【ワンピース】シャクヤクの正体や強さは?ロックスとの関係について

シャクヤクは、シャボンティ諸島でバーを経営している情報通な女性です。魚人のハチとはハチが幼少期からの友人で、ロジャー海賊団の副船長レイリーとは婚姻関係にあります。

シャッキーという愛称で親しまれており、特徴的なおかっぱ頭に常に煙草を手放さないヘビースモーカーであるにも関わらずとても60代には見えない美貌で麦わらの一味を驚かせました。

この記事ではシャクヤクの基本情報や名セリフについて紹介していきます。

シャクヤクの基本情報

シャクヤクの基本情報は以下のとおりです。

【ワンピース】シャクヤクの正体や強さは?ロックスとの関係について

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ルフィのことを「モンキーちゃん」と呼び可愛がっているため、仕入れた情報を無償で提供したり、一時は解散状態となった麦わらの一味が再結集するまでの2年間サニー号を保護したりと何かと協力してくれる心強い味方です。

噂好きであるためシャボンティ諸島で起こっている事柄に詳しく、更に分析能力にも長けているので頭の回転が非常に速いです。

シャクヤクの初登場シーン

【ワンピース】シャクヤクの正体や強さは?ロックスとの関係について

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

シャクヤクの初登場シーンは、コミックス51巻に収録されている498話「"11人の超新星"」です。シャボンティ諸島に到着したルフィたちが魚人のハチに連れられて訪れたバーの店主として登場します。

着いて早々好き勝手するルフィたちに対してはっちゃんの友達だからとお金を貰うことはせず、ルフィたちの制止に入ったチョッパーにわたあめをサービスする一面、「ぼったくりBAR」の名前の通り、普段は客から高額な料金を支払うように命じるなどある意味商売上手な面も見せており、たまたまその現場を見てしまった麦わらの一味もこれには引いている場面も。

麦わらの一味にレイリーの元へ向かうよう仕向けたり、11人の超新星について説明をするなど、ルフィたちを全面的にサポートする姿勢を見せています。

ロックスとの関係は?

【ワンピース】シャクヤクの正体や強さは?ロックスとの関係について

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

シャクヤクは以前海賊をしていたことが本人の口から明かされていました。レイリーとの関係を見ているとロジャー海賊団に所属していたと勘違いしてしまいますが、それよりも前に名を馳せていたロックス海賊団に所属していたのです。

シャクヤク自身はロックス海賊団に所属していたことまでは明かしていませんが、「ガープに追いかけられたことがあるわ」とルフィたちに話しています。ガープとは、海軍の中でも階級が中尉でありルフィの祖父に当たる人物です。ガープの「ゴッドバレー事件」によってロックス海賊団は見事壊滅。その結果、ガープは海軍の英雄とまで呼ばれるようになったのです。

また、読者が尾田先生にシャクヤクとロックスの関係を質問したところ、明らかに挙動不審な回答を見せたため、シャクヤクがロックス海賊団に所属していたのは事実であることが確定しました。

シャクヤクが初登場シーンで、一見非力そうに見えるのに気絶させるまで客を締めることが出来るほどの強さを持っていたのは、ロックス海賊団で培った戦闘能力であると判断できます。

シャクヤクの声優は浅野真澄(あさのますみ)さん

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

シャクヤクの声優を担当したのは、浅野真澄さんです。518話までは鶴ひとみさんがシャクヤクの声を担当していましたが、2017年11月に亡くなってしまったため、870話から浅野さんが担当することになったのです。

声優の活動以外にも、作者としての活動もしており、2018年に「ハヤテのごとく!」の作者である畑健二郎さんと結婚したことを報告。畑さんとは元々同人活動を行っており、浅野さん自身も「ハヤテのごとく!」で朝風理沙役を演じていました。

ツンデレキャラやクールキャラ、お姉さんキャラの声を演じることが多く、鶴さんから引き受けたシャクヤクの声も違和感がありません。

シャクヤクの名セリフ、名シーン

シャクヤクの名セリフや名シーンを紹介していきます。

彼らはその波に負けちゃいけない

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ルフィ以外の麦わらの一味がバーソロミューくまによってバラバラの島に飛ばされてしまった同時刻、ぼったくりBARにてはっちゃんとケイミ―が心配する中、シャクヤクが呟いたセリフです。

バラバラにされたことで、ルフィたちは一度航海は辞めて各々力をつけて必ず戻ってくる、そしてまた1人も欠けずにシャボンティ諸島で再会しようと誓い合います。今まで一緒だった麦わらの一味が始めて全員合意の上で別行動をとることになったきっかけでもあります。

シャクヤクは続けて「時代が少しずつうねり始めている」と言っているのですが、まるで麦わらの一味が各々の力をつけるために一度バラバラにならなければいけない状況と各々がきちんと力をつけて再会できることを予知しているように見えます。

レイリーと一緒に麦わらの一味の再出発を見守るシーン

【ワンピース】シャクヤクの正体や強さは?ロックスとの関係について

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

2年間の修行から戻ってきた麦わらの一味を魚人島へ送り出したシーンです。レイリー自身は2年間ルフィに修行を付けており、師匠と弟子という関係が築けていました。シャクヤクもそんな2人を見守り続けていた1人です。

2年後、無事に麦わらの一味が全員揃って再会でき、魚人島目指して出発していく姿を感慨深そうな表情で見つめていました。そして、ルフィはもちろん、レイリーの心情も察したかのように寄り添いながらも静かに話しかけるシャクヤクの姿にグッときます。

多くは語り合わなくてもレイリーと通じ合うことが出来るのは夫婦だからこそできる距離感ですね。

シャクヤクは噂好きな心強い味方

【ワンピース】シャクヤクの正体や強さは?ロックスとの関係について

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

とても60代には見えない外見の美しさだけではなく、芯の強さや優しさを兼ね備えたシャクヤクは、細かな情報収集を元に的確な分析をしてくれる麦わらの一味にとっても頼れる存在です。

自身がロックス海賊団に所属していた過去があるからこそ、はっちゃんが海賊を辞めたと報告を受けたときに辞めて正解だという返答をしていたのも妙に説得力があります。また、レイリーとの深く干渉しあわない長年連れ添ったからこその絶妙な関係性も目が離せません。

現在もシャボンティ諸島にてぼったくりBARを経営しており、得意の情報収集で麦わらの一味を手助けしていることから、今後もレイリーと共に再登場する可能性があるでしょう。