大人気の「呪術廻戦」にて呪術高等専門学校の2年生である狗巻棘は主人公以上の人気を集めているキャラクターですが、狗巻棘とはどのような人物なのでしょうか?
能力や技、性格や名シーンなど改めてご紹介したいと思います。
狗巻棘の基本情報
名前 | 狗巻棘(いぬまき とげ) |
性別 | 男 |
家柄 | 狗巻家 |
階級 | 2級呪術師(0巻)→準1級呪術師(本編) |
使用する技・術 | 呪言師 |
年齢/誕生日 | 17歳/不明 |
身長/体重 | 低め/不明 |
声優 | 内山昂輝 |
初登場 | 2巻の10話 |
好きなおにぎりの具 | ツナマヨ |
狗巻棘の特徴
狗巻棘は呪術高等専門学校東京校の2年生であり主人公虎杖たち1年生の先輩にあたる呪術師です。
狗巻家の末裔であり、呪言師である棘は基本口元を衣類で隠しており語彙をおにぎりの具だけに絞って会話をします。戦闘時は口元をあらわにしますが口元に「牙」と「蛇の目」の呪印があります。また東京校と京都校の交流戦2日目の野球では伏黒が「狗巻先輩、足速いんだよ」と発言しており棘は運動神経がいいことが分かります。
狗巻棘の性格
狗巻は口数が少なくミステリアスな雰囲気を持っていることから初対面の人からは怖がられてしまうこともあります。しかし実は意外とおちゃめで悪ノリが大好きな性格です。アニメの10話にある「じゅじゅさんぽ」では同じ2年生の禪院真希のスカートを穿いて登場するなど悪ノリしているシーンもみられます。また、1年生の訓練を手伝う2年生のシーンでパンダ先輩に投げ飛ばされた野薔薇を狗巻が受け止めに行くような画写もあり、優しさに溢れた性格でもあります。
また0巻にて、学校に来たばかりの乙骨と一緒に任務へ出かけたとき予定にない強敵が現れ、まだ任務に慣れない乙骨を敵から遠ざけようとするなど本編でも狗巻の優しさを感じられるシーンが多々あります。そんな優しくて少しおちゃめであり戦闘シーンのかっこ良さがギャップとなる狗巻は読者から壮絶な人気があるキャラクターとなっています。
狗巻棘の能力
狗巻棘の術式は呪言師ですが、呪言師とはどういった術式なのでしょうか。
呪言とは言葉に呪いがこもることであり、狗巻は狗巻家相伝の高等術式である呪言を使用します。対象の敵に言霊で呪いをかけ、言葉通りに強制行動を取らせる術であり、敵だけではなく味方にも呪いをかけることができる術式です。また生まれた時から呪言が使えてしまった為、呪うつもりもないのに呪言で相手を呪ってしまったことがあるなど小さい頃は苦労したと同じ2年生のパンダ先輩が発言しているシーンもあります。
呪うつもりのないのに呪言で呪ってしまうため不用意に人を呪わないようにと狗巻はおにぎりの具だけに絞って会話をします。0巻では狗巻のセリフは「しゃけ」が肯定であり「おかか」が否定であるという画写もあることから他のおにぎりの具にも意味がつけられていることが分かりますね。
狗巻の使う呪言は以下の通りです。
爆(は)ぜろ | 相手の体を爆破させて払う呪言であり、喉を潰してしまう可能性があります。 |
動くな | 言葉通り相手の動きを数秒止める呪言。 |
止まれ | 言葉通りであり、また相手の持っているモノも止める効果がある呪言。 |
逃げろ | 強制的にその場から離脱させる言葉です。 |
捻(ねじ)れろ | 相手の体全体を絞るように捻じってしまう威力のある呪言。 |
潰れろ | 圧力がかかり相手をペシャンコにしてしまう呪言。 |
堕ちろ | 相手を地の底まで落とす呪言。 |
ぶっとべ | 衝撃波で相手をぶっ飛ばす呪言。 |
眠れ | 相手を強制的に眠らせる言葉であり、電話越しでも効果を発揮します。 |
戻れ | 言葉通りであり、伏黒の式神にも効果を発揮しています。 |
狗巻の呪言はこれからもっと増えていくと思います。
狗巻棘の弱点
言葉通りに強制行動を取らせる術式でほぼほぼチートな術式ではありますが弱点もあります。一回呪言を使うと喉を傷めてしまい、強い言葉を使うとその分反動が来たり最悪の場合は自分に返ってくることもあります。言霊を使いすぎることで喉の痛みが悪化し戦闘不能となってしまうため狗巻はのどオールというのど薬を常に持ち歩いています。
また0巻では、夏油との戦闘で血を吐きながら乙骨に「逃げろ」と呪言を使おうとしますが喉を傷めすぎたのかその効果は乙骨には効いていませんでした。
狗巻棘の声優
狗巻の声優さんは内山昂輝さんでとても人気のある声優さんであり、HUNTER×HUNTERのメルエムや鬼滅の刃の累、ハイキューの月島蛍なども演じられています。人気のキャラクターばかり演じられている内山昂輝さんが今後の狗巻の呪言をどのように演じるのか注目ですね!
狗巻棘の名台詞・名シーン
呪言師の狗巻ですが、どのような場面でどのように使っているのか紹介させていただきたいと思います。
ぶっとべ
6巻の46話で敵である花御相手に使用しています。
東京校と京都校の交流会の最中に乱入してきた敵を1年生の伏黒、京都校の加茂と一緒に共闘します。あまりにも強い敵である花御相手に苦戦する3人。狗巻の呪言を頼りに相手の動きを止めて攻撃し距離を取る、これを繰り返して帳の外を目指しみんなと合流するという作戦で、狗巻の術式は喉を傷めてしまうと使えなくなってしまうためのど薬を飲みながら術式を放つ狗巻でしたが限界が来てしまい口から血を吐いて術式を使えなくなってしまいます。
強い言霊を使っていない狗巻の喉が潰れた、それだけで花御の強さが格上だということが分かり追い込まれてしまう3人ですが、狗巻が力を振り絞って言霊を使うシーンです。言霊を使う際、伏黒が「狗巻先輩、それ以上は」と止めていることから狗巻の喉は限界を超えていることが分かりますね。
眠れ
5巻の43話で交流会最中に京都校である三輪相手に使用しています。電話越しで効果を発揮しており一瞬にして三輪をリタイアさせています。
爆(は)ぜろ
0巻の2話で低級の呪いに使用しています。
低級の呪いの群れを祓う任務で対象の敵を捕らえた瞬間言霊で敵の群れを呪い祓い一瞬で任務を終わらせているシーンです。
一緒にきていた乙骨も「いくらなんでも多すぎ」と発言していたためその威力に対して驚きを隠せていません。
呪言師であり呪術高専2年生である狗巻棘
強い言霊で相手を強制行動を取らせることのできる狗巻、後輩の1年生を心配し常に優しい思いを見せ1年生からも信頼を寄せる狗巻はこれからも戦いを通してもっと強くなり新しい言霊も出てくるかと思います。
以下、ネタバレが含まれてしまいますが東京ハロウィン編でもたくさんの仲間が死んでしまったため、いつかは戦いの中で生徒も死んでしまうのではないかという噂が広まっていますが、狗巻の性格上仲間を庇って死んでしまいそうな予想ができ、死んでしまったらそれはそれですごく悲しいですがこれからの展開に目が離せません。
「呪術廻戦」は今まで以上に注目と人気が出ること間違いなしですね!