【テニスの王子様】に登場する、千歳ミユキ。千歳ミユキは出番もそこまで多くありませんので、どのような人物か不明な点が多いです。また、どのような来歴を辿り、特徴についても明らかになっていない点が多いキャラクターです。
そこで今回は、千歳ミユキについて解説。来歴や性格、特徴等について紹介していきます。
千歳ミユキの基本情報
名前 | 千歳ミユキ(ちとせみゆき) |
性別 | 女 |
所属 | 不明 |
必殺技・能力 | 不明 |
年齢(学年)/誕生日 | 10歳(小学校4年生)/7月25日 |
身長/体重 | 138cm/32kg |
声優 | 佐藤利奈 |
初登場 | 原作 Genius282話 |
決め台詞 | 特に無し |
パートナー・友人 | 手塚国光 |
その他 | 千歳千里の妹 |
千歳ミユキの特徴
千歳ミユキは四天宝寺中学校の3年生、千歳千里の妹にあたる人物で、小学校4年生の女の子。現在は宮崎に在住していますが、どこの小学校に通っているかは不明となっています。口癖は「~っちゃ」で、色黒の肌が特徴となっています。また、普段はキャップをかぶっており、兄の千歳千里がかぶっているものと同じ柄のキャップとなっています。
原作では小学校4年生となっていますが、アニメOVAに登場した際は小学校6年生として登場しており、原作とOVAでは年齢が異なっているという点も、特徴の一つと言えるでしょう。
千歳ミユキの来歴
千歳ミユキが初登場するシーンは、手塚国光が肩の治療のために九州を訪れた時に出会うシーン。置いてあったラケットを勝手に使っていた手塚国光に対し「ドロボー」呼ばわりし、思うように肩の調子が上がらない手塚国光に対して、勝手にコーチを名乗りました。
その後も手塚国光に付き添いながら指導していますが、手塚国光が獅子楽中学校とテニスの試合をすることになります。この試合はリンチのような強引なものだったため、千歳ミユキはこの試合を仕掛けた獅子楽中のメンバーに対して怒りの表情を見せています。
その後、イップスにかかっていた手塚国光に代わって試合を引き受けました。実は千歳ミユキ自身もイップスにかかっていましたが、この試合で完全にイップスを克服。また、手塚国光に対してもイップス脱出のヒントになったようで、実際に手塚国光もイップスを克服しています。
その後はテニススクールの大会で優勝するという成績を収めています。
千歳ミユキの性格
千歳ミユキの性格は一言で言えば「大胆不敵」。全国トップクラスの実力を持つ手塚国光に対して「センス0」と言い放ち、中学生の試合を引き受けるという行動を取っていることから、大胆不敵な性格であると言えるでしょう。
他にも、置かれていたラケットを勝手に使った手塚国光に対して、ドロボーと言い放ち、仲が良くなってからも「ドロボーの兄ちゃん」と名付けて接している等、言いたいことははっきりという性格とも言えそうです。
また、正義感が非常に強い一面もあり、それは手塚国光に代わって試合を続けたことから伺えます。小学生の女の子が怒りに任せているとはいえ、中学生の試合に乱入するということは、よほど正義感が強くないとできないことでしょう。
ただし、大胆不敵な性格を持ってはいますが、試合になると緊張するようで、それがイップスの原因だったようです。
千歳ミユキの声優
千歳ミユキの声優は、佐藤利奈さん。佐藤利奈さんは2001年から声優活動を始めており、現在は東京俳優生活協同組合に所属しています。
主な代表作には「魔法先生ネギま!(ネギ・スプリングフィールド役)」、「みなみけ(南春香役)」、「とある魔術の禁書目録(御坂美琴役)」等があります。
千歳ミユキの名シーン・名台詞
千歳ミユキは手塚国光関連の話で登場しますが、その際には名シーンや名セリフを残しています。そこで、千歳ミユキの名シーンや名セリフを紹介していきます。
手塚国光のコーチ
肩を壊して療養中だった手塚国光とひょんなことから知り合い、勝手にコーチを名乗り、手塚国光のイップス克服に協力した千歳ミユキ。実力も圧倒的に違う手塚国光ですが、それでも手塚国光は千歳ミユキと共に療養に励みます。
技術的な面では圧倒的に手塚国光の方が上でしたが、精神面でイップスを克服した手塚国光は、その後全国大会で成績を残しています。従って、千歳ミユキが手塚国光に与えた影響は大きかったと言えるでしょう。
中学生に怒る
手塚国光は療養中、獅子楽中学校に半ばリンチのような試合を挑まれて応じています。イップスで思うように動けず、肩も満足に動かない手塚国光を見かね、千歳ミユキは中学生に対して怒りを露わにします。
こうした勇気がきっかけになり、自身や手塚国光のイップスを克服することに繋がります。
手塚国光のイップスを克服させた、千歳ミユキ
千歳ミユキは千歳千里の妹ですが、兄弟仲よりも手塚国光関連で登場。イップスで悩んでいた手塚国光に対し、イップスを克服させるきっかけを作った人物であり、いわば手塚国光の恩人のような人物。
手塚国光はそのまま東京に帰ってしまいますが、きっと心の中では感謝しているに違いありません。