【テニスの王子様】に登場する林大介。青春学園のメンバーとして登場している人物ですが、一部のファンからは、「そんなキャラクターいた?」とされてしまうくらい影の薄い人物。あまり登場する機会に恵まれないキャラクターなのですが、果たして林大介はどのような活躍を見せたのでしょうか。
今回は林大介について解説。作中での活躍や林大介を演じた声優さん等について紹介していきます。
林大介の基本情報
名前 | 林大介(はやしだいすけ) |
性別 | 男 |
所属 | 青春学園 |
必殺技・能力 | 特に無し |
年齢(学年)/誕生日 | 14歳(中学2年生)/11月1日 |
身長/体重 | 165cm/51kg |
声優 | 植木誠 |
初登場 | Genius2 |
決め台詞 | 特に無し |
パートナー・友人 | 特に無し |
その他 | 特に無し |
林大介の特徴
林大介は青春学園の2年生。越前リョーマから見ると1つ上の学年にあたり、桃城武や海堂薫と同級生になります。しかし、作中では桃城武や海堂薫と会話している部分はほとんどなく、出番も青春学園のメンバーの中では極めて少ないという人物。青春学園は3年生のレギュラーメンバーがとても多く、もちろん林大介はレギュラーメンバーでもないため、対外試合に出場したこともありません。そのために、どのようなテニスをするのか一切不明。2年生のレギュラーメンバーが海堂薫と桃城武しかいないことからも、それはわかることかもしれません。
これだけ活躍の場が少ない林大介ですが、プロフィールが設定されており、所属しているクラスは2年8組で桃城武や新井将史と同じクラス。つまり、桃城武や新井将史とは同じクラスメイトということになります。また、林大介の趣味は「ヒトカラ(1人カラオケ)」、好きな食べ物はカレーパンということが、プロフィールからわかります。
林大介の性格は決して良い性格とは言えず、後輩をいびって楽しんでいるという人物。クラスメイトである池田雅也と共に後輩に対して圧をかけている人物として描かれています。
林大介の作品での活躍
林大介は物語序盤で登場。テニス部の仮入部に来た堀尾聡史、加藤勝郎、水野カツオの3人に対して、林大介は池田雅也と共にゲームをやろうと提案。それが、「サーブ缶倒しゲーム」と呼ばれるもので、200円で挑戦できて10球で缶を倒すことができれば1万円を贈呈するというもので、これを聞いた3人は当然のように挑戦。加藤勝郎、水野カツオの2人がまったく当たらなかったのに対して、堀尾聡史はギリギリで当たらなかったという結果に。当然の様に200円を払おうとした際、缶の裏側に書かれた「1球500円(挑戦料は別)」の文字を見せ、お金をぼったくろうとしていました。また、缶の中には石を大量に詰めており、どうやっても缶を倒せないようになっていました。このことを越前リョーマに見破られ、缶の蓋にボールを直撃させて倒しています。
その後、林大介は関東大会前の校内ランキング戦に出場し、校内ランキング戦ではBブロック(河村隆、海堂薫と同じブロック)で登場。林大介は初戦で河村隆と戦いますが、6-0で完敗。それ以降の対戦成績は一切不明ですが、海堂薫にも負けていることが明らかになっており、結局レギュラーメンバーになれることなく終了してしまっています。
林大介はその後、海堂薫が部長になった時の話で登場し、対立している桃城武が所属している和気あいあい派に所属していることがわかっています。
林大介の担当声優
林大介の担当声優は、植木誠さん。植木さんは声優や俳優として活躍している傍ら、短期大学の准教授としても活動しており、九州大谷短期大学表現学科の准教授となっています。また、過去には声優学校の一つ、総合学園ヒューマンアカデミーの講師を勤めていました。
植木さんの主な代表作には、「こちら葛飾区亀有公園前派出所(初代本田門樹役)」、「うたのプリンスさまっ♪(神宮寺誠一郎役)」等があります。
林大介の名シーンや名セリフ
林大介は出番が極端に少ないキャラクターですが、その中でも名シーンや名セリフのようなものがいくつかあります。いわゆるモブキャラと言われるキャラクターですが、林大介の名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。
缶倒しゲーム
林大介の大きな登場シーンとしてあったのが、缶倒しゲームの時。登場時から性格の悪いキャラクターとしていますが、缶倒しゲームはその最たる例。ほとんど倒れない缶を用意して後輩にやらせ、お金を徴収するという詐欺のようなやり口でお金を巻き上げています。結局越前リョーマの前には通用しませんでしたが、先輩としてあり得ないような振舞をしていました。
テニスの実力
林大介はテニスの実力は極端に弱く、今年3年生で初めてレギュラーメンバーになった河村隆に1ゲームを取れずに負けてしまっています。練習もほとんどせず、後輩からお金を取ろうとしているような2年生と、ひたむきに練習している河村隆では天と地の差がある、ということなのでしょう。
今後の青春学園が心配になるキャラクター、林大介
林大介は2年生ですが、3年生が抜けた青春学園のメンバーを考えてみると、林大介もレギュラーメンバーにならざるを得ない程人材不足。そのことをしっかり考えて、懸命に練習し、テニスの実力を上げてほしい人物です。