「僕のヒーローアカデミア」にて、雄英高校ヒーロー科1年A組の担任を務めるイレイザーヘッドとは、一体どんな人物なのでしょうか?
イレイザーヘッドのことが大好き、よく知っているという方も多いと思いますが、改めてイレイザーヘッドの性格や人間関係、名台詞や名シーンまでご紹介したいと思います。
イレイザーヘッドの基本情報
名前 | 相澤消太(あいざわしょうた) |
性別 | 男 |
ヒーロー名 | 抹消ヒーローイレイザーヘッド |
個性 | 抹消 |
学校・学年(所属) | 雄英高校ヒーロー科1年A組担任 |
年齢/誕生日 | 11月8日(30歳) |
身長/体重 | 183cm |
声優 | 諏訪部順一 |
初登場 | 漫画第話、アニメ第5話 |
イレイザーヘッドの特徴
イレイザーヘッドの外見の特徴は黒髪の長髪に無精髭が生えており、首には捕縛布を巻いています。気だるそうな雰囲気と喋り方で寝袋を持ち歩いていて、時間があれば寝袋に入るなど先生とは思えないような印象を受けます。しかし、生徒へかける言葉や行動はまさに先生といったような頼もしさがあります。
メディアへの露出を嫌っているため、世間では知名度は低いです。しかし、その個性は戦闘において有利になる場面が多いため、何かと計画を実行する際に召集がかかるなどしていることから、ヒーロー業界では名が知れている様子です。
イレイザーヘッドの性格
イレイザーヘッドは合理主義者で時間を無駄にすることを何よりも嫌っています。合理主義者すぎる故に、食事をゼリー飲料で済ませたり、身だしなみもそこまで綺麗にはしていません。他人に対しても見込みのない者は切り捨てるなど、合理主義を徹底しています。
合理主義者すぎることで冷たい印象を受けますが、実はとても根は優しいです。1年A組の生徒のことをよく見ており、それぞれの個性や性格などちゃんと把握し、生徒に合った言葉をかけてあげる場面もあります。ヒーロー科への編入を希望していた心操人使を気にかけ、捕縛布の使い方を教えて個別に鍛えたり、壊理の身元引受人になったりと面倒見がいい一面もあります。
イレイザーヘッドの個性
イレイザーヘッドの個性は抹消です。凝視している間は見た者の個性を消すことができる個性です。個性発動中は髪の毛が逆立ち、目は赤くなってしまいます。イレイザーヘッドはドライアイのため、長時間使うことは困難で目薬を持ち歩いています。どの個性にも通用するわけではなく、異形型の個性には使えません。
戦闘においてはゴーグルを着用し、相手から目線を覚られないようにしています。少人数での不意打ちからの短期決戦が得意分野ですが、USJ襲撃の際には、敵連合から生徒を守るため、複数相手にうまく立ち回っていました。
イレイザーヘッドの名前の由来
イレイザーヘッドと名前を付けたのは高校からの同期のプレゼント・マイクです。ヒーロー名を考えることになった際に、隣の席であったプレゼント・マイクが付けたとのことです。イレイザーヘッドとはゴム付き鉛筆の消しゴム部分を意味する英語であり、現在英語の教師をしているプレゼント・マイクらしい考えです。
イレイザーヘッドの声優
イレイザーヘッドの声は、諏訪部順一さんです。東京俳優生活協同組合に所属し、東京都生まれの声優、ナレーターの方です。
代表作はアニメでは、2002年「テニスの王子様」の跡部景吾、2008年~2014年「黒執事」の葬儀屋(アンダーテイカー)、2017年~2020年「ブラッククローバー」のヤミ・スケヒロがあります。ゲーム作品では、「アサシンクリード・ブラザーフッド」のチェーザレ・ボルジア、「幻奏喫茶アンシャンテ」の凛堂香があります。他にも映画やドラマの吹き替えやナレーションなど活躍しています。
イレイザーヘッドの名台詞・名シーン
ここでは、イレイザーヘッドの名台詞や名シーンについて解説させていただきます。
「今遊んでるっつったのプロか?何年目だ?シラフで言ってんならもう見る意味ねぇから帰れ、帰って転職サイトでも見てろ」
体育祭での爆豪勝己と麗日お茶子との戦闘で、麗日お茶子に手加減なしで立ち向かう爆豪勝己に対し、ブーイングを行った観客に対して言った台詞です。確かに傍から見れば、爆豪勝己が一方的に麗日お茶子を攻撃して遊んでいるように見えてしまいますが、麗日お茶子の実力をちゃんと警戒しているからこその戦闘でした。担任として普段から二人を見ているイレイザーヘッドはしっかり爆豪勝己の気持ちを理解し、理解できない観客にきつい言葉を放ちました。さすが担任の先生です。
「だからこの騒動が終わったら言ってあげてくれ、できればありがとうの方に力を込めて」
林間合宿襲撃の際に、緑谷出久がボロボロになってまで戦って守ってくれたことに対し、ごめんもありがとうも言えなかったと呟いていた出水洸太に言った台詞です。出水洸太を守ったことを褒めてあげたいですが、自分は教師として無茶をした緑谷出久を叱らなければいけないので、自分の代わりという意味も含め言ったのかもしれません。
「俺が見ておく。するなら正規の活躍をしよう、緑谷」
今まで何度も規則を破り、飛び出していってしまう緑谷出久に対し、止めても壊理を助けたいときっとまた飛び出してしまうと確信したイレイザーヘッドは、自分が見ておくから今度こそきちんとした活躍をさせてあげようと思ったのでしょう。イレイザーヘッドの優しさと先生らしさが詰まっている台詞です。
イレイザーヘッドは合理主義すぎる部分もある、優しくて面倒見のいい1年A組の担任!
生徒一人一人をしっかり見つめ、生徒を守るために体を張るイレイザーヘッドは、生徒からの信頼も厚い教師の鑑です。イレイザーヘッドの台詞は、心に響く台詞も多いため、イレイザーヘッドが好きという方も多いのではないでしょうか。