【ワンピース】ステリーは王になっていた!?声優や奥さんなどの家族構成も紹介します

「ワンピース」において、ルフィの子供のころの回想編にて、サボの義弟として登場したステリーです。外面はいい子を演じていますが、その中身はクズなステリーは、まさにワンピースにおける嫌な貴族の象徴です。

その後、大人になったステリーはゴア王国の国王に即位しており、世界会議(レヴェリー)に参加して、しらほしなどと会っています。

世界会議の再登場時に、思い出した読者の方もいると思いますが、今回はそんなステリーの経緯や声優、家族構成について紹介していきたいと思います。

ステリーの基本情報

【ワンピース】ステリーは王になっていた!?声優や奥さんなどの家族構成も紹介します

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ステリーの特徴

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ステリーはキノコ頭に憎たらしい目をしています。ゴア王国の回想編での初登場時ではサボより2歳年下の8歳で、正確な身長は不明ですが子供らしい小さな見た目でした。

12年後の世界会議編で再登場した際には20歳で身長も180cmと少し大柄な風格になっていました。

ステリーの性格

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

回想編での子供時代から貴族至上主義、差別志向が強く、貴族以外はゴミという考えをもっていました。

12年後の世界会議ど再登場した際も、リュウグウ王国の魚人たちをみて奇病が移るという迷信を信じて気絶しており、差別志向に加え無知な面、気が弱い面が伺えます。

また、世界会議での再登場時、ただの貴族であるステリーがゴア王国王妃と結婚し、その後国王らが謎の死を遂げたことから、おそらくステリーの仕業であることが推測でき、ステリーの出世志向と手段を選ばない性格が伺えます。

また、天竜人になりたいという夢があり、そこからもいかに権力を手にしたい性格かがみられます。

一方、気弱なことに加え、落ち着きのなさもよく描かれています。赤い港(レッドポート)からマリージョアに向かうボンドラに乗ってるとき、カラスが来ただけでボンドラのシャボン玉が割れると喚き、腰を抜かしています。

ステリーの初登場

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ステリーは60巻第586話”悪臭のする町”にて、ルフィとエースと一緒に修行していたサボが義父のアウトルックⅡ世に高町に連れ戻された際、新しく養子に迎え入れたサボの義弟として登場しました。養子なので実の両親は明らかにされていません。

義理の両親の前では礼儀正しく振舞うステリーですが、サボと二人きりになると「お前」呼ばわりするなど、性格の悪さが出ています。

また、翌日に不確かなものの終着駅(グレイターミナル)が焼き払われることをサボに伝えています。

その後は後述する82巻第823話まで全く登場しませんでした。

ステリーの再登場

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ステリーは82巻823話”ざわつく世界”にて、世界会議(レヴェリー)に向かってローグタウンで滞在してるゴア王国王妃サリー・ナントカネットとともに後ろ姿で再登場しています。

その際、ホテルマンに向かって「目障りだ、ゴミは早く消えたまえ」と言っており、相変わらずの差別思想が伺えます。

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

その後、90巻第905話”美しい世界”、聖地マリージョアに向かう途中の赤い港(レッドポート)にてゴア王国国王として登場しました。その際、ガープに「クソガキ」と言われ面喰らっていました。

また、国王に就いた経緯に関しては、元国王と王子の不審な死によって数か月前に王座についたと記載されており、ステリーの策略による即位が推測されます。

そこからはガープやリュウグウ王国のしらほしなどとともに聖地マリージョアに向かいます。

その際、魚人に触れると奇病うつるという迷信を信じて、気絶しています。また、その途中のボンドラ内にて、護衛に紛したサボに声をかけられています。

マリージョアに到着後、虚(から)の玉座にて独裁の欲を持たない誓いを立てるよう連れられたステリーですが、その玉座を見て「座りてぇ~」と心の中で言っています。

ステリーの声優

幼少期のステリーの声を務めたのは坂本千夏さんという女性の声優です。坂本千夏さんの代表作としては「となりのトトロ」のメイ、デジモンアドベンチャー:」のアグモン、「平成天才バカボン」のはじめちゃんなどがあり、子供の役を演じることが多いです。

一方、12年後の20歳になったステリーの声を演じたのは鳥海浩輔という男性の声優です。鳥海浩輔さんの代表作としては「NARUTO」の犬塚キバ、「ハイキュー!! TO THE TOP」の佐久早聖臣、「テニスの王子様」の千石清純などに出演しています。

ステリーの名台詞

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

「この国の汚点は全部燃やすって言ったろ」(60巻第586話”悪臭のする町”)

不確かなものの終着駅(グレイターミナル)が焼き払われることをサボに伝え、そこには多くの人がまだ住んでいるのに焼き払うとはどういうことだとサボが詰め寄った時にステリーは言ったセリフです。

ステリーもですが、ゴア王国の全貴族の恐ろしい思想が垣間見えたシーンです。

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

「座りてぇ~!!!」(90巻第907話”虚の玉座”)

誰も座ることの許されない、世界の中心である虚の玉座を見たときのステリーのシーンです。

この表情といい、ステリーの強欲な部分が特に表されているシーンです。

強欲で差別的な思想から国王まで上り詰めたステリー

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ゴア王国の貴族の中でも特に差別思想が強く、強欲なステリー。当初はサボの義弟として登場して終わりかと思っていましたが、世界会議で国王となって登場し、差別思想は一層高まっているように感じました。

ゆくゆくは天竜人になりたいと考えてるステリーは、その出生も明らかにはされておりませんので、今後また登場する可能性もありそうです。

ワンピースに登場するいわゆる嫌な貴族の象徴ともいえるステリーですので、今後どのような展開をみせるのか楽しみでもあります。