【キングダム】関常(かんじょう)の人間性は?王賁(おうほん)との信頼関係に感動!

関常(かんじょう)は王賁の玉鳳隊を構成するには欠かせない、関常隊の隊長です。玉鳳隊の中では千人将として、王賁を陰で支えています。

隊長の王賁に逆らうこともあり、性格に若干の癖がありますが、機転が利き、玉鳳隊のピンチを救う活躍を見せることもしばしばです。

関常(かんじょう)の王賁に対する忠誠心の変化がはっきりと描かれています。

関常(かんじょう)の基本情報

【キングダム】関常(かんじょう)の人間性は?王賁(おうほん)との信頼関係に感動!

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

関常について、簡単にご紹介いたします。

所属国:秦

所属軍:王翦軍→玉鳳隊

地位:王翦軍 関常隊隊長→玉鳳隊傘下 関常隊隊長 千人将

使用武器:矛(ほこ)

初登場:36巻

関常が初登場したのは36巻の魏火龍編です。

魏国の将軍の呉鳳明の首をとるために、王賁の作戦で玉鳳隊と飛隊、録鳴未軍が3軍同時攻撃をする際に登場します。

関常は王賁の父親でもある王翦軍から玉鳳隊にうつってきたばかりのタイミングでした。性格は自信にあふれた少し嫌みがある性格の持ち主で、王賁にも平気で意見や暴言を吐いたりします。

反面、関常隊は、「突いては、引く」といった戦術を駆使して、玉鳳隊のピンチには必ずといって良いほど登場します。

口は悪いですが、やることはやる、かなりの切れ者。それが関常です。

関常(かんじょう)の史実での情報・実在したかどうか

関常は実際に史実に登場する人物なのでしょうか?結論から言うと、主である王翦、王賁とは違い実際には存在しない、キングダムのオリジナルキャラクターです

史実がある、王翦、王賁の活躍を引き立たせる為のフィクションの人物といえるでしょう。史実であれば、王賁に生意気な口など聞けないですもんね。

関常(かんじょう)の来歴と活躍

関常(かんじょう)の来歴と活躍について振り返っていきます。序盤は登場しませんが、魏火龍編以降に玉鳳隊が戦う際には必ず登場するキャラクターです。

関常(かんじょう)の初登場は36巻「魏火龍編」

【キングダム】関常(かんじょう)の人間性は?王賁(おうほん)との信頼関係に感動!

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

関常は36巻に初登場して、さっそく王賁に対して生意気な口を聞きます。王賁が1人で考えた戦略に異議を唱えるシーンです。

王賁と王翦との微妙な親子関係を知ったうえで、いらしい言い方で王賁の戦略に異議を唱えます。玉鳳隊に来たばかりの頃は王賁への信頼も薄く、異論を唱えるシーンも多いです。

関常(かんじょう)の部下の育成には定評がある。

【キングダム】関常(かんじょう)の人間性は?王賁(おうほん)との信頼関係に感動!

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

関常が率いている関常隊は玉鳳隊の中でも屈指の隊として存在しています。関常の練兵によって隊の1人1人の戦力も高いものがあります。

中でも関常を側で支える宮康と松琢はかなりの実力者です。関常の部下育成のスキルが垣間見れます。

関常(かんじょう)の王賁に対しての変化が見れる「朱海平原序盤」

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『キングダム』(C)原 泰久/集英社

王賁に対して、意見や異議を唱えていた関常ですが、王賁の「天下の大将軍」になるという固い決意と王賁の才能に感化され徐々に変化が見て取れます。

朱海平原の戦いで、王賁が王翦軍第一将の亜光将軍に戦列を外された際に、王賁みずからの判断で、乱戦に飛び込む決意をします。

【キングダム】関常(かんじょう)の人間性は?王賁(おうほん)との信頼関係に感動!

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

その際に王賁のするどい戦術眼に納得した関常は王賁をサポートする旨の発言をしています。

王賁も逆に関常の機転の利く高い能力を認めており、関常を頼りにしていることが分かります。徐々に2人の関係は深まりを見せていきます。

関常(かんじょう)の王賁を命をかけて守る忠誠心が芽生える「朱海平原終盤」

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『キングダム』(C)原 泰久/集英社

朱海平原で戦いも終盤になると王翦の救援をもらえない、玉鳳隊を含む右翼は大ピンチに陥ります。王賁は趙国の将軍の尭雲とその直下の十槍にぎりぎりの所まで追い込まれます。

その時関常はなんと王賁を守ろうと、尭雲の目の前に立ちはだかるのです。玉鳳隊にきたばかりの関常では考えられない行動ですね。ため口ですけどね。

関常が王賁のことを偽りなく主として認めた象徴的なシーンです。

関常(かんじょう)の名シーン

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『キングダム』(C)原 泰久/集英社

関常の名シーンといえば、朱海平原で尭雲に襲撃された際に見せる王賁との絆が見えるシーンです。尭雲といえば、かつての超国三大天の一人藺相如の武を担っていた圧倒的な武力を持つ将軍です。

関常は自分の命と引き換えにしても、王賁を守られければならない使命感に駆られます。関常にとって、王賁の存在はもはや命にかえて守っても価値のある存在に変わっていったのです。

関常は常に冷静な男ですから、王賁の為に体を張るシーンは胸にこみ上げるものがありますね。

【キングダム】関常(かんじょう)の人間性は?王賁(おうほん)との信頼関係に感動!

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

関常が王賁を守って、死んでしまうのか?そう思った瞬間に王賁は道を引き返して、関常の命をぎりぎりの所で救います。王賁にとっても関常は玉鳳隊として大将軍になる為には、欠かすことのできない必要な存在なのです。

冷静な王賁にここまでさせる関常はやはり、ただ者ではない証拠ですね!

王賁のこの一突きが無ければ確実に関常は死んでいましたね。絶体絶命の中、関常と王賁が絶対にお互いを見捨てず守りあうシーンは読んでる人の心を感動させる名シーンです。

関常(かんじょう)は冷静でそっけない面もあるが、認めた人には情深い面もあるキャラクター

【キングダム】関常(かんじょう)の人間性は?王賁(おうほん)との信頼関係に感動!

『キングダム』(C)原 泰久/集英社

関常は序盤こそ、王翦軍からきた影響もあり、王賁や周りに感じの悪さを隠すことはしませんが、王賁の才能を目の当たりにして、徐々に信頼関係を築いていきます。

武力も統率力も玉鳳隊の中では抜きんでた実力を持っていることは間違いありません。もしかすると、王翦にその才能を買われて、玉鳳隊で王賁をサポートするように命令されたのかもしれませんね。

王賁の成長と共に、関常との関係性も今後の見逃せないポイントですね。

※画像の引用は原義久先生「キングダム」集英社より行っています。問題があれば削除いたしますのでご連絡ください。