『ハイキュー!!』にて登場する青葉城西高校バレー部の3年でWS(ウィングスパイカー)を務めている花巻貴大は女性ファンに大人気のキャラクターです。主人公の日向翔陽と影山飛雄が所属する烏野高校排球部のライバル校として登場しています。
青城(青葉城西の略)は宮城県内でも強豪4校に名を上げられるほどの強豪校ですが、全国大会には出場したことがないそうです。花巻が3年の時代は県内の多くの同世代の選手たちが県大会決勝は絶対的王者と呼ばれている白鳥沢高校と青城が決勝に上がるだろうと予想するほどであり、強豪校の名に恥じない強いチームです。
そんな青城ですが実は個性的な性格の持ち主が多くすごく面白いチームなんです!その中でも青城の3年生レギュラーの4人が圧倒的人気が高くその中でも花巻貴大は魅力がたくさん!
今回はそんな花巻貴大の名シーンや青城3年レギュラーとの関係性などできる範囲でお伝えしていこうと思います!
花巻貴大の基本情報
名前 | 花巻貴大(はなまきたかひろ) |
性別 | 男 |
所属/役職 | 青葉城西高校バレー部 |
ポジション | WS(ウィングスパイカー) |
年齢/誕生日 | 17歳/ |
身長/体重 | 184.7㎝/72.0㎏ |
背番号 | 3 |
初登場 | 第2巻11話(原作)/第1期6話(アニメ) |
声優 | 櫻井トオル |
花巻貴大の特徴・性格
花巻の特徴はピンクがかった茶髪で短髪です。目は細長く三白眼できりっとした顔立ちをしています。身長は高身長で身長に見合った体重でガタイは悪くありません。
顔立ちもきれいで高身長なことから女性ファンが多いことにも頷けます。しかし性格は青城の主将でセッターである及川徹をいじったり試合前の公式練習の時には及川に調子がいいねと褒められるとピースサインで返すなど男子高校生らしい茶目っ気がある性格の持ち主のようです。
花巻の好物はシュークリームらしく、見た目と中身のギャップに魅了されたファンも多いのだとか!また最近の悩みとして「腕相撲でどうしても岩泉に勝てない」という男子高校生らしい可愛い悩みを上げています。
花巻貴大の能力
スパイクにもレシーブにも安定感があり、WSというポジションが適任だといえる選手です。青城はブロックが強いチームでもありますが、守備も堅いチームだと言えます。
花巻はサーブレシーブもかなりうまいですし、烏野のパワースパイカーである田中や東峰のスパイクも上げています。またインターハイ予選では烏野の最強の囮である日向のスパイクも最初は何本かミスがありましたが後半には対応できるようになっていました。
守備力・攻撃力が高いうえに強打の対応や主将の及川からの指示にもすぐに対応できる対応力にはさすがの一言に尽きます。そんなに目立ったプレーはありませんがよくよくじっくり青城の試合を見てみると花巻は高確率でスパイクを決めているように思えます。
パワースパイクでコートにスパイクを叩きつけるというよりかは、スパイクを打つ時に相手コートをしっかり見て穴に強打を打っているよう描写が多いと言えます。青城は一人一人の技術が高いですが中でも花巻は攻守ともにトッププレイヤーだと言えるでしょう。
花巻貴大と青葉城西3年レギュラー
青葉城西は強豪校ということもあり部員数が多いです。しかしユニフォームをつけられる人数は限られていますが花巻を含め及川徹・岩泉一・松川一静が青城でスタメンで活躍している3年生です。
中でも花巻は松川と一緒にいる描写が多いです。この4人はコートの外でも中でもかなり仲が良いようで、及川と岩泉がよく子供のような喧嘩をしますが花巻と松川で収めている描写が多くあります。
ファンの間でもこの4人でのシーンに人気があり、青葉城西の3年レギュラーが面白いと大好評のようです。いくつか面白かったシーンは下記の「花巻貴大の名シーン・名セリフ」で紹介していますのでご覧いただけたらと思います!
花巻貴大の声優
花巻貴大の声を担当しているのは「活撃 刀剣乱舞」の蜻蛉切などの声も担当されている櫻井トオルさんです。アニメの声優はもちろんですが、櫻井さんは洋画の吹き替えなどでも活躍しているそうです。
おおくの作品で活躍されている声優さんです。これからの活躍にも注目していきたいですね!
花巻貴大の名シーン・名セリフ
ここからは花巻貴大の名シーンや名セリフ、また面白シーンなどをご紹介していきます!
こちらのシーンは春高(春の高校バレーボール大会の略)の県予選大会で再び烏野高校と対戦するときのワンシーンです。いつもは試合開始前に主将である及川がメンバーに向かって「信じてるよ お前ら」と空気を換える一言を発しますが、この日だけは3年生レギュラーである3人が及川に「信じてるぞ キャプテン」と言葉を発しました。
この時及川含めファンでさえもグッと感動が押し寄せましたが、その言葉の意味は一本目の及川のサーブを信じてるという意味で入れるだけのサーブやミスすればラーメンを奢れというものでした。3人がそれぞれ食べたいラーメンを言いながら及川の肩を叩き、最後に花巻は「ホラ 1・2年も頼んどけ!」と追い打ちをかけていました。
このシーンは青城ファンにとどまらず多くの読者がいい意味で裏切られた瞬間でしたね。
———…残念ながら お前は決めるに決まっている———
そしてそのラーメンのくだりからの花巻の名言が炸裂します。この花巻の言葉は、自分たちの主将はここで絶対に逃げない勝つ気の超強烈サーブを打つと信じているからこそ出てくる言葉だと思います。
面白いシーンからのこの完璧な信頼関係が気付けている青葉城西というチームに多くの読者が心打たれたと語っています。
しかしこの試合は青城は烏野に敗れ3年生は引退となってしまいました。3年生レギュラーを含め青城の3年生全員で大盛りのラーメンを食べてから帰る道中、みんな家に帰るはずだったのに気が付けば約3年間通い続けた学校の体育館に来ていたのです。
ラーメンを吐きそうになりながらも3年生だけでゲームをして今度こそ見回りも来るから帰ろうとコートを片付けている最中、及川がみんなを呼び止めます。何を言い出すのか真っ先に勘付いたのは花巻でした。
「オイ止めろ せっかくイイ感じで終わろうとしてんだ このまま平和に終わろうぜ!」と食い止めようとしますが、時すでに遅し。及川は「3年間ありがとう!!!」と大声で涙を流しながら叫びます。
及川につられて3年生が涙するシーンは涙なしではみられません。このシーンで青葉城西というチームがどれだけ愛に溢れた素晴らしいチームなのかわかりますね。
青葉城西という最高のチームを陰で支えた花巻貴大
青葉城西の3年生であり攻守どちらも長けていた花巻ですが、彼がいなければ最高のチームにはならなかったでしょう。いいバランスの取れたチームだからこそ誰かひとりかけてしまえばあそこまで強いチームにはなれなかったと思います。
烏野に敗れたチームももうハイキューにはでてこないというわけではありませんので、これからどんな形で再登場するかはわかりませんが花巻の再登場が楽しみですね!
この記事を読んで花巻のことが好きになっりもっと知りたいと思った方は花巻に視点を置きながら烏野vs青葉城西の試合を見返してみるのもいいと思います!ハイキューは登場人物それぞれみんなにちゃんと背景がありますので少し視点を変えるだけでもまた違った面白さがあると思います!