【テニスの王子様】越前リョーガの強さはどれくらい？作中の来歴も解説

【テニスの王子様】に登場する越前リョーガ。名前からもわかるように、越前リョーマと非常に関係の深い人物ですが、果たしてテニスの実力はどれだけ強いのでしょうか。また、作中越前リョーガは作中ではどのような活躍をしたのでしょうか。

今回は越前リョーガについて解説。テニスの実力や作中での来歴等について紹介します。

越前リョーガの基本情報

越前リョーガの特徴・テニスの実力

越前リョーガは、「劇場版テニスの王子様　二人のサムライ　The First Game」に登場したキャラクター。越前リョーマの兄として登場していますが、実際の血縁関係は不明。原作者曰く、「性格は越前南次郎のような性格」、「顔は越前リョーマの2年後の姿」、「幼い頃に越前南次郎に可愛がられた過去がある」とのことで、血縁関係については一切触れていません。また、越前リョーマとは2つ違いということが明らかになっています。

テニスの実力は一切不明ですが、「相手の能力を奪う」という能力を持ち合わせています。また、後に登場した際には1軍のNo.4のバッジを持っていることから、相当高い実力を持っていることがわかります。「スーパースイートスポット」と呼ばれるコンクリートの壁を壊す打球のコツを、越前リョーマに教えていることから、越前リョーガ自身も使えると予想できます。

越前リョーガの来歴

越前リョーガは劇場版テニスの王子様で初登場。初登場時は桜吹雪彦麿の私設チームのキャプテンを務めており、悪役側として登場。この際には「裏の世界」について語っている部分があり、これまではかなりの苦労人として活動していることが明らかになっています。最後は越前リョーマの帽子を奪い、逃走するという結末で出番を終えています。

その後、海外遠征中だった平等院鳳凰の目に留まり、日本代表のNo.4になります。新テニスの王子様での出番は、平等院鳳凰が越前リョーマを襲撃しているシーンで、平等院鳳凰から助ける形で登場。越前リョーマは一度記憶喪失になったせいか越前リョーガをまったく覚えておらず、越前リョーガは自分が兄であると告げ、この際にスーパースイートスポットのコツを伝授しています。

越前リョーマが平等院鳳凰と徳川カズヤの試合に乱入したせいで合宿退去を命じられた際は、自分も日本代表の座を降りており、越前リョーマと共にアメリカ代表としてW杯に参加。越前リョーマがアメリカ代表から離脱した際には、また同時にアメリカ代表を脱退。その後はスペイン代表として活動しています。

越前リョーガの担当声優

越前リョーガの担当声優は二人おり、山崎裕太さんと宮野真守さん。劇場版テニスの王子様では山崎さんが担当し、新テニスの王子様以降は宮野さんが担当しています。

山崎さんは声優の他、俳優としても活躍しており、テレビドラマ「毛利元就（野田次郎役）」や「江～姫たちの戦国～（織田信雄役）」等があります。声優としてのキャリアでは、越前リョーガの他、「最強武将伝三国演技（張飛役）」があります。

宮野さんは元々子役から声優になった方で、テニスの王子様のミュージカルにも石田鉄役で出演しています。また、歌唱力に定評があり、整った顔立ちから、女性ファンがとても多い方です。

宮野さんの主な代表作には、「アイシールド21（桜庭春人役）」、「蒼天航路（曹操役）」、「デスノート（夜神月役）」等があります。

越前リョーガの名シーンや名セリフ

越前リョーガは出番は多くありませんが、物語主人公の血縁者ということもあり、名シーンや名セリフがいくつかあります。ここでは越前リョーガの名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。

越前リョーマとの関係

主人公越前リョーマとの関係が深い越前リョーガ。血縁者として登場し、劇場版こそ悪役で登場していますが、その後は越前リョーマを気にかける優しい兄として活躍しています。過去の話では叔母に引き取られ、二人は離れ離れになっていますが、この際に「テニスでお互いに強くなり続けたらいつか再開できる」ことを信じており、実際に二人は強くなり、再開しています。

実際の血縁関係は不明ながらも、越前リョーマから見れば本当の兄のような存在なのでしょう。

日本代表→アメリカ代表→スペイン代表

越前リョーガは所属の変遷が多く、初めは日本代表として活躍していましたが、後にアメリカ代表やスペイン代表としても活動しています。

これは、「チームを壊したくなかったから」と指摘されています。自分の能力によって、チームメイトの能力を取ってしまうことを恐れたことが、チームを転々としている理由なのではないかとされています。

関係は不明でもリョーマの兄、越前リョーガ

越前リョーガは越前リョーマの兄として活躍している人物。実際の血縁関係は一切明らかになっていませんが、越前リョーマを気にかけている部分が多く、越前リョーマから見れば、本当の兄の様に見えていることでしょう。