「僕のヒーローアカデミア」にて、警察官として登場する面構犬嗣とは、一体どんな人物なのでしょうか?
面構犬嗣のことが大好き、よく知っているという方も多いと思いますが、改めて面構犬嗣の性格、名台詞や名シーンまでご紹介したいと思います。
面構犬嗣の基本情報
名前 | 面構犬嗣(つらがまえけんじ) |
性別 | 男 |
ヒーロー名 | 無し |
個性 | 不明 |
学校・学年(所属) | 保須警察署 |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 竹内良太 |
初登場 | 漫画第56話、アニメ第31話 |
その他 |
面構犬嗣の特徴
面構犬嗣の外見は垂れ耳の犬そのものの顔に首から下は普通の人間という姿が特徴です。喋り方は犬を意識してなのか、語尾にワンを付けて喋ります。
ヒーロー殺しステインの事件の後、緑谷出久や轟焦凍、飯田天哉の入院する病院に来ました。三人の将来を考え、事件の詳細を大人のズルとして世間に公表しないことを提言し、了承してくれた三人に感謝の言葉を述べ、三人の功績を奪ってしまうことに対し心から謝罪しました。
面構犬嗣の性格
面構犬嗣は保須警察署の署長として、態度も行動も折り目正しい紳士です。警察官なので正義感が強いのはもちろんですが、ヒーロー殺しステインの事件の件で、三人の将来を考えた提案をしてくれたり、功績を奪うことになってしまうことに対し三人に謝るなど、情に厚い性格なことが分かります。
面構犬嗣の外見
面構犬嗣の外見は頭が犬そのものだったことに衝撃を受けた読者も多いです。中にはシリアスな雰囲気で話しているのに、外見のせいでシリアス感が薄れているという声や、語尾のワンで全部可愛く思えてしまうなどの声もありました。
ここまでリアルに犬の顔のキャラクターを登場させる作者さんのセンスが凄いという声も多数あり、登場回数が少ないながらも人気の高いキャラクターです。
面構犬嗣の声優
面構犬嗣の声は、竹内良太さんです。青二プロダクションに所属し、兵庫県生まれの声優さんです。
代表作はアニメでは、2010年「HEROMAN」のヒーローマンやサム、2014年~2020年「ハイキュー!!」の牛島若利、2017年~2018年「魔法使いの嫁」のエリアス・エインズワースがあります。ゲーム作品では、「エルシャダイ」のルシフェル、「アンジェリーク ルミナライズ」のロレンツォがあります。他にも、映画やドラマの吹き替えをいくつも演じています。
面構犬嗣の名台詞・名シーン
ここでは、面構犬嗣の名台詞や名シーンについて解説させていただきます。
「結果オーライであれば規則などウヤムヤでいいと?」
ヒーロー殺しステインと戦って結果勝利し捕まえられましたが、緑谷出久や轟焦凍、飯田天哉はまだヒーロー免許を持たない学生です。本来ならば保護管理者の指示なく個性を使って危害を加えることは、相手がヒーロー殺しステインであったとしても、規則違反になってしまうことです。
結果的にいい方向になりましたが、規則をウヤムヤにしてもいいということではないと、学生である三人に対し教えていました。
「一人の人間としては…前途ある若者の偉大なる過ちにケチをつけさせたくないんだワン!?」
緑谷出久や轟焦凍、飯田天哉のしたことは規則違反ではありますが、ヒーローを志す者としては立派な行動だったと思います。三人の気持ちやこれからヒーローになりたいという将来への希望を汲んで、このような形で納めてくれることになりました。面構犬嗣の人柄の良さと優しさが垣間見えます。
三人がヒーロー殺しの元に駆けつけて戦っていなかったら、怪我人が出たり被害がもっと拡大していた可能性もありますから、世間の平和を守るという役目がある面構犬嗣はむしろ感謝しているのかもしれません。偉大なる過ちという言い方も三人の規則を破ってしまったという気持ちを軽くしてくれたのではないでしょうか。
「大人のズルで君たちが受けていたであろう称賛の声はなくなってしまうが…せめて共に平和を守る人間として…ありがとう!」
大人のズルと言ってくれていますが、面構犬嗣の情の厚さが緑谷出久や轟焦凍、飯田天哉の将来に傷を付けない方法で解決してくれましたので、ズルではないかなと思います。世間的にはエンデヴァーが倒したということで発表することになるので、三人に称賛の声がいかなくなってしまうことに面構犬嗣は心を痛めていました。
署長という立場である面構犬嗣が、学生である三人に頭を下げてお礼を言っていました。それだけで三人の心は報われるのではないでしょうか。一切の躊躇なく学生である三人に頭を下げられる面構犬嗣の人の良さは、警察官に凄く向いていると思います。
面構犬嗣は紳士で規則に厳しいですが、情に厚く優しい犬の警察官!
初登場の際に読者に衝撃を与えた面構犬嗣ですが語尾やシリアルになりきれない見た目から可愛いという声も多かったです。警察官ですが登場回数が少ないので、登場を心待ちにしている読者も多いのではないでしょうか。