【ワンピース】ヨコヅナはただのカエルではない!挑んでいる海列車とは?

ヨコヅナは、ウォーターセブン編にて登場するカエルのキャラクターです。ただのカエルではなく角界ガエルであることが初登場時に明らかにされています。

ワンピースに登場する動物キャラクターの中でも、関わりのあるウォーターセブン編では大活躍を見せる重要なキャラクターです。

この記事ではヨコヅナの基本情報や名セリフを紹介していきます。

ヨコヅナの基本情報

ヨコヅナの基本情報は以下の通りです。

【ワンピース】ヨコヅナはただのカエルではない!挑んでいる海列車とは?

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ただのカエルと思いきや、人間と同じくらいの大きさがあるヨコヅナはイボガエルの一種です。それだけではなく頭部はちょんまげのような髪形をしています。

身体は傷だらけでボロボロになっており、海列車に轢かれても死なないくらいの強さを持っていますが、ヨコヅナが海列車に勝負を挑むことがココロが駅長を務めるシフト駅の悩みとなっています。

海列車とは?

【ワンピース】ヨコヅナはただのカエルではない!挑んでいる海列車とは?

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ヨコヅナが初登場したときに挑んでいた海列車。ウォーターセブン編では重要な役割を担っており、この海列車を作ったのはトムズワーカーズです。
作られた経緯としてはトムがウォーターセブンが沈まないように、近くの島への移動手段として線路を作る計画から始まりました。しかし、海列車造船前にトムがロジャーの「オーロ・ジャクソン船」を造ったことで逮捕。「海列車を造り上げることで罪を償う」ことで制作が許されました。

フランキーを助けることができなった後悔からヨコヅナは毎日海列車に勝負を挑んでいるのです。

トムズワーカーズとは?

【ワンピース】ヨコヅナはただのカエルではない!挑んでいる海列車とは?

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

フランキーが麦わらの一味に仲間になる前に所属していた小さな造船会社です。メンバーは社長のトム、フランキー(本名カティ・フラム)、アイスバーグ、ココロ、ヨコヅナの少人数で構成されています。社長であるトムは「伝説の船大工」として有名であり、フランキーとアイスバーグの師匠として2人に技術を教えていました。
ヨコヅナはトムのペットであり一番に慕っていた相手でもありました。また、ヨコヅナがクロールで泳げるようになったのはフランキーが教えたことがきっかけです。トムズワーカーズ全員から愛されていたキャラクターです。
しかし、トムがロジャーの海賊船を作ったことで処刑、フランキーは海列車に轢かれ消息不明になったことでトムズワーカーズは自然消滅してしまいました。
トム、フランキー、アイスバーグが作った海列車は現在アイスバーグが管理者として管理しており、ココロは海列車が停車するシフト駅で駅長を務めています。

ヨコヅナの声優は高塚正也(たかつかまさや)さん

ヨコヅナの声優を務めたのは、高塚正也さんです。

高塚さんはアニメ業界でもバイプレイヤーとして活躍しており、「ワンピース」ではヨコヅナの他にもMr.5ジャブラやヴァン・オーガーなど複数のキャラクターを演じています。他にも「キングダム」や「ボボボーボ・ボーボボ」、ゲームの「戦国無双シリーズ」でも複数のキャラクターの声優を務めています。

同じ作品に登場する男性キャラクターでも、性格によって声だけで演じ分けていることから、表現力が豊かな声優さんです。

ヨコヅナの名セリフ、名シーン

ヨコヅナの名セリフや名シーンを紹介していきます。

「ゲロ!」と鳴くヨコヅナの言葉を理解できるのはココロのみですが、表情から喜怒哀楽がしっかり伝わってきます。

ヨコヅナ初登場シーン

【ワンピース】ヨコヅナはただのカエルではない!挑んでいる海列車とは?

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

コミックス34巻第322話「"パッフィング・トム"」での初登場シーンです。麦わらの一味がロングリングロングランドから出航した3日目に遭遇したのがヨコヅナです。全力でクロールしている姿が気になり、当初の航路から外れ、ヨコヅナの様子を伺いますが、ヨコヅナは線路で海列車を待ち構えます。

総出でヨコヅナに声を掛けますが、そんなにお構いなしに正面から吹き飛ばされるヨコヅナ。これには麦わらの一味全員が騒然となりました。

なぜヨコヅナがクロールで海列車に突っ込んでいたかは後に明らかになります。

麦わらの一味の仲間になるシーン

【ワンピース】ヨコヅナはただのカエルではない!挑んでいる海列車とは?

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ルフィたちの乗る海列車に追いついたヨコヅナがココロの助言によって一時的に仲間になるシーンです。ロビンとフランキーを追いかける海列車を脱線させてしまいます。怒るルフィに対してヨコヅナは攫われたと思っていたココロとの再会を喜びます。

ヨコヅナに状況を説明し、麦わらの一味の仲間になる手助けをしたのはココロです。ココロはヨコヅナが毎日海列車に勝負を挑んでいること、なぜ勝てない相手である海列車に勝負を挑んでいるか知っていました。

力強く「ゲロッ!ゲロッ!」と鳴くシーンにはヨコヅナの覚悟が感じられます。

ヨコヅナは応援したくなるくらいの努力家

【ワンピース】ヨコヅナはただのカエルではない!挑んでいる海列車とは?

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ヨコヅナが初登場したとき、ルフィたちも驚くような勢いでクロールをして海列車に挑んでいました。どんなに身体がボロボロになっても挑むことを諦めない姿勢は、読んでいて何度も「頑張れ」と応援したくなるほどで、ココロも成長を温かく見届けていました。

なによりもヨコヅナが険しい顔をしながら過ごしていた日々から、また笑顔で過ごせる日々が戻ってきたことに感動してしまいます。

現在はココロ、チムニーゴンベとともにシフト駅で暮らしており、麦わらの一味もウォーターセブンでお世話になったことからどこかのタイミングでまた再登場する可能性もあります。