名探偵と警察と法曹は切っても切れない縁です。
名探偵コナンに出演する弁護士と言えば、ヒロイン「毛利蘭」の母親である「妃英理」が一番に思い出されますが、そんな法曹界のクイーンを支えてるのは一体誰でしょうか?
今回は妃弁護士の秘書「栗山緑」とはどんな人物なのか、深く掘り下げてみようと思います。
栗山緑の基本情報
名前
|
栗山緑 |
年齢/誕生日
|
20代後半/不明 |
身長/体重
|
不明
|
性格 | 几帳面 |
容姿 | ネックリングが特徴 |
家族構成
|
不明 |
声優
|
百々麻子 |
初登場 |
映画 14番目の標的
|
栗山緑の人物像
妃英理の秘書兼事務員として、妃法律事務所に勤めています。化粧やアクセサリーを妃弁護士から褒められることが多く、センスの良さが分かります。旦那である毛利小五郎から連絡があり嬉しそうに出て行ったり、電話一つで動揺したりしている妃弁護士を見て「旦那だな」と楽しんでいる様子です。きっちりと仕事をこなすかと思えば、ゼロの日常では15時開始のパーティを16時開始と間違えて覚えていたりするなど、少しおっちょこちょいな一面も持っています。詳しい年齢は公開されていませんが、妃弁護士が32歳なので、おそらく20代後半と思われます。誕生日も公開されていないのでいつか発表してくれるのでしょうか。楽しみですね。
栗山緑の初登場
最初は白鳥任三郎警部と同様、劇場版のみのキャラクターでした。『名探偵コナン 14番目の標的』では名前もなく、「妃弁護士の秘書」という肩書きだけの出演でした。その後、『瞳の中の暗殺者』で登場した際に名前が設定されました。
そして、第40巻File10「小五郎大失態」にて原作初登場です。毛利小五郎から連絡を受けて「嫌々付き合わされる」といいつつも嬉しそうな妃弁護士に、「ホントに嫌々かなぁ。」と苦笑い。その後のクライアントとの打ち合わせを任されているところを見ると、原作初登場だが妃弁護士から厚い信頼を得ていることがわかります。
アニメ初の出演は、TVオリジナル「法廷の対決」です。妃弁護士の秘書として法廷に出席しています。冷静に情報を整理していたかと思えば、予想外の出来事が起こると取り乱してしまう直情的な部分も持ち合わせていて、最後まで冷静沈着な妃弁護士とは対照なイメージを受けました。
出演順は、映画→アニメ→原作となりますが、原作初登場の時には「え、今まで出てなかったの!?」と感じるほどにキャラクターとしてのポジションを確立していました。今では妃弁護士が出演している時は必ずと言っていい程出演しています。
栗山緑の声優
栗山緑の声優を務めているのは、百々麻子(どどあさこ)さんです。
1967年11月8日生まれで神奈川県出身です。賢プロダクションに所属し、声優や舞台女優として活躍されています。以前は劇団21世紀FOXに所属しておりました。
アニメへの出演は勿論、ゲームや洋画の吹き替えも同じ数ほどの出演数があります。
代表作は『スクールランブル』ミチコ博士、『金田一少年の事件簿』醍醐真紀/怪盗紳士。
名探偵コナンのアニメや映画で、栗山緑以外のキャラクターの声も担当していることがあります。
どの話で百々麻子さんが出演しているのか探すのも楽しいかもしれません。
栗山緑の各キャラとの繋がり
やはり、妃法律事務所で働いているので、一番深いつながりは妃弁護士でしょう。毛利蘭は時々江戸川コナンと共に事務所に遊びに来ています。江戸川コナンも「緑さん」と呼ぶほど親しい仲であることが分かります。
『名探偵コナン ゼロの日常』では登場回が多いキャラクターの一人です。ここでは原作では見られない栗山緑が描かれています。毛利探偵事務所と同じビルの1階でオープンしている「ポアロ」でご飯を食べていたり、ポアロの店員の榎本梓と友人になり、ショッピングを楽しんでいたり、時間に間に合わないからと安室透に目的地まで車で送ってもらったりと意外な交友関係が見えます。原作の栗山緑が仕事モードなら、ゼロの日常の栗山緑はプライベートモードなのかな?と思ったりします。クールな一面からキュートな一面まで垣間見えます。
栗山緑の名シーン
栗山緑を語る上で欠かせない、栗山緑の仕事ぶりを世に知らしめた作品が、『名探偵コナン ゼロの執行人』です。
今までも妃弁護士の傍らで一緒に仕事をし、その素早く正確な仕事を発揮していましたが『ゼロの執行人』の時の栗山緑は別格です。
毛利小五郎が事件の容疑者として浮上した際、焦る妃弁護士を温かくフォローし、妃弁護士が席を外している間もずっと毛利蘭の側で声をかけていました。長年ペアとして仕事をしてきてここぞという時の精神的支えになっています。
江戸川コナンが工藤新一の声で、「橘境子を調べてほしい」と頼んでからほんの数日で纏め上げました。指示されたものだけでなく、関連しそうな事象まで詳しく。書類の束がいくつもあり、とても数日で調べたとは思えないほどの情報量です。橘境子も「こんなに詳しく。あなたも優秀な事務員なんですね。」と栗山緑を称賛しています。
栗山緑のまとめ
普段優秀過ぎる妃弁護士の陰に隠れがちだが、妃弁護士は一人ではない、優秀な秘書がいるからこそ優秀な妃弁護士がいるのだと思います。
これからの栗山緑の活躍が楽しみです。