元パンクハザードケンタウロス巡回部隊ボスであり、腰から下がワニになっている茶ひげ。パンクハザードに来る前は海賊だったという茶ひげの過去や声優も紹介していきたいと思います。
茶ひげの基本情報
名前 | チャドロス・ヒゲリゲス |
性別 | 男 |
所属 | 元茶ひげ海賊団船長、元ケンタウロス巡回部隊ボス |
種族/出身地 | 偉大なる航路 |
懸賞金 | 8006万ベリー |
悪魔の実 | なし |
使用する技・術 | |
年齢/誕生日 | 43歳→45歳 / 2月3日 |
身長/体重 | 691cm |
声優 | 徳山靖彦さん→田中一成さん→菅原正志さん |
初登場 | コミックス第59巻 |
茶ひげの特徴
見た目は一見そこまで強そうにみえませんがローの能力によって腰から下がワニになっているため、とても仰々しい特徴をしています。
頑丈そうなひげは三つ編みにしてまとめられており、白ひげや黒ひげのようにまさしく「ひげ」が目立ち、茶色のひげという事で茶ひげという愛称で親しまれています。そして名前は本名が「チャドロス・ヒゲリゲス」なのも、茶ひげという名前で親しまれるゆえんになっているようです。
初登場時は海賊船長だった茶ひげは頂上戦争後、白ひげの縄張りだった新世界のフードヴァルテン島に攻め入り、支配下に置きます。しかししばらく後に乗り込んできたホーキンス海賊団に一味を壊滅させられ、自身も両足を失います。命からがら逃げ出してパンクハザードにたどり着き、シーザーによって命を救われ部下になりますがさらにその後、ローの能力でワニの下半身を与えられ、「ケンタウロス巡回(パトロール)部隊」のボスとなります。
パンクハザードの中心の湖でルフィたちを襲いますが返り討ちにされ、研究所までの運搬役にさせられます。その後シーザーに見捨てられ、COOLブラザーズの攻撃を受けます。そのことでシーザーの本性を知り、騙されている自分の部下たちを救うたに研究所に乗り込む茶ひげは研究所内で仲間にシーザーの本性を伝えようとしますが果たせず、シーザーに止めを刺されそうになったところをルフィに助けられます。シーザー敗北後、茶ひげは治療を受けるため海軍に自首しました。
茶ひげの性格
初登場時こそ”白ひげ”亡き後の白ひげ海賊団領を横取りしようとする下劣な海賊のように描かれていましたが、2度目の登場であるパンクハザード編では命の恩人に対する純粋過ぎる忠義と仲間思いな一面を見せていました。
また素の頭自体はそれほど悪くなく、一度は身もふたもないが悪くない速攻戦術で能力者などを一時行動不能にしています。
茶ひげは悪魔の実の能力者ではなく、下半身がワニの身体になっているという特殊な人間です。そんな茶ひげは単純な戦闘はそれほど強さを発揮するキャラクターではなく作中では雑魚キャラクター扱いされています。ですが茶ひげは下半身が動物という事も有り、大柄な体格をしていますが俊敏な動きが可能となっています。作中では脱出する際に麦わらの一味を身体に乗せて走り回ってピンチを脱出していました。
脱出の際には特殊な肉体の特徴を活かして活躍出来るという事も有り、茶ひげの強さはサポート能力の高さだと言えるかもしれません。巨大な剣を使って戦う茶ひげですが、現在のワンピースの作中に登場する戦闘特化のキャラクター達には全く歯が立たないのが茶ひげの戦闘力の強さとなっています。しかしサポート面に関しては戦闘面よりも活躍することが期待出来るキャラクターだと評価しても問題ありません。
ホーキンスとの関係は?
フードヴァルテンを縄張りにする為に登場した茶ひげは、初めてホーキンスと出会いそして酷い目に遭います。ホーキンスは「最悪の世代」と呼ばれている人間たちの一人で、ホーキンス海賊団の船長であり、約3億円の懸賞金が掛けられている人物です。
四皇であるカイドウの傘下として活動し魔術師の異名を持っている非常に強い戦闘力を持っている海賊で知られています。ホーキンスに喧嘩を売った茶ひげは、一方的にボコボコにされてしまったと語っておりホーキンスとの戦いによって下半身を失ってしまったようです。ホーキンスと戦ったことによって、茶ひげは自分の海賊団である「茶ひげ海賊団」を壊滅させられて海賊を続けられなくなってしまいました。それが「ケンタウロス」になったキッカケでもあり、茶ひげにとってホーキンスとはとても憎き仇敵となりました。
シーザークラウンへの裏切り
シーザーが一味抹殺のため送り込んできた「イエティ COOL BROTHERS」から、シーザーが自分の事も抹殺対象として役立たず呼ばわりされていた事実を知らされ、更にイエティ兄弟から集中砲火を浴びて重傷を負わされた事によりシーザーへの裏切りを決意した茶ひげ。
イエティ兄弟が去った後に一味の元に現れナミとウソップを襲ったシーザーを急襲し2人に逃げる隙を与えた後、シーザーの攻撃により再び重傷を負います。しかし茶ひげはそれでも倒れる事はなく、逃がした2人を背中に乗せてシーザーが放った毒ガス兵器から島内を逃げ回った末にトラファルガー・ロー、海軍G-5支部、ワノ国の侍錦えもんと合流し、シーザー達との最終決戦に参加しました。
茶ひげの声優
アニメでの声優を務めているのはアニメや吹き替えでも数多くの作品に出演してきたベテラン声優の菅原正志さんです。J-WAVEでナビゲーター(パーソナリティ)を務めた経験もあり、ナレーター、特にCMのナレーションで長年にわたって第一線で活躍しています。
主な代表作品は「ジョジョの奇妙な冒険」ジョージ・ジョースタ役、「マクロス7」レイ・ラブロック役、「機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光」サウス・バニング役など数々の有名キャラクターを演じています。徳山靖彦さんから田中一成さんに続き三代目の茶ひげの声優となっております。
茶ひげの名シーン・名台詞
登場シーンは少ない茶ひげですが、彼の過去がわかるシーンを紹介していきたいと思います。
「よくその目に焼きつけておけェ!!!この島を今日から支配するのは!!
この海賊“茶ひげ”様だァ!!!ウオッホッホ!!!」
マリンフォード頂上戦争終了後の新世界のとある島で、”白ひげ”が亡くなった後の白ひげ海賊団の陣地を荒らす卑劣な海賊として登場した。島を手中に収めた後、新世界の航海の課程で島に寄った超新星の一角バジル・ホーキンス率いるホーキンス海賊団を排除しようと脅しを掛けましたが、ホーキンスの逆鱗に触れ海賊団を壊滅させられました。
茶ひげ登場時には同島に住み着く科学者シーザー・クラウンの部下「ケンタウロス巡回部隊ボス”」として登場し、重傷を負ってパンクハザードに漂着した自分と部下を治療してくれたシーザーに忠誠を誓っていました。そして部下達共々半人半獣となって島内の巡回を行っていましが、その忠誠心はとても強く、島に上陸してきた麦わらの一味に捕縛された時にチョッパーがシーザーの子供達に対する覚醒剤投与に関して部下の茶ひげを追求した時も、覚醒剤投与の事を一切知らなかった茶ひげは日頃シーザーの言っていた”人類のための研究”という嘘を信じてチョッパーの言う事を一切信用しようとしませんでした。
茶ひげは今後も登場していくのか?
少ない出番ではありましたが、最終的にはルフィたち麦わら一味を助けてくれた茶ひげは、実はそんなに悪いやつではありませんでした。
自首した身ではありますが、今後も何らかの形でルフィたちに関わってくるのではないでしょうか。これからも彼の出番が増えることを期待したいですね。