【テニスの王子様】樹希彦のキャストは誰？特徴やテニスの実力等を解説！

【テニスの王子様】に登場するキャラクターの一人、樹希彦。なかなかに特徴のあるキャラクターではありますが、樹希彦を演じているキャストが誰なのか気になる方が多いようです。

また、どのような特徴を持ち、テニスの実力はどれほどのものなのでしょうか。今回は、樹希彦について解説。特徴やテニスの実力、演じているキャスト等について紹介していきます。

樹希彦の基本情報

 樹希彦の特徴

樹希彦は六角中学校の3年生。六角中学校は部員同士の仲がとても良いため、部員たちをあだ名で呼び合っており、樹希彦は部員からは「いっちゃん」と呼ばれています。

口癖は「～なのね」ですが、アニメでは「なんで？　なんで？」と様々なことに疑問を持つ口癖も追加されています。しかし、樹希彦の大きな特徴が、鼻。非常に大きな鼻をしていることもあり、汽笛の様な鼻息が特徴のキャラクターです。

汽笛の様な鼻息は気合が入ると自然と出るようですが、そうすることで肩の力が抜けるのだとか。また、料理が得意なようで、チームメイトは樹希彦の作る料理が好きなのだとか。

視力も極めて良く、両目の視力は共に2.5という特徴も持っているキャラクターです。

樹希彦の性格

樹希彦の性格は、一言で言えば穏やか。温厚で協調性があり、やや尖った性格の多い【テニスの王子様】のキャラクターの中でもマイルドな性格をしています。「～なのね」という口癖も相まって、まるで母親の様な人物と言う人もいます。

また、六角中学校では海に潮干狩りに行くことが多いのですが、その中でもあえて大物を狙うという独特の感性も身に着けています。例えば、チームメイトが皆あさりを採っている中、一人だけハマグリを狙って採るという行動に出ています。

あまり口数は多くありませんが、穏やかさの中に大胆さを持っているキャラクターと言えるでしょう。

樹希彦のテニスの実力

六角中学校そのものが強豪校ではないので、樹希彦のテニスの実力も他と比べると見劣りしがち。しかし、無回転のボールである「シンカー」を打てたり、不二周助のつばめ返しを打ち返す等、一定の実力は備わっていると言えるでしょう。このことからも、非常にテクニックに長けた実力は持っているものと考えられます。

主にダブルスで出場することが多く、そのパートナーもバラバラですが、首藤聡と組むことが多いようです。主な戦績は、4戦戦って2勝2敗。青春学園との試合や比嘉中との試合では惜しくも負けてしまいました。

出場試合全てがダブルスなので、シングルスでどれだけ実力があるのか不明ですが、自分から能動的に動くようなキャラクターではないことを考えると、シングルスでの活躍は難しいキャラクターなのかもしれません。

樹希彦の声優・キャスト

樹希彦の担当声優は、蓮岳太（はすたけひろ）さん。蓮さんはアミュレートに所属している声優さんで、主な代表作には「Free!(校長先生役)」等があります。

また、ミュージカルテニスの王子様では、これまで3名の方が役をこなしており、池山翔馬さん、増本真一さん、高木眞之介さんです。特に池山さんの時は特徴である鼻息を口で「シュポー！」と言っていたことから、非常に印象に残っている方も多いのでしょう。

樹希彦の名シーン・名セリフ

非常に特徴的なキャラクターの樹希彦ですので、印象に残ったシーンや名セリフは数多くあります。しかし、非常に出番の少ないキャラクターですので、あまり印象に残らない方も多いことでしょう。そこで、樹希彦の名シーンや名セリフを紹介していきます。

つばめ返しを破るシーン

不二周助の必殺技の一つ、つばめ返し。つばめ返しは決まるとなかなか返せない技ですが、樹希彦は作中でつばめ返しを返しています。並みいる実力者がほとんど返せなかったつばめ返しを返したシーンは、樹希彦のテニスの実力の高さを見ることのできるシーンとして印象的です。

しかし、それでも試合には敗れてしまい、結果的に不二周助の凄さを思い知らされるシーンにもなってしまっています。

「おしゃべりはそれくらいにして、さあ、始めましょうか」

普段は落ち着いていて口数も少なく、「～なのね」と穏やかな印象の強い樹希彦ですが、たまに見せるクールなセリフも印象的。この状態でも敬語を使う等本来の性格はそのままですが、やる時はやるというメリハリが付いていることも、樹希彦の魅力の一つ。

何かとネタにされることの多い樹希彦ですが、こうした一面も見逃せないキャラクターでしょう。

インパクトも実力も兼ね備えたキャラクター、樹希彦

樹希彦は鼻息というインパクトが強いキャラクターですが、つばめ返しを返したりと実力も備わったキャラクターです。惜しむべきは六角中学校が全国大会で姿を消してしまったことで、あまり活躍のシーンが無いことでしょうか。