菜々子は夏油傑と行動を共にしている少女です。しかし、登場回数も少なく、能力や何のために夏油と一緒にいるのかもよく分かりません。そんな菜々子について詳しく紹介していきたいと思います。
菜々子の基本情報
名前 | 菜々子(ななこ) |
性別 | 女 |
家柄 | 無し |
階級 | 無し |
使用する技・術 | 不明 |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 不明 |
初登場 | 第77話「玉折-弐-」 |
その他 | 双子の姉妹に美々子 |
菜々子の特徴
夏油傑に助けられる
菜々子は、夏油が呪術高専時代に依頼を受けて訪れた村にいました。その時の菜々子は美々子と一緒に村人によって作られた檻の中に入れられていたのです。
ふたりはまだ幼く自分たちに何が起こっているのかも理解できません。呪詛師としての能力を持っていたことから、村人に気味悪がられ、暴力を振るわれた上に囚われていたのです。
そんなふたりの姿を見た夏油は、何かが弾けます。そして、村人全員を殺してしまったのです。菜々子と美々子は夏油に助けられる形となりましたが、夏油が術師だけの世界を作るきっかけにもなっています。
呪詛師として戦闘に参加
夏油に助けられてから、菜々子たちは夏油のために戦うことを決意。夏油の敵は自分の敵と考え、人間だろうが容赦なく殺す覚悟を持っているのです。夏油信者になってしまったため、何よりも夏油の考えを優先させます。
渋谷戦で死亡
菜々子と美々子も渋谷での戦いに参加をしていて、補助監督を殺しまくります。しかし、途中で偽夏油と交渉の決裂から宿儺の指を持って移動。
そして、虎杖に指を飲み込ませる機会を伺っていたのです。宿儺に偽夏油討伐のお願いをするために、このような行動に出ていたのですが、結果は裏目に出てしまい、美々子と共に命を落とすことになります。
菜々子の能力
菜々子の能力は詳しくは明かされていません。それは、能力を使う前に殺されてしまったからです。スマホを使用して発動する能力と思われますが、そこからどのような効果があるのかの描写がありませんでした。
予想されるのは、見せられると何かが起こる!そのぐらいです。
菜々子と美々子の関係
菜々子と美々子は双子で、いつも一緒にいる唯一の家族関係です。仲が良く、夏油に一緒に助けられたから、ふたりとも夏油のために生きることを決めました。両親は、能力者ではないため夏油によって殺されたと思われます。
夏油傑との関係
夏油傑に助けられたことによって、夏油の言うことを何でも聞いてしまう菜々子です。しかし、百鬼夜行で五条悟によって夏油は殺されてしまいます。それから偽夏油として現れた人物に不信感を抱いているのです。
そのため、偽夏油に対しては従う気は無く、本物の夏油にしか忠誠を誓っていません。他の呪霊は夏油が本物だろうが、偽物だろうがあまり関係ないようです。
現在の偽夏油は、本物と違い、呪霊、人間のどちらの味方でもないような動きを見せています。
両面宿儺との関係
宿儺との出会い
渋谷戦で、菜々子と美々子は宿儺の指を、気絶している虎杖に飲み込ませました。宿儺の復活を手伝うことで、宿儺に自分たちの願いを聞いてもらうためでもあります。
指を飲み込んだ虎杖は、宿儺として目覚めると「頭が高い」と話し、いきなりの攻撃。これにはどうにか反応した菜々子と美々子でしたが、宿儺の圧倒的な力の前に土下座をしたまま震えてしまいます。
宿儺によって殺される
宿儺に偽夏油を殺してほしいとお願いをするのですが、次の瞬間、美々子が一瞬で弾けて死んでしまうことに。宿儺は、指を自分に提供したからといって、菜々子たちの要求を飲もうとはしなかったのです。
美々子が横で死んだのを見た菜々子は、怒りのまま宿儺に戦いを挑みます。しかし、美々子同様に何も出来ずに一瞬で、顔面を破壊されて殺されてしまいました。
菜々子の名セリフ・名シーン
菜々子は、夏油のために生きていることが分かるセリフがあるので紹介していきます。
「私達はあの人が見据える世界を信じてる」
夏油のことを信じているからこそ、口にした言葉です。菜々子と美々子にとって夏油が絶対だということがわかります。術師だけの世界を作れば、呪いの無い世界が作れるという、夏油の理想と共に歩むことを決意しました。
「後悔させてやる」
宿儺を使って、偽夏油を殺すことを考えた菜々子の決意の現れが言葉になっています。夏油への想いが感じられる言葉であり、夏油が全てだということです。しかし、相手は宿儺なのでこのような小賢しい交渉が通用がしませんでした。
菜々子は悲しき人生を歩んだ
菜々子は、幼い頃に呪詛師としての能力を持っていたために、村人から迫害されます。そして、そんな地獄のような状況を変えてくれたのが夏油でした。
双子の美々子と一緒に救出されると、夏油のために生きようとも考えています。しかし夏油が死に、偽者が夏油に成り代わることで、偽夏油を討とうとして命を落とすことになりました。
菜々子の人生は夏油という存在しかなかった悲しいものでもあります。