「ワンピース」にて、シャボンディ諸島でバーソロミューくまによってボーイン列島に飛ばされたウソップが出会った謎の人物?ヘラクレスン、ウソップの2年間の修行の師となったヘラクレスンの基本情報や、経歴などを解説します。
ヘラクレスンの基本情報
名前 | ヘラクレスン |
性別 | 男 |
所属 | 不明 |
種族/出身地 | ?/南の海(サウスブルー) |
懸賞金 | 無し |
悪魔の実 | 無し |
使用する技・術 | ポップグリーン |
年齢/誕生日 | 49歳→51歳/5月10日 |
身長/体重 | 214cm/不明 |
声優 | 西凛太朗 |
初登場 | シャボンディ諸島編 |
好物 | ラーメン |
ヘラクレスンの特徴
ヘラクレスオオカブトのような、鎧に兜という重装備に丸みを帯びた体格や細長い手足がいかにも昆虫のようなキャラクターです。風貌は装備によるため、おそらく人間だと思われます。
語尾が特徴的であり、「〜ん」となるのが特徴で、ウソップのことも「ウソップン」と呼びます。そのため、正式名称が「ヘラクレス」なのか「ヘラクレスン」なのかが明らかにならないままです。アニメの公式サイトでは「ヘラクレスン」と記されていてもクレジットでは「ヘラクレス」だった李、キャラクターブックでは「ヘラクレス」だったりします。
ヘラクレスンの性格
自信を「勇者」と称するだけあり、ウソップの窮地を救い、自信に何も見返りがないにも関わらずその後も手助けをする面倒見の良い性格です。
また、チョッパーのようにおだてられると調子に乗ってしまう性格でもあり、名前を褒められたら自己紹介を繰り返したり、「スゴ腕先生」と言われた際には喜んでウソップの先生役をしました。
アニメ版では、自己紹介を雑に扱われ、ふて寝してしまうという一面が見られました。
ヘラクレスンの能力
2年後のウソップがポップグリーンによる攻撃を取得していたことからもわかるように、その師であるヘラクレスンもまた、ポップグリーンの使い手です。
また、基本の戦闘能力も高く、重そうな装備にも関わらず動きは俊敏で体術もこなします。
また、危険生物も暮らすボーイン列島で生き残り続けたことからも猛者であることが伺えます。
ヘラクレスンの正体
ヘラクレスンの正体は、植物学者であり、25年前にボーイン列島に仲間とともに上陸するも、1年後には仲間を全員失ってしまいました。しかしその後も一人研究を続け、ボーイン列島の生態や、島そのものが巨大な食肉植物であること、ポップグイーンの活用法を発見しました。
ヘラクレスンの活躍
ヘラクレスンの登場シーンは少ないですが、ウソップとの修行の後、麦わらの一味がシャボンディ諸島で再集結し、魚人島に向け出港する際の海軍の追っ手を昆虫を使って妨害する活躍を見せました。
その際には、姿を見せず、陰からウソップを見送る、渋い姿を見せました。そしてウソップだけは、それがヘラクレスンによる手助けだということを理解しました。
ヘラクレスンのその後
ヘラクレスンの声優
ヘラクレスンの声優は、西凜太朗さんという方です。大阪府出身で大沢事務所所属の男性声優さんです。声優と並行して俳優もこなしている方です。
代表作には、「BLEACH」の射場鉄左衛門や、「鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST」のチャーリーなどがあります。
ヘラクレスンの名シーン
以下ではヘラクレスンの名シーンをご紹介します。
調子に乗って自己紹介しすぎてしまったシーン
こちらは、ウソップに名前をかっこいいと褒められたヘラクレスンが調子に乗って、繰り返し自己紹介した結果ウソップに呆れられてしまったシーンです。
表情の読めないヘラクレスンですが、言動に愛嬌を感じるキャラクターです。
ヘラクレスンがウソップにポップグリーンを解説するシーン
こちらはヘラクレスンがウソップにポップグリーンを解説するシーンです。
黒板を使って解説するところに学者らしさが表れています。ヘラクレスンがたった一人で苦労しながら得た知識を何の見返りも求めずにウソップに教えてくれるという点でもヘラクレスンの人の良さが伺えます。
ヘラクレスンが麦わらの一味の船出を助けたシーン
こちらはヘラクレスンが麦わらの一味の出航を手助けしたシーンです。これだけのサイズの昆虫を手懐けるヘラクレスンは相当な戦力だと考えられます。いつか麦わらの一味と共闘することがあれば、かなり頼もしいですね。
また、姿を見せずに見送る姿にシビれた読者も多かったのではないでしょうか。
ヘラクレスンは学者であり、勇者!
ヘラクレスンは植物学者であり、現在はボーイン列島での研究の成果であるポップグリーンを武器に戦う勇者でした。また、ウソップの2年間の修行の師であり、恩人です。
まだ登場が少なく、謎の多い存在ですが、シャボンディ諸島で麦わらの一味を見送った後、ボーイン列島に帰らず旅をしている姿が扉絵で描かれています。一部では、革命軍のメンバーなのではと予想されている読者もおり、能力の高さもあって再登場を期待されているキャラクターでもありました。