を向けてきました。そして、国王であったワポルに反抗してまで国を良くしたいと行動を起こすことはなかなか簡単にできることではありません。

また、ウシウシの実はドルトン並に大きな体型でないと本来の力が発揮できないような能力であるため、ドルトンらしい能力と言えます。

ドルトンは現在もサクラ王国で国王を務めており、ルフィたちにも何かと手を貸しているので、今後の展開でも改めて登場する可能性は大いにあると言えます。