『ハイキュー!!』にて登場する白布賢二郎は強豪白鳥沢学園高校バレーボール部の2年生でセッターを務めています。3年生に瀬見英太というセッターがいますが、白鳥沢のプレースタイルに合うのは白布のプレースタイルということもあり2年生ながら正セッターとしてチームを支えています。
基本的に無表情で先輩に対しても可愛げがない白布ですが、試合中は色んな表情を見せてくれます。可愛らしいルックスに正反対のような性格の持ち主である白布のギャップが多くの女性ファンから大人気です。
今回はそんな白布賢二郎というキャラクターの魅力をご紹介していきます!
白布賢二朗の基本情報
名前 | 白布賢二朗(しらぶけんじろう) |
性別 | 男 |
所属/役職 | 白鳥沢学園高校 |
ポジション | セッター(S) |
年齢/誕生日 | 17歳->23歳/5月4日 |
身長/体重 | 174.8㎝/64.4㎏ |
背番号 | 10 |
初登場 | 第17巻150話(原作)/第3期1話(アニメ) |
声優 | 豊永利行 |
※白布は原作では35話、アニメでは第1期14話に少し登場していますが、名前などが明らかになったのは上記の話数ですのでそのように記載しております。
白布賢二朗の特徴
白鳥沢の選手は山形県の温泉や人物が名前の由来になっているようで、白布の場合ですと山形県にある「白布温泉」がモチーフになっているみたいです。
身長は高校男子バレー選手としてはさほど高くはありませんが、セッターということもありどんな乱れたボールであっても落下点に入り込みスパイカーに打ちやすいトスを上げるには白布のような身長の選手がセッターに向いてるのではないでしょうか。
髪は少し明るめの茶髪でばっつん斜め前髪が特徴的です。目は大きく顔も整っていますの女性ファンが多いのも頷けます。またセッターはオーバーをよくすることから突き指なども多いことから白布もほとんどの指にテーピングをしています。
白布賢二朗の性格
白布は絶対的エースと呼ばれる白鳥沢の主将でエースである牛島若利に絶大なリスペクトがあります。中学の時牛島のプレーを見てその純粋な強さに惹かれたと語っています。それだけリスペクトしている牛島をライバル視し、いちいちマウントを取る後輩の五色工に強くあたっている場面を多く見かけます。
白布は負けず嫌いな一面もあるようです。春高県大会予選の決勝で烏野高校と対戦した時にツー返しで相手チームを翻弄しますが、烏野の優秀な1年生セッターである影山飛雄にツー返しされた時には心底不愉快そうな表情を浮かべる場面もありました。
また白布はかなり努力家だと思われます。他人にも厳しいですが特に自分にはかなり厳しいようです。まず白鳥沢のバレー部は監督である鷲匠鍛治が優秀な選手を抜粋し推薦を出しているようですが、白布の場合は推薦が来なかったので受験して白鳥沢に入学しました。
県内でも偏差値がかなり高い白鳥沢に自力で入学し、バレー部では唯一推薦ではない白布はレギュラーにまで上り詰めたことになります。鷲匠監督に呼ばれて注意をされた後には自分で自分の両頬を叩く場面もあり、自分に厳しいことがよく分かります。
白布賢二朗の能力
白布は「誰よりも目立たないセッターに俺は成る」と語っており、白鳥沢のスパイカーの実力を最大限に生かすセットアップをします。仲間の実力に信頼と尊敬を持っていて、自分ではなくスパイカーが主役だと考えているように思われます。
3年生セッターの瀬見は中学時代から上手い選手だと有名でしたが、瀬見のプレースタイルより白布のほうが、確かな実力を持ったスパイカーが揃う白鳥沢ではセッターとして適任だと鷲匠監督は判断したのでしょう。
またかなり知能が高いようで、試合中も相手チームの分析などに優れている描写も多く、チームの司令塔であるセッターというポジションに最適な選手だと言えます。
現在の白布賢二朗
現在は大学医学部の5年生で医者を目指しているようです。県内トップクラスの偏差値を誇る白鳥沢に自力で入学した白布であれば、医学部に進学したことにも納得できます。
白布賢二朗の声優
白布賢二朗の声を担当されているのは「ユーリ!!!onICE」の勝生勇利や「東京喰種」の永近英良など多くのアニメの人気キャラの声も担当されています。元々は子役としてデビューしていて舞台やドラマ、映画などに出演されていましたがアニメもやりたいと声優としても活躍されるようになったそうです。また2018年には声優アワードで主演男優賞も受賞されていて確かな実力を持つ日本を代表する声優さんの一人です。
白布賢二朗の名シーン・名セリフ
ここからは白布賢二朗の名シーンや名セリフ・面白シーンをご紹介していきます!
誰よりも目立たないセッターに俺は成る
こちらは春高県予選の決勝で3セット目セットポイントを迎えた白鳥沢が3セット目最後の一本をエース牛島に上げるシーンです。元々は速攻をバンバン使ったり全然プレースタイルが違った白布ですが牛島の強さとパワーがに惚れた白布は中学時代のチームメイトが驚くような変化を遂げていました。
今の自分が一番信じている強さ・プレーはこの人だ!と牛島を信じトスを上げる白布。3セット目は牛島の強烈スパイクで烏野から死守しました。
うちのスパイカーに道を空けろ
こちらのシーンは烏野の1年生MB(ミドルブロッカー)である月島蛍にほとんどのスパイクをワンタッチしてくることのいらだちと焦りが見えてきた時に、白布が心の中で叫んだ言葉です。
この後焦ってしまっていた白布は十分に助走が取れていない牛島に低めの少し早いトスを上げてしまい、ずっとその焦りの少し乱れた一本を待ち焦がれていた月島にドシャットを決められてしまいます。
しかしこのセリフは自分のチームのスパイカーに気持ちよくスパイクを決めさせてあげたいという白布の思いやりの心を感じるとファンの間で人気のシーンです。
は!?
こちらのシーンは思わず笑ってしまったとファンの間でも人気のシーンです。2セット目終盤デュースで大接戦の中、烏野1年生コンビの「変人速攻」が炸裂します。この「は!?」は今ここで変人執行捻じ込んでくるのかよ!という白布の気持ちが声と表情と共に痛いほど伝わってくるシーンです。
今かよ!や、うそだろ!といった言葉ではなく、「は!?」という一言で気持ち最大限に表現しているのが本当に面白いです。
強さとパワーに憧れた白布賢二朗の成長
牛島若利と出会い白布のの世界が変わっていったのと同時に、白布自身の考え方やプレースタイルは変化していきました。自分の中で変化を起こすことは怖かったり不安があったりなどするものですが恐れずに自分の信じた強さとパワーに向かって突き進み成長し続ける白布は多くのファンに勇気を与えたことでしょう。
自分の信じるものをひたすらに追いかけ信じ続ける白布はこれからハイキューにどう影響していくのか楽しみですね。
ここまで白布賢二朗の魅力をお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか。この記事を読んで白布のことを好きになったりもっと知りたいと思っていただいた方は是非もう一度白布に視点を置いて春高県大会予選決勝の名試合を見返してみてはいかがでしょうか。