【ハイキュー!!】山口忠がかっこいい!サーブで活躍!声優や慎重も紹介

『ハイキュー!!』にて登場する山口忠は烏野高校排球部の1年生でピンチサーバーを務めています。唯一1年生メンバーでレギュラーではありませんが「ジャンプフローターサーブ」という最強の武器を手に入れチームの勝利に貢献しています。

1年生の中では仲介のような役割も果たしていて、同じ1年生である日向翔陽影山飛雄月島蛍という問題児の3人のフォローもしています。元気で赴くままに行動あるいは突進していく日向を止めたり、幼馴染である月島を挑発する影山を鎮めたり、表情が読みにくい月島にもいち早く気づきフォローを入れたりなど大忙しです。

そんな烏野1年を取りまとめる山口ですが実はまだまだ魅力があるんです!山口の性格やプレースタイル、名シーンなどををご紹介していきます!

山口忠の基本情報

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©古舘春一/集英社

山口忠の特徴・性格

見た目は少し緑がかった黒髪でピョンっと立ったアホ毛が特徴的です。烏野高校排球部で一番背の高い月島といることからそんなに高いイメージがないのですが、高校1年生にしては高身長です。

所々食が細いような描写があり体重も身長のわりに軽めで、身長は一学年上の田中龍之介より高いですが体重は約6㎏軽いです。また目は大きいのですが三白眼で、頬と鼻筋にそばかすがあります。

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©古舘春一/集英社
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基本は穏やかで優しい性格の山口ですが初登場時はひねくれた性格の月島につられて少し意地悪なことを言ったりしますが、だんだん日向・影山との仲もよくなっていき次第に意地悪なことを言ったりいたずらっぽい顔をすることはなくなっていきます。

小学生の頃そばかすや華奢な体つきであることを理由にいじめられ泣いていた山口。当時自分にとって脅威であったいじめっ子たちに対し、全くひるむこともなく「かっこわる」と一人で言える月島に憧れを抱きました。

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昔から少し気弱であった山口ですがたくさんの挫折や試練を乗り越え強くなっっていきます。初めてピンチサーバーでコートに投入されたときは不安と緊張などに打ち勝てず失敗したり二度目のチャンスでは入れるだけの軟弱サーブ逃げてしまいます。

しかし自分を奮い立たせ自分から直接烏養コーチにもう一度チャンスをくださいと言いに行きます。「俺に行かせてください」と、二度目とは180度気合が違う山口に烏養コーチは再び山口をピンチサーバーとしてコートに投入します。

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©古舘春一/集英社
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そこではナイスサーブを連発し、チームからもピンチサーバーとして一目置かれるようになり信頼を勝ち得ます。このことをきっかけに山口は覚醒していきます。

バレーで、特にサーブでは負けず嫌いになっていき一学年上で同じくジャンプフローターサーブを強化している木下久志にも先輩であっても負けない!と自分の武器をさらに磨いていきます。

また日向・影山とは違い、月島・山口は進学クラスということもあり勉強はそこそこできるようで、テストで赤点を取りそうな日向・影山の教育係を任せられた月島のサポートをしています。赤点を取るほどではないようですが、英語が少し苦手のようです。

山口忠の能力

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先程もお話ししました「ジャンプフローターサーブ」が山口の最大の武器です。ジャンプフローターサーブはジャンプサーブほどの威力はありませんが、無回転で打つことでボールの軌道がずれ、また軽く走り込みジャンプをしながら打つことでフローターサーブに比べ体重を乗せるのことになるので威力が増し打点も高くなるので高い打点から打てます。

ボールが落ちたり横にそれたりするので捕る側からすれば落下点も予測できませんしオーバーかレシーブの判断もギリギリまでしにくいので最高に捕えにくいです。

このサーブの一番の攻略法としてオーバーで捕えてしまうことですが、指先にしっかり力を込めていないと弾かれてしいますし、また力を込めすぎてボールをガっと掴み気味になってしまったらホールディングという反則行為になってしまうので攻略法がオーバーであってもしっかり捕えるのは簡単ではありません。

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©古舘春一/集英社
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またその高身長を生かしたセンターからのスパイクも光る場面があります。ポジションがMB(ミドルブロッカー)ということもありブロックにつく場面も何度か見受けられます。

山口忠の弱点

山口はレシーブが苦手な描写が所々にあります。サーブをうまくあげられてしまった後に「命を狙う側から途端に狙われる側に回るような恐怖」と表現しているので、山口自身レシーブに苦手意識があるようです。【ハイキュー!!】山口忠がかっこいい!サーブで活躍!声優や慎重も紹介

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MBは空中戦での要として起用されることが多いポジションです。リベロという守り専門(攻撃やサーブなどはしてはいけない)の選手がいますが大体リベロと交代するのはMBである2人と交代します。

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同じMBである月島・日向もレシーブが苦手のようですし、弱点に違いはありませんが圧倒的不利というわけではなさそうです。しかしピンチサーバーが一試合でたった一回しか与えられないサーブ権をそう簡単に譲るまいと、強打で来たボールを肩で上げるなど、何とかこなす姿に心打たれたファンも多いようです。

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また山口は朝が弱いらしく、なかなか起きられない体質のようです。梟谷グループに混ざっての東京での長期合宿でも、慣れない長期合宿や練習試合・自主練習漬けでしかも夏真っ只中という事もあったと思います。

疲れもたまっていると思いますがそれでも他メンバーは起きられているのに対し山口は最後まで起きられない様子でした。先輩の田中に「おーい 誰か山口起こせ!」と誰かになかなか起きない山口を起こすように催促している描写もあります。

しかし山口のその気持ちよさそうな寝顔が「可愛い!」と女子ファンに人気だそうです。

山口忠と月島蛍

山口月島コンビはハイキューファンの間でも大変人気です。小学生の頃からの幼馴染でありバレーボールのチームメイトでもあります。

ハイキューの中でも不朽の名作といわれる「88話ショック」という話があり、その主役は月島と山口です。この88話ショックはハイキューファンが声をそろえて涙したと称賛しています。こちらは下記の「山口忠の名シーン・名セリフで紹介していますのでそちらをご覧いただければと思いまます!

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ひねくれもので嫌味を吐き散らす月島をフォローしたりたまに悪ノリしたり時には奮い立たせたりなど月島の良き理解者です。また青葉城西高校バレー部主将で超攻撃型セッターである及川徹がレシーブが苦手な月島をサーブで狙ってきた際には、及川を見かけたり及川の話題が出るたびにムッとした表情をしたりもします。

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©古舘春一/集英社
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普段の学校生活でも同じクラスという事もあり、教室でも一緒にお弁当を食べたりしています。バスの中でもいつも隣同士で、気難しい月島も山口の隣は居心地がいいみたいですね。

現在の山口忠

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©古舘春一/集英社
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山口は3年になりキャプテンとしてチームをまとめ上げていたみたいです。日向・影山・月島・日向が2年~3年の時のお話は詳しくは描かれていませんが、山口が背番号1番をつけている描写がいくつかあります。

そして現在は大学4年生で大学卒業後は宮城県の家電メーカーに就職がきまっているみたいです。髪は高校時代に比べて少し短くなり顔も少し大人びたように見えます。

また日向が日本に帰国した際にも迎えに行ったりそれを月島に飲みながら話したり、日向と影山の中学以来の決戦を会場に駆け付け観戦するなど4人の交流は続いてるみたいです。

山口忠の声優

山口忠の声を担当されているのは大人気声優である斉藤壮馬さんです。この山口忠の声優に抜擢されたことをきっかけにブレイクしたそうです。他にも「アイドリッシュセブン」の九条天や「刀剣乱舞」の鶴丸国永などの声も担当されています。

演技力はもちろんですしルックスも可愛らしく、また歌唱力も抜群で若い女性に大人気です。2015年には声優アワード新人男優賞も受賞されるなど、実力と人気を兼ね備える声優さんです。

山口忠の名シーン・名セリフ

———そんなモンッ プライド以外に何が要るんだ!!!———

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やはり山口の名シーンは月島とぶつかり合い感動を生んだ「88話ショック」が一番有名で、この話中はすべてが名セリフだといっても過言ではありません。この話には多くの方が胸が熱くなったと語っています。

自分より長けている何かを持った人物を前にしたことがあると思います。そういう時にこの88話ショックは単行本10巻の86話~88話までの一通りの話を指しているようです。

この話の中で月島の兄の存在、月島と山口の出会いや過去の話、そして88話で月島がなぜ部活に熱く打ち込まないのか真実が語られます。かっこよくてなんでもこなせる器用さを持ち合わせているけど100天満点中80点までしか目指さないような月島に山口が心を鬼にして渇を入れます。

この話で月島の兄である月島明光の過去が弟蛍の障害であるならば、山口は蛍にその障害を乗り越えるきっかけを与えた存在だといえるでしょう。いつもであれば月島のことを尊重し思ったことがあっても言わずに見守るような山口ですが、月島に変わってもらいたい山口は初めて思いをぶつけました。

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月島は山口に勝ち進んでもどうせ上には上がいていつかは負ける、絶対に一番なんかになれないのにどうしてみんなそんなに必死になってやるのか分からないと本心をぶつけます。その思いに山口は「そんなモンッ プライド以外に何が要るんだ!!!」と山口の素直な思いをぶつけ返します。

そこでうだうだ考えている自分より山口のほうがよっぽどかっこいいと思った月島ですが、まだ自分の中で腑に落ちないからと梟谷学園バレー部の主将である木兎光太郎と音駒高校バレー部の主将である黒尾鉄郎に聞きいてくるとその場を後にします。

この「88話ショック」は何度でも読んでも涙ぐんでしまうとファンの間でもハイキューで上位にくる話だといわれています。

———恐い…でも 自分でも戦えるって 証明しろ!!!———

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©古舘春一/集英社
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こちらは山口が高校初の公式戦デビューでのワンシーンです。烏野町内会チームの一人である嶋田誠に少し前からジャンプフローターサーブを教わっていた山口。

教えてたとしてもインターハイまでには間に合わないと思うと言われます。しかし山口は自分は今回試合に出れないと思うけど、この先1年生で自分だけ試合に出れないのは嫌だと心の内を嶋田に明かします。

山口も嶋田もインターハイの先を見据え特訓しますが、インターハイ予選の青葉城西高校バレー部との試合でどうしても流れを変える一本が欲しいと考えた烏養コーチは嶋田が山口にジャンプフローターサーブを仕込んでいることを思い出します。

そしてまさかの山口はピンチサーバーとしてコートに投入されます。相手チームの空気に飲まれ気味だった烏野ですが、がちがちに緊張している山口を見てコートの中に違う緊張感が漂います。

自分はベンチにいて、試合に出て断続的なラリーにしんどそうなメンバーが羨ましいと感じていた山口。試合に出たからにはどんなに恐くても自分も戦えることを証明したいと今の自分の精一杯の一本を放ちます。

サーブはネットにかかってしまい相手チームの得点となりますが、烏野に絶大な緊張感を与えた山口のお陰で烏野に違う流れをよぶことができました。

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こちらのシーンは月島山口のファンの間で密かに話題になったシーンです。大体月島が山口と共に吹いたり笑ったりするのは日向や影山や一つ先輩の西谷や田中といった少しおバカなメンバー絡みが多いです。

しかしこのシーンは唯一2人で笑いあった貴重なシーンだと言われています。全国大会で準々決勝まで勝ち進み次の対戦相手は現代の小さな巨人擁する鴎台高校でした。

緊張しいな山口が月島に共に頑張ろうと声をかけるのですが、緊張でカミカミになってしまった山口。言い直した山口ですが思わず二人で吹き出してしまいます。

部活に入りたての頃はいつも月島の機嫌をいかがって話しているような柳口でしたが、この会話を見ると自分の武器を持ち自分に自信が出たこともあり対等に話しているように見えます。ブロックの要である月島、サーブの要である山口、理想のサーブ&ブロックで共に戦おうと意気込む姿は彼らの成長を感じます。

———ゴメン ツッキー!!———

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そしてなんといってもこの「ゴメン ツッキー!!」はハイキューの名物だと言えます。小学校の頃からお互いのことを「山口」「ツッキー」と呼び合っているみたいです。

88話ショックの始まりも先を歩く月島に「ヅッギィィィィィ!!!」と大声で叫んでいます。他にも「ツッキー突き指大丈夫!?」や「ツッキーナイス!」など山口の口から何度ツッキーが出たか数えている方もいるそうです。

ハイキューのイベントで月島蛍を演じる内山昂輝さんが「うるさい山口」斉藤壮馬さんが「ゴメンツッキー!」と言いながら登場するなど山口のツッキー呼びはファンの間でも大人気のようです。

元・根性無しの山口忠は烏野の救世主へと成長する

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山口の成長の過程には多くの方が共感するような言葉や気持ちが詰まっています。バレーボール経験者に限らず山口の言葉や気持ちに共感した方も多いのではないでしょうか。

ピンチサーバーとして山口がコートに投入されたとき、「大丈夫だろうか」から「山口ナイスサーブ一本!」と見る側の気持ちが知らない間に不安から期待へ変化していったように思えます。努力すれば必ず報われるとは言い切れませんが、些細なことでも自分にとってプラスになる変化があると教えてくれました。

まだまだ山口の魅力は数えきれないほどありますが、ほんの一部ではありますが皆さんに伝わっていれば幸いです。この記事を読んでもっと山口の魅力に触れたくなった方は原作やアニメを見ていただければと思います!