テニスの王子様に登場する榊太郎。テニスプレイヤーでないながらも思いのほか登場機会が多く、テニスプレイヤーでないながらもキャラソンまで発売されている人気のキャラクター。とはいえ、果たして榊太郎の年齢等のパーソナルな部分についてどれだけの方が知っているのでしょうか。
今回は榊太郎について解説。年齢や作中での活躍等について紹介していきます。
榊太郎の基本情報
名前 | 榊太郎(さかきたろう) |
性別 | 男 |
所属 | 氷帝学園 |
必殺技・能力 | 特に無し |
年齢(学年)/誕生日 | 43歳/3月14日(5月24日という説あり) |
身長/体重 | 179cm/64kg |
声優 | 小杉十郎太 |
初登場 | Genius121 |
決め台詞 | 「行ってよし!」 |
パートナー・友人 | 特に無し |
その他 | 特に無し |
榊太郎の特徴
榊太郎は氷帝学園テニス顧問。跡部景吾を含む個性的な部員数が200人を超えている氷帝学園テニス部をまとめている人物です。学園では音楽教師ということもあるのか、出で立ちはクラシックスタイル。常に派手な背広とスカーフを身に着けており、どこか余裕を身に纏っている雰囲気が特徴。また、背広は高級なものを着用しており、ブラックカードの会員という設定があり、相当なお金持ちであることがわかります。口癖は「行ってよし」で、この時に指を2本を相手に向ける癖があります。
部員に対しては苛烈な態度で接し、部員を「正レギュラー」、「準レギュラー」、「その他」に分け、負けたら即レギュラー落ちさせるという方針を打ち出しています。基本的にレギュラー落ちした選手は二度と上げることはなく、敗者切り捨てを徹底させています。とはいえ、作中ではレギュラー落ちした部員をレギュラーに復帰させており、作中で考えが変わったのかと感じてしまう人物の1人です。
榊太郎の来歴
榊太郎は東京都大会編で登場。東京都大会で不動峰中学校と戦った際、橘桔平に負けた宍戸亮をレギュラー落ちと判断。宍戸亮は正レギュラーメンバーだった滝萩之介に勝利するも、榊太郎は初めは日吉若をレギュラーにしようとし、レギュラー復帰を許可させませんでした。しかし、宍戸亮自身の決意の断髪と跡部景吾の推薦もあり、宍戸亮をレギュラーに復帰させることを決意。その代わりに宍戸亮に負けた滝萩之介をレギュラーから外し、それ以降はレギュラーメンバーをほぼ固定。跡部景吾、忍足侑士といった面々を指揮し、全国大会まで駒をすすめています。
全国大会では3回戦で青春学園と対戦するも、2-3と敗戦。氷帝学園は全国大会3回戦で姿を消すことになりました。この際、樺地崇弘が負傷しており、診察に向かうとした青春学園の顧問、竜崎スミレに頭を下げています。
榊太郎の担当声優
榊太郎の担当声優は、小杉十郎太さん。小杉さんは1985年「機動戦士Zガンダム(ヘンケン・ベッケナー役)」でデビュー。これ以降様々な役柄を一線で担当しているベテラン声優さんです。また、2006年からは音楽活動も始めており、数多くのCDやDVDをリリースしています。
小杉さんはデビュー以降様々な役柄を担当しており、主な代表作には「ワンピース(アーロン役)」、「探偵神宮寺三郎シリーズ(神宮寺三郎役)」、「ジョジョの奇妙な冒険(空条承太郎役)」等があります。
榊太郎の名シーンや名セリフ
榊太郎は顧問でありながらも存在感があり、作中ではいくつかの名シーンや名セリフがあります。ここでは榊太郎の名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。
「行ってよし」
榊太郎の代表的なセリフ。指を2本差し、話し相手にもう話が終わりと告げる合図となっています。
見た目から感じ取れる雰囲気通り、仕草もカッコ良く見えるため、榊太郎が非常に男前に見えるセリフと仕草となっています。43歳と壮年期に入っている榊太郎ですが、非常にダンディに映るシーンと言えます。
部員に対しての厳しさ
榊太郎は部員に対しては非常に厳しく、部員を「正レギュラー」、「準レギュラー」、「その他」と分け、完全な実力主義を掲げています。一度でも負けたものは二度とレギュラーとして復帰することはなく、それ故に氷帝学園が強豪校となっているのです。作中では宍戸亮・滝萩之介をレギュラーから外しており、その代わりに準レギュラーだった日吉若をレギュラーにしています。しかし、宍戸亮は後に榊太郎に頼みこんでレギュラーメンバーに復帰することに成功しています。
敗者は切り捨てる厳しさを前面に打ち差し、完璧なテニスを部員に求める榊太郎ですが、このような温情が垣間見える部分が、部員200人以上をまとめる顧問たらしめる存在となっています。あの跡部景吾でさえ榊太郎には敬語を使い、敬っているところを見ると、立海大附属中学校とは違った厳しさが見えます。
部員に厳しくも優しさが見える顧問、榊太郎
榊太郎は氷帝学園テニス部を率いる顧問。部員に対しては非常に厳しく接しているも、その隙間には優しさが見え、こうした部分が榊太郎のカリスマ性となっているのです。