【もののけ姫】カヤの受けた罰って何?アシタカとその後子どもができた?

「もののけ姫」はジブリ作品の中でも、幅広い層からの指示があり当時の人気はすさまじいものがあり、今でもその人気は衰えません。

20世紀の日本の映画興行収入を塗り替え、「千と千尋の神隠し」が発表されるまで歴代1位となっていました。

そんな「もののけ姫」の作中に登場する【カヤ】にスポットライトを当ててその詳細についてご紹介していきたいと思います。

カヤの基本情報

【もののけ姫】カヤの受けた罰って何?アシタカとその後子どもができた?

(C)スタジオジブリ

カヤの基本情報についてご紹介していきます。

カヤの見た目と性格

【もののけ姫】カヤの受けた罰って何?アシタカとその後子どもができた?

(C)スタジオジブリ

カヤはアシタカと同じく蝦夷の出身でアシタカとは許嫁という関係で結婚を約束されている中でした。

見た目は10代前半の女の子で、髷を結った姿はとてもかわいらしいです。声もかわいらしくその姿とよく合っています、そしてもののけ姫、こと「サン」と同じ声優さんというなんとも因果な関係にあります。

狩猟民族の蝦夷というだけあって、女性でも弓を扱うことに長けており勇敢に敵に立ち向かいます、そして一途で許嫁のアシタカが村を追われることになっても一生の愛の証として黒曜石の小刀を送ります。

タタリ神にも臆することなく弓を射ることが出来、アシタカの援護を行う猛々しい一面も見せてくれます。しかし、本当は愛するアシタカを想い見送りに行く健気な一面を持った少女です。

カヤの都市伝説

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(C)スタジオジブリ

「もののけ姫」のストーリーを語る上でも重要なシーンとなるカヤとアシタカとの別れのシーン、いずれタタリ神へと変貌してしまう呪いに侵されてしまい死を待つ存在となってしまったアシタカが村を追われてしまいます。

そこで許嫁のアシタカに罰を犯してまで見送りに行きます。そして、一生の愛を捧げる意味を込めた黒曜石の小刀をアシタカへと渡します。この行動には「この先一生誰とも契りを交わしません、アシタカのみを愛します」という意味合いが込められています。

しかし、アシタカはそんなカヤの想いの詰まった小刀をサンに渡してしまいます。これには多くの反響があり、アシタカの浮気問題と言われたり、カヤが不憫であるといった声が挙がっています。

アシタカはサンの姿にカヤを見たのかもしれません、サンとカヤの声優が同じという点もそういうことを示唆しているようにも思え、カヤの想いに全く気が付いてないという事はないと思いますしアシタカはとても真っ直ぐなキャラクターで浮気をするとは思えません。

しかしながら、腕の呪いも解けて蝦夷を出ていくという理由がなくなってしまったのであればカヤのもとに帰ってあげてもいいのでは?と思いますが、昔の風習上それはかなわない事なのかもしれませんね。

カヤは罰を受けていた

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(C)スタジオジブリ

アシタカがカヤの元へ帰らない理由がもう一つあります、それはカヤが罰を受けていたという説です、作中でこの描写はありませんでしたがカヤは罪を犯しています。

それは、「カヤがアシタカを見送りに行った」という罪です、村長はアシタカの見送りに誰も行ってはならないと禁則事項としていましたが、カヤはアシタカへの愛ゆえ、これを破ってしまいます。

カヤがこの禁則事項を破ったことへの償いとして「死罪」を受けたのではないかと言われています。しかし、これもまた作中で描かれてはいない描写なのでアシタカが許嫁のもとに帰らなかった理由としてはカヤはもうこの世にいないだろうと思っていたからなのかもしれません。

しかし、そんな罰を受けてまで見送るくらいなら一緒についていけばいいのにとの声も上がっていますが、アシタカは死に至る呪いを受け死ぬ姿を見せたくない、カヤ自身足手まといになってしまうなどの理由が考えられます。

中には、アシタカの子供をカヤが身ごもっていたためについていかなかったという声もあります、時代背景として許嫁とあらば若くしても子を持つことは十分に考えられますが真意については公表はされていません。

カヤの名言・名セリフ

カヤの名言や名セリフについてご紹介してきます。

「カヤはいつも兄さまを想っています。」

【もののけ姫】カヤの受けた罰って何?アシタカとその後子どもができた?

(C)スタジオジブリ

物語の序盤で、アシタカがタタリ神による呪いを受け、村を追われ旅立つ時にカヤが村長から言い渡された禁則事項を破ってまでアシタカに伝えた言葉になります。

そして、一生の愛を誓う意味で送られた黒曜石の小刀をアシタカへ渡します。これに対しアシタカは「私も、いつもカヤを想おう。」と返します。

カヤの一途な乙女心や、愛の深さが感じられるシーンになります。禁則を破ってまでアシタカへと伝えたかった想い今生の別れになる事を分り、永遠の愛を誓いました。

カヤの登場シーンはこの場面で最期となりますが印象深く、このシーンには様々な情報が盛り込まれています、後に出会うこととなるカヤと同じ声を持ったサンにアシタカはいったい何を見たのかは気になりますね。

カヤのまとめ

どんな理由にしろ、また、どんな結末にしろカヤの運命はかわいそうなものになってしまうと思います、これだけ一途で美しくかわいらしい少女が不幸になってしまうとは少し考えたくないですね。