【呪術廻戦】本編に登場したラルゥとは一体何者？その正体について！

『呪術廻戦』の最近の本編では九十九由基が名前を口にしたラルゥという人物は一体どのような人物なのでしょうか。前日譚である『東京都立呪術高等専門学校』にはチラッとだけ登場している人物になります。

ラルゥの基本情報

ラルゥの特徴

髪色は定かではありませんが、色素が薄く「ラルゥ」という名前からも外国人ではないかと推測されます。カチューシャのようなもので前髪をオールバックにしていて、登場シーンでは常に上裸です。

身体にはハートのマークなのか、シールのようなものが貼ってあります。

オネエ言葉をしゃべっているのが印象的だった方も多いのではないかと思います。0巻でのラルゥは、女性のようにメイクをしている印象が強いですが、『呪術廻戦』本編に登場したラルゥはオネエ言葉を使いながらも、男らしさが垣間見えていました。メイクの方も、0巻よりも薄いのかな？という感じですね。

ラルゥの性格

0巻ではあまり、ラルゥの性格や信念が垣間見える瞬間はありませんでした。話した言葉自体もあまり多くもなかったため、0巻でのラルゥの”オネエ言葉を使う上半身半裸の男”というイメージが強かったかもしれません。

しかし、『呪術廻戦』本編になるとラルゥは見た目や雰囲気も変化していて、オネエというよりは男らしいという部分が強く出ていることがわかりますね。

また、「夏油を王にしたかった」と語っているシーンがあるため、ラルゥ本人は非術師である人間たちを憎んでいるから非術師のいない世界を作るという夏油の信念に共感していた、というよりは、夏油本人に惹かれていたのかもしれません。恋愛対象として、というよりもやはり夏油の人間性に惹かれたのでしょう。夏油自身、あの五条悟と対になれるほどの実力を持っています(五条悟が覚醒する前は”2人で最強”だったため)。人間性や、彼の強さに魅了されて行動を共にしていたのだと思われます。

そう考えると、ラルゥはただただ夏油一派にいたわけではなく、夏油がいたからあの事件を一緒に起こした、ということになりますね。

ラルゥの能力

0巻でも『呪術廻戦』本編でもラルゥの詳しい能力や実力は明かされていません。ただ、夏油一派がもめ事を起こした時には、ラルゥのひところでみんなが争いを一瞬でやめたことを考えると、夏油一派の中でも一目置かれている存在なのではないでしょうか。夏油一派の本来の目的は「非術師のいない世界にすること」その信念の元に集まっている彼らを一声で静めることができるとなると、術師(呪詛師の可能性もあります)としては、相当な実力を持っているのではないでしょうか。

0巻で本格的な実力が明かされているのは五条と対峙したミゲルのみです。このミゲルも現在は乙骨と行動をしており呪術高専側についていますね。ラルゥはというと、『呪術廻戦』本編で九十九由基から彼の名前が出てきました。ということは、少なくとも偽夏油側ではないということがわかります。九十九由基がラルゥの名前を口にしてからのラルゥの動きは現在明かされていません。しかし、裏で動いているのは確かでしょう。

美々子と菜々子は額に傷のある夏油が偽物であることに気が付いていたようだったので、ラルゥももちろんそれには気が付いていたでしょう。偽夏油のしていることは、夏油の意思を継いでいるように思われますが実際は違います。夏油本人は「非術師のいない世界にする」でしたが、偽夏油の本当の目的は「人間の新しい可能性を見ること」です。そのために偽夏油(厳密には操っている存在)は、過去にさまざまな人間をその実験台にしてきました。そうなると、ラルゥが信じてきた夏油の信念とは相反してしまいます。ラルゥも密かに偽夏油を倒すために動いているのでしょう。

ラルゥの名言・名シーン

ここからはラルゥの名言・名シーンをご紹介していきます。

「私たちは 家族　いつかまたどこかで、一緒にご飯を食べるのよ」

0巻での夏油は自分についてきてくれる美々子と菜々子ら夏油一派にことを「家族」と呼んでいました。それくらい仲間を大切に思っていたことが伺えますよね。ラルゥもそれをもちろん知っていますし、夏油亡き今、この争いが収まった時にまた家族で一緒に集まることができたら、と願いを込めたセリフのように感じます。

ラルゥはオネエ言葉を使う夏油一派の実力者！

ラルゥは一見オネエ言葉を使って、上半身半裸な人物なためどのような人物かを測りかねますし、0巻に出てきたことも覚えていなかった方もいたのではないでしょうか。ラルゥは現在九十九由基の下で行動をしているようなので、今後『呪術廻戦』本編に出てくる可能性は大いにあります。

ラルゥがどのような場面で出てきて、活躍するのかどうかが楽しみですね。彼の「家族でご飯を食べる」という思いが叶いうように願いたいです。