ONE PIECEにてナミが登場した際に同時に登場した、道化のバギー率いる海賊「バギー海賊団」の参謀長であるカバジは、一輪車に乗る剣士という特徴的な人物であり、当時麦わらの一味に加入したばかりのゾロと対戦した人物です。
そんなカバジの強さや、現在の姿など名言などを交えながらご紹介していきます。
カバジの基本情報
名前 | カバジ(異名:曲芸のカバジ) |
性別 | 男 |
所属 | バギー海賊団→海賊派遣会社バギーズデリバリー |
役職 | 参謀長 |
誕生日 | 9月8日 |
初登場 | 2巻、15話「GONG」 |
声優 | 遠藤守哉 |
カバジの特徴
カバジは緑色の髪色で左側の髪だけ長く、右側は剃り込みを入れています。目は鋭く目つきの悪い印象であり、クールなイメージの人物です。
青と白のチェック柄の長いマフラーをし、上半身は裸で白のズボンを履いており、一輪車に乗り剣を武器としている個性的な人物です。
カバジの性格
登場時カバジはバギー海賊団のNo.2と言われ参謀長の立場であり、船員から恐れられるシーンがありました。
カバジは冷静沈着でありクールな姿を装い、知略的で強そうに見えますが、作中ではカバジの知略的で計画的な一面を出したことは無いに等しく、バギー海賊団の参謀長の役割を見せるシーンはほとんどありませんでした。
モージからは、スカシ野郎と言われており格好付けな性格をしている人物です。
船長であるバギーに対し、あまり敬意を払っておらず「バギー一味の冒険記」にて、バギーの体が行方不明となり死亡したと思い込み、葬式をした後に「次期船長」を決めるためモージと船長争いをしる姿が描かれていました。
カバジの初登場
カバジは2巻15話、「GONG」にて初登場しました。
ルフィは一人目の仲間となったゾロと航海を続け、二人が辿り着いた島は「バギー海賊団」が町を牛耳っていました。
バギー玉という大砲で町中の建物が破壊され、町の住人たちは避難していました。
ルフィとゾロは町を破壊し続ける横暴なバギー海賊団と対峙することになり、そこで「バギー一味No.2 参謀長 “曲芸のカバジ”」として、カバジは一輪車に乗り左手には剣を持ち剣の先でコマを回し、右手でブーメランのような武器を回し曲芸を披露しながら登場しました。
カバジの技
・曲技「火事おやじ」
カバジの技は主に曲芸であり、この技は口から火を放つ技です。
作中にて初めて描かれたカバジの曲技であり、火を吹いていますが悪魔の実の能力者ではないため、仕掛けをして火を出している曲芸技です。
・曲技「湯けむり殺人事件」
地面に剣を刺しヒビを入れ、刺さった剣を回して土埃を出し目くらましの為に使用する技です。
・曲技「カミカゼ百コマ劇場」
先端が尖ったコマを敵に大量に投げつける技です。
・曲技「山登ろー」
一輪車で建物の壁を垂直に登る技です。
攻撃力はありませんが、他の技と組み合わせることにより、強さを発揮します。
・曲技「納涼打ち上げ花火一輪刺し」
建物の屋上にて花火のように空中に跳ね上がりそのまま地面に落下し、その際に剣を構え下にいる敵を串刺しにする技です。
作中では曲技「山登ろー」との合わせ技で披露されていました。
カバジの声優
カバジの声を担当した遠藤守哉(えんどう もりや)さんは、東京都出身6月1日生まれ、以前は青二プロダクションに所属していましたが、現在はフリーで活動している声優です。
声優デビューしてまもなくONE PIECEでカバジの声と村人の声を担当しました。
声優としての活動は少ないですが、大人気アニメ「ドラゴンボール」シリーズのゲームにて、「人造人間13号」の声を担当しています。
カバジの名言
ここではカバジの名言や名シーンをご紹介します。
「光栄だねェ、ロロノア・ゾロ・・・一人の剣士とし貴様を斬れるとは。」
この言葉は、オレンジ町「ドリンカー・パブ」前にて、ゾロがバギー海賊団参謀長であるカバジの相手を買って出たシーンにて放たれた言葉です。
バギー海賊団No.2として登場し、剣士同士の戦いとして戦闘シーンが描かれました。
「ロロノア・ゾロ!!討ちとった!!!」
この言葉は、カバジがゾロと戦い必殺技「湯けむり殺人事件」の曲技を決めたあと、ゾロの腹部を蹴り蹲り動けないゾロに対し、さらに攻撃を仕掛けた際に放った言葉です。
参謀長としての活躍があまりみられなかったカバジの戦闘シーンでの強気の発言です。
カバジはワノ国出身だった?
バギー海賊団の参謀長として登場したカバジですが、参謀長としての強さを見せることなく、ルフィたちとの戦いに敗れてからはバギーと同じくコミカルなキャラクターに変わっていきました。
ですが、カバジの登場時などで描かれた「べん」という文字が、ワノ国出身の人たちに使われるものであり、カバジもワノ国出身なのではないか?と考察されています。
実際の詳細は不明ですが、曲芸の名前などから可能性は高いとされていて、20年前の伏線がようやく回収されたと話題になりました。
カバジはバギー海賊団であるため、王下七武海制度撤廃したことにより今後もバギーの登場は濃厚であり、カバジも再登場する可能性は高いといえます。
作中では強いシーンが描かれることはありませんでしたが、今後の登場でワノ国出身であるのか注目すべき人物であり、今後の活躍、成長にも期待です。