【テニスの王子様】君島育斗の担当声優は？声優や作中での活躍等も解説

テニスの王子様に登場する君島育斗。容姿端麗な姿や、作中での行動から人気が高いキャラクターです。ファンからは「キミ様」と呼ばれている君島育斗ですが、果たしてそんな君島育斗を演じている声優さんはどなたなのでしょうか。また、君島育斗は作中でどのような活躍をしたのでしょうか。

ここでは君島育斗について解説。担当声優や作中での活躍等について紹介していきます。

君島育斗の基本情報

君島育斗の特徴

君島育斗はU-17日本代表に選ばれている高校3年生。眼鏡をかけており、知的な雰囲気が印象的な人物。高校生でありながら芸能活動もしており、テレビCMにも出演している好青年です。また、君島育斗は「コート上の交渉人」とも言われており、話術によって相手を錯乱させることを得意としています。とはいえ、1軍のNo.7ということもあって素の実力も高く、U-17の能力評価ではメンタルが5段階評価での7と飛びぬけており、最低評価も4と高水準。使う必殺技には「君島叙情詩（リリック）」と呼ばれる13の叙情詩に因んだ技を披露する技があります。

テニスでは遠野篤京とのダブルスで登場していますが、この2人の仲はあまり良くないようで、特に君島育斗の方が遠野篤京のことをあまり気に入ってはいない様子。こうした関係が、作中では大きな波紋を呼ぶ原因になってしまっています。

君島育斗の来歴

君島育斗は新テニスの王子様にて初登場。1軍入れ替え戦では遠野篤京とのペアで丸井ブン太・木手永四郎のペアと対決。ここで木手永四郎が丸井ブン太を攻撃したことで、3対1というダブルスの根底を覆すような展開を披露。これは君島育斗が木手永四郎と事前に交渉していたためで、木手永四郎に丸井ブン太を攻撃させ、遠野篤京を油断させておいて最後に自分のペアである遠野篤京を再起不能にするという計画のために実施。しかし、丸井ブン太がワンダーキャッスルを開発したことで木手永四郎が交渉を決裂させ、その代わりに木手永四郎の「おおハブ」を頭に受けてしまいました。

しかし、君島育斗は丸井ブン太にも交渉をしており、幸村精市の治療をアメリカで行う手配をする代わりに、遠野篤京を再起不能にしてほしいと交渉。結果的に丸井ブン太が遠野篤京の古傷であった膝にスマッシュを打ち、試合にも遠野篤京の破壊にも成功しました。

U-17の決勝トーナメントでは白石蔵ノ介と組み、フランスのトリスタン・ティモテのペアと対決。君島叙情詩を使って白石蔵ノ介をフォローするも敗戦。医療班に回った遠野篤京に手当をしてもらい、再起不能にしたことを謝罪しています。

君島育斗の担当声優

君島育斗の担当声優は、細貝圭さん。細貝さんは声優というよりは俳優として主に活躍されている声優さんで、ミュージカルテニスの王子様にも日吉若役で出演されています。細貝さんはアメリカで過ごした期間が長く、アメリカの永住権も獲得されている方です。

細貝さんはテレビアニメでは君島育斗役の他は「あんさんぶるスターズ！（羽風薫役）」を務めていますが、舞台では「戦国BASARA（真田幸村役）」、「真三國無双　赤壁の戦い（劉備役）」、「龍が如く（田中シンジ役）」等多くの舞台に出演されています。

君島育斗の名シーンや名セリフ

君島育斗は作中では読者を困惑させるような展開を披露した原因になったこともあり、名シーンや名セリフがいくつもあります。ここでは君島育斗の名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。

木手永四郎、丸井ブン太との交渉

君島育斗は木手永四郎、丸井ブン太の両名にそれぞれ交渉を持ちかけており、どちらも目的は「ペアである遠野篤京の破壊」。それほど遠野篤京が気に入らないのかと思えますが、作中ではその理由について深く語られていません。

木手永四郎には「自分のダブルスパートナーに推薦する」という理由で、丸井ブン太には「幸村精市の治療をアメリカで行えるようにする」という理由でそれぞれ交渉していますが、お互いにメリットがあるような提案ができるという、交渉で最も必要なスキルを兼ね備えており、これはお互いの状況を観察していないと難しいもの。

内容はともかく、君島育斗の状況観察能力に長けていると言えるシーンと言えます。

遠野篤京との関係性

君島育斗のダブルスパートナーである遠野篤京とは微妙な関係性。君島育斗は乱暴なテニスをする遠野篤京を嫌っている節があり、ダブルスパートナーを解消する目的で遠野篤京をなんとか破壊しようとしています。

とはいえ、遠野篤京自身は君島育斗からの感情を察しているような節もあり、作中で膝が壊れたのも、君島育斗が仕組んだものだと理解している様子。それでも君島育斗が決勝トーナメントに敗退した時には遠野篤京に謝罪しており、遠野篤京も「また組んでもいい」と発言。非常にアンバランスなダブルスパートナーと言えます。

読者を困惑させたコート上の交渉人、君島育斗

君島育斗はコート上の交渉人と呼ばれる人物で、作中では3対1というダブルスのルールを根底から覆すような展開を披露。とはいえ、相方を嫌う理由もよくわからず、この展開に困惑した読者の方も多かったことでしょう。