『名探偵コナン』をご存じの方なら鈴木園子は知っていますよね。帝丹高校2年生で毛利蘭の親友です。最近は毛利小五郎がいないときにコナンに麻酔銃を撃たれて探偵役にされることもしばしば。
さて、そんな園子に姉がいることは御存じでしょうか?登場シーンは少ないが、登場するたびに事件に巻き込まれる園子の姉、鈴木綾子にフォーカスを当ててみていきましょう。
鈴木綾子の基本情報
名前 | 鈴木綾子(すずきあやこ) |
年齢 | 24歳 |
身長/体重 | 不明 |
容姿 | ポニーテール |
性格 | おっとり系 |
家族構成 | 鈴木史郎(父)
鈴木明子(母) 鈴木園子(妹) |
声優 | 元井須美子(アニメ第34,35話)
鈴鹿千春(アニメ第72話~) |
初登場 | 原作第5巻「山荘包帯男殺人事件」 |
婚約者 | 富沢雄三 |
鈴木綾子の特徴
鈴木園子の姉で、財閥令嬢であることを鼻にかけない優しい性格です。さばさばした園子とは正反対の上品の大人っぽい性格です。糸目だが、驚いた時には目を見開きます。
園子からは「姉貴」と呼ばれています。
大学時代には映画研究会に所属し、メイク・衣装を担当していました。
富沢財閥会長三男で画家の富沢雄三と婚約しています。
鈴木綾子の家族
父・鈴木史郎(すずきしろう)
鈴木財閥の会長で、綾子の父親です。日本画を描く事と、格闘技観戦が趣味です。おっとりした性格で、記者会見などの表舞台には鈴木次郎吉相談役が登場することの方が多いです。綾子の性格は父ゆずりな一面を持っています。
母・鈴木朋子(すずきともこ)
綾子の母親です。鈴木史郎とは逆で、強気な女性というイメージです。
『コナンvs怪盗キッド』では壇上で「盗れるものなら盗ってみなさい!」とキッドに挑発していました。
妹・鈴木園子
綾子の妹です。もう皆さんご存じですよね。帝丹高校2年B組在籍で、テニス部所属です。明るくお調子者でさばさばした性格で、とても財閥の娘には見えません。性格は母親ゆずりな一面を持っています。
実は鈴木家が全員そろって登場した回は『コナンvs怪盗キッド』のみです。しかもその回は、一緒に船に乗っていた史郎会長は怪盗キッドの変装だし、綾子はキッドのせいで船に乗り損ね、園子が電話を掛けたら家にいた、という1シーンのみです。同じ場面に4人そろったことは一度もないのです。
原作第82巻『京極真vs怪盗キッド』で園子が京極を両親に紹介するシーンがあり、いよいよ全員そろうのか!?と思いきや、綾子だけ回想のみ。いつか全員そろって登場してほしいです。
鈴木綾子の声優
綾子の声優は初回と2回目以降で声優が代わっています。
第34,35話の声優は、元井須美子さん。東京都出身で、演劇集団 円に所属しています。声優よりも女優としてドラマに出演している方が多いです。
代表作は、ドラマ『おいしいプロポーズ』、映画『七人のおたく』『女が一番似合う職業』などがあります。
第72話以降の声優は、鈴鹿千春さん。京都府出身で、今はフリーで活動していますが、以前は賢プロダクションに所属していました。アニメ声優よりも吹き替えで活動しています。
代表作は、『美少女戦士セーラームーン』烏丸あかね / セーラーレッドクロウ、『Paradise Kiss』山本大助〈イザベラ〉、『爆丸バトルブローラーズ』フェニックスなどがあります。
声優が交代した明確な理由は記されていません。聞き比べても違和感は少ないです。
鈴木綾子の名シーン・名言
綾子の初登場は原作第5巻「山荘包帯男殺人事件」です。自身が所属していた映画研究会のメンバーと園子、コナン、蘭を群馬の別荘に呼び、同窓会を開きました。
しかし、全員そろってまもなく、綾子の「敦子もあんな事がなきゃ…きっとここに来てたのにね…」という不用意な一言で全体の空気が落ち込み、そして殺人事件が起きてしまいます。仲の良かった映研メンバーが殺し殺され、しかもバラバラ殺人。トラウマになりそうですね。
その後の登場は、原作第13巻『三つ子別荘殺人事件』です。綾子の婚約者である富山雄三を紹介するために園子がコナンと蘭を伊豆の鈴木家の別荘に招待しました。
そして、その別荘の隣にある富山家の別荘で雄三の父、富山哲治が殺されました。容疑者に富山雄三を含めた3兄弟が浮上しましたが、「眠りの推理クイーン園子様」が事件を解決しました。折角の顔合わせだったのに殺人事件が起こってしまうなんて、やはりコナンが呼び寄せているのでしょうか。
鈴木綾子のまとめ
レギュラーキャラである園子の姉という立場でありながら、鈴木家の中で一番登場数が少ないです。しかし、登場した際の事件遭遇率は100%と何とも運がない人です。
別件ですが、日売テレビのアナウンサーとして同名の女性が登場していますが、関連は不明です。よっぽど同姓同名の別人だと思いますが。
園子と京極カップルの件があるので、鈴木家の登場が増えると思います。最近は少なってしまいましたが、また雄三と一緒に登場してほしいですね。今後の展開が楽しみです。