進撃の巨人の調査兵団に所属するモブリット・バーナー。分団長であるハンジ・ゾエの世話役を押し付けられて彼女に振り回される彼は一体どんなキャラクターだったのでしょうか?彼は死亡したのか?ここでモブリットの活躍を解説していこうと思います。
モブリット・バーナーの基本情報
名前 | モブリット・バーナー |
性別 | 男性 |
所属 | 調査兵団 第4分隊 |
年齢/誕生日 | 不明 4月24日 |
身長/体重 | 176cm 65kg |
声優 | 西凛太朗 |
初登場 | 原作版5巻第20話「特別作戦班」 |
モブリット・バーナーの特徴
モブリット・バーナーは緑がかったベージュの単発が特徴で薄い顔立ちが特徴の優しそうな男性です。同じ調査兵団第4分隊の分隊長であるハンジ・ゾエとは自分が副団長という立場もあってか常に行動をともにしては彼女の巨人に対するキテレツな熱意に振り回されて苦労している描写が多く見られます。進撃の巨人の登場人物では珍しく「良い人」という印象が強いです。
モブリット・バーナーの戦闘能力
調査兵団第4分隊の副隊長を務めるモブリット・バーナー、巨人と直接戦っている描写はありませんが、モブリットは超大型巨人と2度の戦闘経験があり重傷を負うものの生還したりと基本的な戦闘能力は決して低くないと思います。
またトロスト区で中央憲兵団の悪事を暴こうとハンジやフレーゲル・リーブスと共に行動した時には不意打ちとはいえ立体起動装置を駆使して中央憲兵団の兵士たちに飛び蹴りを喰らわして一撃でダウンを奪いました。
アニ・レオンハートが女型の巨人であることを知り捕獲作戦が始まった際にメンバーに入っていたことシーンもあったので、この作戦の加入条件であった「巨人進行から5年以上前に入隊している」のをクリアしているため最も死亡率の高い調査兵団で5年以上生存して任務から帰還していることになり、そこからでもモブリットの戦闘能力、スキルの高さがわかります。
モブリット・バーナーとハンジ・ゾエ
モブリット・バーナーは自分が所属する第4分隊の分隊長のハンジ・ゾエと一緒に行動するシーンが頻繁に描かれています。もちろん副隊長の業務柄当たり前のようかにも思えますが、巨人の研究になれば自分の命も後回しにするハンジの奇行に身を案じて常に帯同というよりかは保護者のような目線でハンジの手綱を握っています。
また、ハンジの身を案じるあまりに時として部下らしからぬツッコミを入れる様子がたびたび描かれており、その様子がファンからも支持を得ているようです。
中央憲兵団に対しても食って掛かるハンジの暴走を止めたりと何かと気苦労が絶えないキャラクターであったと思います。
モブリット・バーナーの最期
分隊長であるハンジ・ゾエに献身的に付き添い、時に厳しく接してきたモブリット・バーナー、5年以上調査兵団で任務を達成してきた彼にも最期の時は訪れてしまいます。
ウォールマリア奪還作戦でベルトルト・フーバーとライナー・ブラウンと対峙することになった調査兵団は獣の巨人の投石攻撃により戦力を分割されて苦戦を強いられます。
ハンジを筆頭にモブリットたちは新兵器の雷槍で鎧の巨人ことライナーをあと一歩のところまで追い詰めるも獣の巨人によって投擲されたベルトルトが現れて街の真ん中で巨人化。超大型巨人へと変身する際の爆発で街は次々と消え去り爆風がハンジを飲み込もうとするところで、モブリットがハンジを井戸に突き落とし身代わりに、そのままモブリットは爆風に飲まれて死亡しました。
自らを犠牲にしてハンジを救うモブリットらしい最期であったと思います。
モブリット・バーナーの声優
モブリット・バーナーの声優を演じたのは西凛太朗さんです。1965年7月15日生まれの大阪府出身、大沢事務所所属。元々は舞台俳優を中心に活動しておりその傍らで声優業をおこなっていました。主な代表作品は海外ドラマや映画の吹き替えがとても多く「ER救急救命室シリーズ」、「CSIシリーズ」、「ワイルド・スピードシリーズ」、アニメでは「名探偵コナン」、「BLEACH」、「機動戦士ガンダムOO」などと様々な有名アニメでも声優を担当していました。
モブリット・バーナーの名台詞・名シーン
進撃の巨人の登場キャラクターの中でハンジに対して名台詞・名シーンが多く見受けられるモブリットの名台詞を紹介しようと思います。
「分隊長!!生き急ぎすぎです!!」
エレンがまだ巨人化を使いこなせておらず調査兵団から疑惑の目を持たれていた際に不運にも無意識に体の一部が巨人化していしまい、兵士達が殺気立っている中でエレンに対してハンジだけは相変わらずの暴走状態に。そんな分隊長に対して的確な突っ込みなのか「生き急ぎすぎです!!」と諭していました。尊敬しつつもしっかりと手綱を握ろうとするモブリットだから言える台詞だと思います。
「分隊長!!ワイルド過ぎます!!」
中央憲兵団にリーブス商会会長のディモ・リーブス殺しの罪を擦り付けられた調査兵団は真実を知っているフレーゲル・リーブスと協力して中央憲兵団の悪事を白日にしようとしていました。フレーゲルがトロスト区の廃墟で中央憲兵団の悪事を暴露させるとハンジとモブリットが空中から立体起動装置で突撃。銃で反撃される瞬間にハンジが渾身のパンチを繰り出し勝利するも、銃に対して無策に戦おうとするハンジに対して言った台詞です。
モブリット・バーナーはハンジにとって切っては切れないかけがえない部下
モブリット・バーナーは調査兵団第4分隊の副隊長を務めて長期間の間壁外調査を生還しつつ分隊長であるハンジを献身的に支えてきました。その強めの言動はハンジを完全に信頼している証なのか、はたまた好きな人に無茶をして欲しくない心からなのかは定かにされませんでした。最期もハンジを守って死ぬというモブリットらしい最期を迎えて多くの読者は悲しみを感じつつも感動する場面でした。
モブリットは常にハンジのために行動してサポートに徹した調査兵団随一の縁の下の力持ちであったと思います。