【進撃の巨人】フクシは死亡した?劇中での活躍と演じた俳優も解説!

劇場版「進撃の巨人」で登場するオリジナルキャラクターのフクシ。原作版では登場しない彼は一体どんな活躍を劇場で見せてくれたのでしょうか。また劇場版の各キャラクターにはキャッチフレーズがつけれられています。フクシには「悲しみの守護星」これの意味や、フクシを演じた俳優についても解説していこうと思います。

フクシの基本情報

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フクシの特徴

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フクシは黒髪短髪で整った顔が特徴の男性で、他の登場キャラクターと同様にアジア人寄りな外見です。また調査兵団内にリルという恋人がいるのも特徴で、劇中シーンでは常に一緒に行動している様子が映されていました。

フクシの戦闘能力

フクシの戦闘能力について解説をしていこうと思いたいのですが、残念ながら立体起動装置を使った戦闘や巨人との戦いが一切映し出されていませんでした。しかしdTVオリジナルドラマ「進撃の巨人 反撃の狼煙」第3話にてフクシは対人格闘訓練ではずば抜けて優秀な成績を残しているシーンがあり、恋人のリルに次ぐ格闘スキルの持ち主でした。

フクシとリルの関係

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劇中では珍しく、リルという恋人が同じ兵団にいるフクシ。恋人のリルとは訓練生時代の頃から同期で、2人は対人格闘では1、2を冠するセンスの持ち主たちでした。2人が付き合いだしたきっかけはリルはその強すぎる格闘能力ゆえに自分の暴走が止められないことをひどく悩んでいました。そこで自分よりも強い人と一生を添い遂げたいと思うリルにフクシは挑み続けてボコボコにされる日々でした。勝てない日が続くなかでもフクシはリルを受け入れることを宣言して、リルはフクシを受け入れて交際に至りました。

そのままの勢いで2人は「結婚をします」と団員たちの前で宣言しました。しかし、劇中の舞台となる時代では結婚をするためには国からの許可と壁外調査を終えて生きて帰ってこないと出来ない決まりがあり、それを知っているヒアナだけは大人な反応でした。

そんな中で嫉妬によりフクシとの結婚を一方的に破棄すると言い出すルリ、さらには「私の唇を奪えた人と結婚する」とまで言い始め周囲は困惑。立体起動装置で逃げるリルに殺到するリルに好意がある兵士たち、しかしフクシはリルを諦めたくない一心で追いかけ無事にリルの唇を奪い元通りの関係になりました。

その後も劇場版では廃墟で他の兵士たちに隠れて逢い引きをしているシーンなどもあり順調な交際が続いているのだと思われます。「悲しみの守護生」というキャッチフレーズも愛するリルをどんな困難からも守るフクシの思いからつけられたのだと思われます。

フクシの最期

巨人との戦いが激しくなる一方でリルとの交際も順調に進めるフクシ。ある日廃墟でルリとたまさかの逢瀬を楽しんでいる最中に大量の巨人が兵団たちを襲撃しました。崩壊する建物次々に襲われて食べられていく兵士たち、フクシもその内の1人でした。犠牲になった描写は流れておらずリルが必死に声をかけている状態でした。無残にも下半身を食い千切られたのか誰が見ても助かる見込みはない状況でリルだけが諦めきれずに涙を流すあっけない最期でした。

フクシを演じた俳優

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実写版進撃の巨人でフクシを演じたのは俳優の渡部秀さんです。秋田県出身の1991年10月26日生まれ、G-STAR.PRO所属です。高校在学中にJUNON主催のジュノン・スーパーボーイ・コンテストにて準グランプリを受賞して2010年には自身初の連続テレビドラマ主演作「仮面ライダーオーズ/OOO」に主人公の火野映司役を演じました。また、「仮面ライダーオーズ/OOO」放送前に公開された「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」では特別出演ながらも映画初出演を果たしました。

特撮俳優である渡部さんは玩具コレクターでもあり、出演映画のメイキング映像では撮影スタッフからいじられる様子が残されています。また、小さい頃から仮面ライダーに強く憧れており、仮面ライダーオーズの最後のステージでは仮面ライダーになることが子供の頃からの夢で諦めずに頑張ってきてよかったと語っています。

その他の代表作品は「科捜研の女」では2017年のシーズン16から2020年のシーズン20まで現在出演しています。また、舞台では「罪男と罰男」にて俳優の松島翔太さんとW主演で出演するなど、テレビだけでなく舞台などマルチに活動をしている俳優です。

フクシの名台詞・名シーン

ここで劇場版で活躍したフクシの名台詞・名シーンを紹介しようと思います。

「大丈夫、僕が守るよ」

【進撃の巨人】フクシは死亡した?劇中での活躍と演じた俳優も解説!

召集された兵団の面々が食事を取っている中でジャンが周囲に悪態をついてネガティブな雰囲気を撒き散らしているとリルが巨人への恐怖のあまりに頭を抱えてひどく怯えて取り乱してしまいました。そこで隣で座っていたフクシがリルの両手を掴み抱きしめるようにささやいた台詞です。対人格闘がいかに強いリルでも未知の存在である巨人に対しては恐怖心が勝ってしまい1人の女性になってしまいます。フクシのリルに対する愛を再確認できるシーンでもありました。

「僕と勝負してくれ!僕が勝ったら付き合ってください!」

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訓練兵時代からリルのことが好きだったフクシは、毎日リルに挑んではボコボコにされて負けていました。それでも諦めきれないフクシはリルに勝負で勝ったら交際してくれと申し込みました。戦いはリルの優勢でしたが、フクシは「巨人なんて怖くない!」と宣言してリルを抱擁しました。その言葉と行動に心打たれたリルはフクシと交際。1人の女性をずっと好きでいようとするフクシの覚悟が溢れ出るシーンです。

フクシは不遇な時代に負けず愛を貫いた男の中の男

愛する人と一緒になることすら簡単に認められない時代。そんな中でフクシはリルという愛するただ1人の女性を守るために生きていました。最期は巨人との戦闘の犠牲となり命を落としますが愛を象徴するにもっともふさわしい人物だったと思います。