【テニスの王子様】の主人公、越前リョーマの母である越前倫子。主人公の母ではありますが、作中での出番はそこまで多くないので、どのような人物か分かりづらいという印象があります。果たして、どのような性格をしている人物なのでしょうか。
そこで、越前倫子について解説。来歴や他の人物との人間関係等について紹介していきます。
越前倫子の基本情報
名前 | 越前倫子 |
性別 | 女 |
所属 | 未所属 |
必殺技・能力 | 不明 |
年齢(学年)/誕生日 | 不明/不明 |
身長/体重 | 不明/不明 |
声優 | 中尾友紀、皆川純子 |
初登場 | 原作22巻 |
決め台詞 | 特に無し |
パートナー・友人 | 特に無し |
その他 | 越前南次郎の妻、越前リョーマの母 |
越前倫子の特徴
越前倫子は、主人公越前リョーマの母であり、夫に越前南次郎を持つ女性キャラクターです。結婚しているので、旧姓は「竹内」となっています。主人公の母でありながら、年齢や詳細等が一切不明というキャラクターになっています。
ただし、詳細な年齢は不明となっていますが、夫の南次郎よりも年上ではないかという推察ができます。弁護士になろうと留学しているので、初対面当時は大学生である可能性が高く、この出来事が現作開始時点の20年前なので、年齢は40歳前後だと推察できるかと思います。
ビジュアル的な特徴は、茶色のセミロングヘア。息子のリョーマとは似ている部分がほとんどないのも特徴の一つなのでしょう。
越前倫子の来歴
越前倫子は若いころ(原作開始の約20年前)にアメリカで夫である越前南次郎と出会っています。若いころ弁護士を目指していたことがあり、その際にアメリカで留学をしています。
テニスはあくまでも趣味であり、通っていたテニススクールで越前南次郎と初対面。当時越前倫子のコーチだったスミスと因縁をつけた南次郎と対面を果たしますが、初対面時では胸を揉まれる等、セクハラじみたことをされており、印象はあまり良くありませんでした。その際には南次郎に怒ってボールをぶつけようとしています。
しかし、スミスに因縁を付けられた越前倫子を助けたことには感謝しており、そこから二人のお付き合いが始まったと考えられます。その後は結婚して一人息子の越前リョーマを授かっています。しかし、それから12年経った原作でも決して出番に恵まれず、原作、アニメでは後ろ姿ばかり映っているのが印象的な人物です。
越前倫子の性格
越前倫子の性格は、勝ち気で行動的。越前南次郎との初対面の際、セクハラされたことに怒って越前南次郎に向かってボールを投げるシーンがある程です。また、南次郎が現役を辞めようと決意した際には真正面から反対するなど、自分の主張を前面に押し出す一面が目立ちます。
また、弁護士を志してアメリカに留学しに行く等、行動的な一面も見られます。とはいえ、そもそも弁護士になろうと志した時点で既に行動的があると言えるでしょう。夫の南次郎も単身でアメリカに乗り込む等行動力に優れているので、こうした行動力は息子のリョーマにも受け継がれ、色濃く出ているのでしょう。
越前倫子の声優
越前倫子の声優は、中尾友紀さん。中尾友紀さんはフリーの声優さんで、主な代表作には「遊戯王シリーズ(ブラックマジシャンガール役)」、「人造昆虫カブトボーグV×V(山田早苗役)」等を演じられています。
ただし、129話以降は皆川純子さんが演じられており、皆川純子さんは主人公越前リョーマの声優さんでもあります。皆川純子さんは東京俳優生活協同組合に所属しており、「デュエルマスターズシリーズ(白鳳役)」、「コードギアス反逆のルルーシュ(コーネリア・リ・ブリタニア役)」等があります。
越前倫子の名シーン・名台詞
作中ではあまり出番に恵まれない越前倫子ですが、登場したシーンではある程度のインパクトを残しています。ここでは登場したシーンで印象に残っているものを紹介していきます。
夫にキレる越前倫子
夫婦になる前の越前倫子と越前南次郎は、あまり良い関係ではありませんでした。特に初対面時にセクハラされた際はかなり怒っており、ボールを投げつけています。テニスで知り合った二人ですが、特に二人でテニスをしているシーンやデートのシーンはほとんどなく、作中では結婚し、越前リョーマの両親として活躍しています。
出番は非常に少ないですが、このシーンはかなりインパクトの強いシーンとなっています。
家族でのシーン
まだ小さいころのリョーマと夫の越前南次郎と3人で、テニスに触れているシーンがアニメではあります。南次郎の恰好を見ると、まだ現役を引退してすぐのようで、夫婦の馴れ初めはテニスで、南次郎も元有名なテニスプレイヤーなので、息子のリョーマがテニスに触れることは必然的なのでしょう。
南次郎の英才教育でリョーマは作中でも実力の高いキャラクターに成長しましたが、裏で母のサポートがあったことは想像に難くないでしょう。
主人公越前リョーマの母、越前倫子
越前倫子は主人公越前リョーマの母でありますが、あまり出番も多くないキャラクター。夫の南次郎とは知り合って20年以上になる夫婦になりますが、夫婦仲も良く、これからも夫婦で一人息子のリョーマをサポートしていくことでしょう。