【テニスの王子様】に登場する新渡米稲吉は、その頭がとても特徴的。
その見た目のインパクトは大きく、どうなってるんだろうと思う方は多いはず。
また、見た目の特徴もさることながら、その強さはどれほどなのでしょうか。
今回は、新渡米稲吉について解説。
見た目やテニスの実力についてご紹介します。
新渡戸稲吉の基本情報
名前 | 新渡米稲吉(にとべいなきち) |
性別 | 男 |
所属 | 山吹中学校 |
必殺技・能力 | 不明 |
年齢(学年)/誕生日 | 3年/8月8日 |
身長/体重 | 169cm/58kg |
声優 | 渡辺慶 |
初登場 | 原作12巻「無敵の男」 |
決め台詞 | 特になし |
パートナー・友人 | 喜多一馬 |
その他 | 特になし |
新渡米稲吉の特徴
新渡米稲吉の最大の特徴は、おかっぱ頭と、頭から出ている芽。一体どうやって生えているのか、何故生えているのかが作中で全く語られていないため、とてもミステリアスなキャラクター。そもそも生えているか、また飾りなのかさえ明らかになっていません。
ちなみに、アニメでは頭に芽は生えていません。
原作、アニメでも出番がとても少ないので、よりそのミステリアスさに拍車がかかっています。
また、身長が169cmとなっていますが、これは頭の芽まで含めた身長。頭の芽を除くと、身長は168cmとなります。
そんな新渡米稲吉の今欲しいものは、「自分にピッタリの帽子」なんだとか。
頭の芽のことを考えているのでしょうか。
ということは、これは飾りではなく、本当に生えているのかもしれません。
新渡米稲吉の来歴
新渡米稲吉は、東京都大会の決勝戦、青学と山吹中との試合で登場。ダブルス2で登場し、喜多一馬とペアを組んで、河村隆と不二周助のコンビと対戦。河村隆も不二周助も能力に秀でていますが、このペアを6-3で下しています。
余談ですが、不二周助は作中ではほとんど負けていないキャラクターで、不二周助が初めて負けた試合がこの試合です。
青学と当たるまでに過去4戦都大会で戦っていますが、いずれもダブルスで喜多と組み、いずれも勝利を収めています。
その後はほとんど出番がなく、経歴が語られていない新渡米稲吉ですが、関東大会では準々決勝まで進み、不動峰中学校の内村京介、森辰徳のペアに6-7で負けてしまいました。
しかし、山吹中は全国大会に進み、全国大会1回戦では聖イカロス中学校と対戦。阿部、白畑ペアを下した後に、2回戦では名古屋星徳中学校と対決。ここでははじめてシングルスで出場し、林信也と対戦しますが、2-6と大きく差を付けられて負けてしまいました。
こうした戦績を重ね、山吹中は全国大会では、ベスト16の成績を収めました。
新渡米稲吉のプレースタイル
新渡米稲吉は主にダブルスが中心となり、そのペアはダブルスで出場した試合全てで喜多一馬が努めています。ダブルスの腕はかなり実力が高く、ダブルスで戦った7試合のうち6試合を勝利しています。
また、ペアが後輩の喜多一馬ということもあり、試合中の指示も行っており、司令塔としての実力も兼ね備えています。
山吹中はダブルスの強さに定評があり、ダブルスで2勝し、最後に千石清純で決めるという戦法を得意をしており、その戦術の一角を担っています。喜多一馬からは尊敬されており、「先輩は一生ダブルスのパートナーです!」と語っています。
新渡米稲吉の声優
新渡米稲吉の声優は、「渡辺慶」さん。かつてはお笑いコンビとして活動されていた方であり、「グレートチキンパワーズ」のボケ担当でした。2005年にコンビは解散してしまい、その後は脚本家や小説家、声優とマルチな活躍を見せています。
声優業としては、「桜蘭高校ホスト部(植乃塚靖睦役)」、「Dr.リンにきいてみて!(品川大輔役)」等の活躍があります。
渡辺慶さんは、テニスの王子様で新渡米稲吉役以外にも出演されており、水野カツオ役としても出演されています。
新渡米稲吉の名セリフ・名シーン
跡部について語るシーン
アニメ65話で、喜多一馬と一緒に跡部景吾について語っています。
手塚国光と跡部景吾の試合の最中、跡部について「性格の悪さもトップクラス」とを口にしており、千石清純からは、「あまり悪口を口にするんじゃない」と言われています。
この他にも、跡部コールや氷帝コールに対しては不快感を示してしており、跡部景吾に対してはあまりいい印象を持っていないようです。
ダブルスの試合
ダブルスの試合では、不二周助や河村隆といった実力者を敗退に持ち込んでいます。
特に、不二周助は実力もあり、ダブルスでもシングルスでもほとんど負けていません。
不二周助にとって、ダブルスとはいえ、初めて負けた相手がこの新渡米稲吉と喜多一馬のペアでした。
あの不二周助に土を付けた相手なので、テニスの実力は相当あるものなのでしょう。
不思議な見た目だが、テニスの強さは一流な新渡米稲吉
見た目のインパクトが強烈な新渡米稲吉ですが、ダブルスではほぼ勝っており、テニスの強さは一流だと言えるでしょう。
頭の芽については何も書かれていないので、俄然と不思議さが残る新渡米稲吉でした。