名探偵コナンに登場する小田切敏郎という人物を知っていますか?実はこの人物、名探偵コナンの4つの映画に登場する重要な人物なんです。
さらに、毛利小五郎の刑事時代の上司で、現在は警視庁刑事部長をしている男です。
「真実を明らかにするのが、我々警察の役目」という信念をもっており、ダンディでかっこいい男として一部のコナンファンから人気があります。
そんな小田切敏郎はどんな映画に出演し、どんな男なのか徹底的に解説していきたいと思います。
小田切敏郎の基本情報
名前 | 小田切敏郎 |
年齢 | 56歳 |
性別 | 男 |
家族 | 小田切敏也(息子) |
利き手 | 左 |
職業 | 警視庁刑事部部長 |
声優 | 中田浩二 |
初登場 | 映画:瞳の中の暗殺者 |
小田切敏郎の特徴
なんといっても、ダンディでかっこいい見た目でしょう。
職業は、警視庁刑事部部長であり、コナンの中に登場する警察関係者の中で、白馬探の父、服部平蔵に次いで地位が高い人です。
部下からの信頼も厚く、映画「瞳の中の暗殺者」では、自分が担当した事件を再捜査して、コナンに伝えるなど、警察官としても非常に有能な人物です。
小田切敏郎の性格
小田切敏郎の性格は、非常に真面目であり、有能な人間です。
映画「瞳の中の暗殺者」では、息子である小田切敏也が恐喝をしている疑惑がかかった時に、息子を問い詰め、白状させました。
立場上、その事件をもみ消すくらいの地位があるにもかかわらず、息子を更生させるため、真実をはかせました。
さらに、コナンに動機を分析され、容疑者候補の一人になったときも、落ち着いてコナンの話に耳を傾けました。そして、捜査に協力し、見事犯人を捕まえることができました。
さらに、コナンがただの小学一年生でないことに気づくほど、鋭い洞察力も持っています。
小田切敏郎の登場回
映画(第4弾):瞳の中の暗殺者
映画(第14弾):天空の難破船
映画(第15弾):沈黙の15分
映画(第22):ゼロの執行人(声の出演なし)
※映画は4作品に登場しているが、原作・テレビアニメ版には登場していません。
小田切敏郎と小田切敏也
小田切敏郎と小田切敏也の関係は親子です。この二人は「瞳の中の暗殺者」が初登場でした。
息子の小田切敏也はギタリストで、過去に仁野医師(殺害された人)との違法薬物の売買に関わっています。親子仲は悪く、白鳥沙羅と晴月光太郎の結婚式で、言い争うシーンも描かれています。
瞳の中の暗殺者では、小田切敏郎と小田切敏也はどちらも容疑者候補のひとりでした。
小田切敏也は、仁野医師と揉めたことが動機となり自殺に見せかけて殺害したと疑われていました。当時は、仁野医師が手術を失敗したため責任を感じ、自殺したと扱われていましたが、再捜査が決定したため、それに関わる警察関係者を狙ったのではないかということで、容疑者候補の一人となっていました。
小田切敏郎は、息子が殺人を犯したことをバレないように警察関係者を殺害しようとしたのではないかということで、容疑者候補の一人となりました。
結局、どちらも犯人ではありませんでしたが、敏也は恐喝の疑いがあったため警察署に連行されました。
小田切敏郎の声優
小田切敏郎の声優は、中田浩二さんです。声優業はもちろん、俳優、ナレーターとしても活躍されています。
低音でクールな声質をしているため、アランラッドの吹き替えやテレビアニメ「忍風カムイ外伝」のカムイ役など声優として活躍する一方で、俳優業では、主に悪役として時代劇を中心に活躍をしています。
ゲームにも出演しており、「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶシネマランドガチンコガチンコ大活劇」のミスターハブ、「ドラゴンボールヒーローズ」のDr.ウィローなど、ゲームでも活躍されています。
小田切敏郎の名場面・名台詞
「子供を除く全員の硝煙反応を調べろ、例外はない!!私を含む警察官も一人残らずだ、もちろんここにいる馬鹿者もだ!!(敏也を指さして)」
これは、白鳥沙羅と晴月光太郎の結婚式場で、佐藤警部が何者かに拳銃で撃たれた際に放った言葉です。自分自身も硝煙反応を調べさせるあたりは、さすが警察の上層部という感じです。
「馬鹿を言っちゃいかん。まだ敏也の恐喝事件が残っている。被害者はすでに死亡しているが事実関係を正してこってり絞ってくれ!」
これは、殺人犯が逮捕され佐藤刑事の無事が確認されたときに、警察官の多くが一安心しているときに言った言葉です。多くの警察官が一安心している中、一人だけ満足せずに、息子である敏也の恐喝事件の事実を正そうとしている姿勢はまさに警察官でした。
かっこいい小田切敏郎に今後大注目!
原作では登場シーンが描かれていませんが、4つの映画に出演し毛利小五郎の元上司で、警察の上層部の人間である小田切敏郎に今後大注目です。
名探偵コナンでは、FBIや公安が重要視されていますので、今後警察関係者にスポットライトが当たることもあるのではないでしょうか。そのときは小田切敏郎の活躍が期待されます。