【テニスの王子様】に登場する日吉若。日吉若は2年生でありながら氷帝学園のレギュラーメンバーであり、非常に人気もある人物です。氷帝学園のレギュラーメンバーということで、テニスの実力自体はあるように見えますが、戦績は非常によくなく、一部では「弱い」とまで言われてしまっています。果たして、日吉若は弱いのでしょうか。
今回は日吉若について解説。テニスの実力や戦績、作中での活躍等について紹介していきます。
日吉若の基本情報
名前 | 日吉若(ひよしわかし) |
性別 | 男 |
所属 | 氷帝学園 |
必殺技・能力 | 古武術テニス |
年齢(学年)/誕生日 | 14歳(中学2年生)/12月5日 |
身長/体重 | 172cm/60kg |
声優 | 岩崎征実 |
初登場 | Genius153 |
決め台詞 | 「下剋上だ」 |
パートナー・友人 | 鳳長太郎 |
その他 | 特に無し |
日吉若の特徴・テニスの実力
日吉若は氷帝学園のレギュラーメンバーになる2年生。実家が古武術の道場を務めており、そのためか古武術を応用した独特のプレイスタイルを取っています。氷帝学園の面々はどちらかと言うと「カリスマ的存在の跡部景吾を尊敬・崇拝している」キャラクターが多いのですが、日吉若はあまり跡部景吾に対して敬意を持っておらず、「いつか倒してやる」という思想を持っています。好きな言葉は「下剋上」で、常に勝気。敵味方問わずに挑発的な発言が目立ります。
テニスの実力は次期部長と注目される程高いとされており、それは200人以上いる部員がいる氷帝学園の中でもレギュラーメンバーであることからわかりますが、実際の戦績はかなり悪く、作中では4戦で1勝という戦績。あまり良くない戦績に、一部のファンからは「弱い」とされてしまっています。
日吉若の来歴
日吉若は関東大会編で初登場。関東大会は1回戦で青春学園と氷帝学園の戦いになり、この試合ではほとんどのレギュラーメンバーが登場しており、青春学園側は越前リョーマ、氷帝学園側は日吉若が控えに回っていました。団体戦では5試合戦い、2勝2敗1ノーゲームという結果になってしまい、控え同士の対決に発展。越前リョーマと対決することになり、日吉若は越前リョーマの体力切れを狙うことを画策しますが、この試合に4-6で敗北。
その後は全国大会にも登場し、1回戦の椿川学園の三浦には6-0で勝利していますが、準々決勝での青春学園戦では向日岳人とのペアで乾貞治・海堂薫のペアと対戦した際には5-7で敗北してしまいました。
日吉若は新テニスの王子様にも登場。タイブレークマッチでは跡部景吾と対決。跡部景吾を倒そうと意気込み善戦するも、結果としては45-47で敗北。この際、跡部景吾が言った「お前の氷帝コールを見せてみろ」は、跡部景吾の名台詞ともされています。
日吉若の担当声優
日吉若の担当声優は、岩崎征実さん。岩崎さんは1990年代から声優として活躍している声優さんで、現在は「尾木プロ THE NEXT」に所属しています。
岩崎さんは数多くの作品に登場しており、主な代表作には「超生命体トランスフォーマー(ビッグホーン役)」、「ジュエルペットシリーズ(イルカ先生役)」、「遊戯王デュエルモンスターズ(磯野役)」等があります。また、岩崎さんはテニスの王子様では日吉若の他、赤澤吉朗の担当声優も兼任しています。
日吉若の名シーン・名台詞
日吉若は非常に出番も多く、その中でも名シーンや名セリフがいくつもあります。ここでは日吉若の名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。
下剋上
日吉若と言えば下剋上。少しでも上に行きたいと思う上昇志向の強い人物として描かれており、やや神経質な面がある人物。そのためか、部長である跡部景吾に対して並々ならぬ執念を燃やしています。また、関東大会では控えで登場しており、この際には何とかして越前リョーマを倒し、自分がレギュラーメンバーになるんだという気持ちが伝わってきます。
結果としては越前リョーマに負けてしまいましたが、全国大会では念願だった正レギュラーメンバーになりました。本人も何度も「下剋上だ」と言っており、日吉若を代表する言葉として知られています。
跡部景吾との関係
氷帝学園の部長である跡部景吾に対し、日吉若は尊敬と敵意を抱いています。元々は跡部景吾のテニスに感銘を抱き、彼を倒すためにテニス部に入部しており、跡部景吾も反骨心の高い日吉若に対して、どこか気にかけています。
新テニスの王子様ではついに跡部景吾を倒す機会に恵まれ、タイブレークマッチでは相当な実力者である跡部景吾に対して善戦しています。結果的には跡部景吾に負けてしまいましたが、中学生の中でも実力者である跡部景吾と善戦したということで、次期部長としての名に恥じない活躍を見せました。
戦績は悪いけど決して弱くない日吉若
日吉若は戦績自体は決して良いものではないものの、跡部景吾や越前リョーマに善戦していることから、決して弱くはありません。ただ相手が強すぎるだけで、氷帝学園の次期部長にふさわしい人物であります。