「進撃の巨人」のスピンオフ作品Before the fallのキュクロとは?出生の秘密、またシャルルとの関係やリヴァイに似てる点、またキュクロの結末はどうなるのか?
読んだことない方も、知っていてキュクロについて調べた方もいらっしゃると思いますが、改めてご紹介していきます。
キュクロの基本情報
名前 | キュクロ |
性別 | 男性 |
所属 | 調査兵団 |
初登場 | 原作1巻第1話「巨人の子」 |
キュクロの特徴
キュクロは長い髪が特徴で、目は細目、顔に多きなき傷があります。その傷がちょうど右目のところにある為右目を閉じているか髪の毛で隠れていることが多いようです。そしてとても端正な顔立ちをしており、いわゆるイケメンの部類でしょう。
キュクロの性格
キュクロは長く監禁されていたため、とてもタフな性格をしています。そして巨人から生まれた子とされ忌み嫌われ見世物にされたり、虐待を受ける日々を過ごしてきました。
また類い稀な身体能力を持っていると共に、恐れ知らずな性格をしています。その一方で座学が苦手で、想像力や協調性は欠けていたようです。
キュクロの出生の秘密
キュクロは「巨人の子」「悪魔の子」と呼ばれていました。それは巨人信奉者であった母が、キュクロを身ごもっているときに巨人に捕食されてしまいます。そして巨人の嘔吐物から生まれたのがキュクロだったのです。そのせいで人として扱ってもらえず、食料や水が与えられない生活をしていました。
キュクロとシャルルの関係
奴隷のような生活をしていたキュクロはシャルルの家族、ダリオ家に買われました。そこでシャルルの兄シャビィに虐待を受ける日々の中でシャルルに出会い、人間性と言葉を身に着けました。キュクロはシャルルに出会い、人間としての理性を取り戻していきます。そして一緒に過ごすうちに惹かれていきます。
キュクロの経歴
キュクロは巨人信奉者の集団の襲撃の際、うまくダリオ家から逃げ出します。そして因縁を断ち切る為に巨人と接触するため調査兵団のへ壁外調査に密航します。そこでカルロと出会いキュクロに訓練兵団に入ることを勧めます。そして訓練兵団に入団し、立体機動装置の使い方を習います。そして10番以内の成績に入り訓練兵団を卒業し調査兵団へ入団します。
キュクロとリヴァイの類似点
キュクロは読者の間でリヴァイに似ていると言われています。それはキュクロが幼いころ、奴隷のような扱いをされ、人間といての生活を送れていなかったことが、リヴァイの幼少期に似ているからです。
リヴァイも娼館で働いた母の下で生まれ、母が病気だったため衰弱状態にまで追い込まれました。そして母の兄ケニーと少しだけ過ごしますが、その後ゴロツキになり調査兵団に入団します。
また2人とも身体能力が高く、目が細いところも似ていると言われている原因でしょう。
キュクロの名言や名シーン
「進撃の巨人Before the fall」の主人公であるキュクロの名シーンや名言はたくさんあり全部紹介したいのですが、全部ご紹介できないため、厳選した一部をご紹介させていただきます。
立体機動装置で巨人と戦うシーン
キュレルは「進撃の巨人」の中で一番最初に立体機動装置を使って巨人を倒した兵士です。初めて立体機動装置を見たときすごく興味津々でこれを使わせてくれと言ってました。キュクロは身体能力が高かったため立体機動装置の扱いがとても上手でした。立体機動装置は身体能力が高くないと使いこなせないので、それで巨人を倒すなんてキュクロはすごいです。
巨人に食べられそうになるシーン
キュクロは巨人の戦闘中巨人に捕まり食べられそうになります。その際「もうこれで終わりだ。」とあきらめかけます。しかしふと脳裏によぎったのがシャルルでした。シャルルのことを思い出し一緒に過ごしたいという思いが糧になり生還します。キュクロにとってシャルルは生きる糧であり、特別な存在だったのでしょう。最終回でキュクロはシャルルと結婚します。
「俺はモウあの頃の巨人の子ジャナイ」
巨人を駆逐するために壁外調査へ出たキュクロは、シャビィと対峙します。その際キュクロはなぜそこまで自分を憎むのかと、説明を求めました。シャビィは呪いそのものだからだと言い、キュクロを殺そうとします。その時にキュクロが言った言葉です。確かにキュクロはシャルルに出会い理性を取り戻しました。そして調査兵入り人のために働くことを学びました。好きな人のお兄ちゃんには認めてもらいたいですよね。
悲しい過去を最愛の人と出会うことで乗り越えた少年キュクロ
キュクロは幼少期本当に辛い扱いをを受け、人間としても生活できていませんでした。しかしそんな中シャルルと出会い、人間としての生活や理性を手に入れました。それと同時に愛情というかけがえのないものも手に入れ強く成長しました。
そしてキュクロの立体機動装置を使ったときの功績が認められた為に、本編での調査兵団で立体機動装置が取り入れられるようになりました。本編には出てきませんが、キュクロの功績がなければ今の調査兵団には立体機動装置はなっかたかもしれません。
そんなキュクロをこれから知っていく方も、元々知っていた方も多くの人の心に残る印象、活躍をしたでしょう。