ドロダボは、劇場版ドラゴンボール 超サイヤ人だ孫悟空に登場する敵役キャラクターです。そんなドロダボについて詳しく説明していきます。
ドロダボの基本情報
名前 | ドロダボ |
性別 | 男 |
所属 | スラッグ星 |
種族 | 魔族 |
戦闘力 | 40000前後 |
必殺技 | 特になし |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 明確な数字は不明だが一味の中では最も巨体 |
声優 | 郷里大輔(ドラゴンボールヒーローズでは宝亀克寿) |
初登場 | 劇場版ドラゴンボール 超サイヤ人だ孫悟空 |
その他 | スラッグの側近 |
ドロダボの特徴
オレンジ色の肌に太った大きな身体、カエルのような顔をしており、たらこ唇。頭には小さな2本の角があり、耳は尖っています。鍛え上げられた両腕には複数のトゲが生えており、パワーには自信があることが伺えます。背中には大きな翼が生えており、ドラゴンに近い見た目をしています。
太陽の光を浴びると1時間も持たない身体である種族のため、暗い環境でしか生活ができない模様です。大きな身体と威圧感のある声に似合わず、語尾に「ダボ」を付けるという可愛らしい口調を話すのも特徴です。
名前の由来は『アンドロメダ星雲』のドロをもじったものから来ています。
ドロダボの登場シーン
ドロダボは、スラッグ星の王、スラッグの側近として登場します。太陽の光をガードする白の宇宙服を身に纏って、仲間のアンギラ・メダマッチャと共に地球を襲いかかります。3人がかりですが悟飯を気絶させたり、大きな翼を生かして高い場所にあるドラゴンボールを集めたりするなど万能な活躍を見せます。
見事にドラゴンボールを7つ集め、スラッグが願いを叶えた後は、魔族達が住みやすいように地球を改造します。光を失ってもなお「まだ少し暑過ぎるダボ」と語っており、少々暑がりな一面があるようです。
地球改造作業の途中にピッコロが現れ、部下達が次々となぎ倒されていきます。「情けない奴らだ、後は任せろ」と言い、側近としての貫禄を見せ、ピッコロに1対1で挑みます。余談ですが、この台詞にだけ「ダボ」は付けていません。
ピッコロに挑んだものの、全く歯が立たず武術だけで腕を破壊されます。とうとう追い詰められ、建物に隠れ不意打ちを狙うがすぐに発見され爆発で建物ごと吹き飛ばされてしまいます。ピッコロが同じ魔族であると察し、手を組んでスラッグを倒そうと命ごいをし、握手を求めます。
ピッコロが手を差し伸べたので、それが交渉成立だと思い「さすが魔族同志、話がわかるダボ」と言い手を握ろうとしたが、それは勘違いで、ピッコロに波動砲で首を吹っ飛ばされ、死亡しました。
見た目通りパワーもあり、スピードも速いため、能力的には決して弱くは無いですが、日々修行を重ねたピッコロとは雲泥の差があり、一撃もダメージを与えることはありませんでした。
ドロダボの必殺技
ドロダボは一瞬でピッコロにやられてしまったため、本作では必殺技を出す姿は見れませんでしたが、ドラゴンボールヒーローズでは活躍します。レアリティはそんなに高くないものの、エビルグラビティで敵に与えるダメージを大きくして攻撃できるなど、アタッカーとしては活躍できます。1ラウンドのみ、自分チームが受けるダメージを半減することも可能です。
ドロダボの声優
ドロダボの声は、郷里大輔さんが担当されていました。東京都出身で青二プロダクションに所属していました。57歳という若さで急死。死因については様々な憶測がありますが、所属事務所からは『急性心不全』と発表されています。パワー溢れる野太い声が特徴的で、悪役や貫禄のあるキャラクターを役には欠かせない存在で、たくさんのファンから愛されていました。
ドラゴンボールシリーズでは、ドロダボの他にウミガメ役、牛魔王役、そしてミスター・サタン役などを担当されていました。ONE PIECEのジンベエ役やキン肉マンのロビンマスク役などアニメ作品の他にもゲーム作品、戦国無双シリーズの武田信玄役や映画の吹き替え、その他テレビ番組のナレーションなど数え切れないほど活躍されていました。
ドラゴンボールヒーローズでは宝亀克寿さんが担当されており、長崎県出身の青二プロダクションに所属されています。郷里大輔さんが急死後、ドロダボ役以外にもONE PIECEのジンベエ役も引き継いでいます。
他にも、鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMISTのレイブン役やドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めてSのダン役などを演じています。尚、ONE PIECEシリーズでは、ゲッコー・モリア役も担当されており、ジンベエと二役演じています。
ドロダボの名シーン・名台詞
スラッグの側近であり、一味の中では最もパワーを誇るドロダボ、そんなドロダボの名シーン・名台詞を紹介していきます。
「まだ少し暑過ぎるダボ」
一味の中では最も巨体なドロダボ。見た目通り暑がりで、太陽の光が無くなった直後ではまだ熱気が残っておりドロダボにとっては住み心地のいい星になるには時間が必要だった模様。一見、大した台詞には感じないが、この言葉に対しメダマッチャが「魔族にとって太陽の光は1時間も持たない身体であるからなぁ」と返答しており、魔族の特徴を説明してくれています。
ドロダボの体温には興味なくとも、なぜ地球を狙いわざわざ太陽を消す必要があるのか、など疑問に思っていた視聴者たちにとっては助かった一言ではないでしょうか。
ドロダボの強さ
ドロダボはピッコロに全く歯が立たずにやられてしまいましたが、他の一味との戦闘力の差はどれくらいだったのでしょうか。メダマッチャは悟飯を気絶させることに成功しましたがドロダボでも可能であったと思えます。アンギラはピッコロの不意をついてダメージを与えることができました。
見事にピッコロに大ダメージを与えたものの、メダマッチャと2人がかりである点と背中に攻撃をしていたので、戦闘センスはありますがパワーが強かったとは言えません。よってドロダボより戦闘力が上だったとしても大きな差はなかったと言えます。