【テニスの王子様】甲斐裕次郎の声優は？来歴やテニスの実力等を解説！

【テニスの王子様】に登場する甲斐裕次郎は、出番が少ないながらも非常にインパクトの強いキャラクターです。そんなインパクトの強いキャラクターを演じている声優さんは、一体どなたなのでしょうか。

また、来歴やテニスの実力についても気になるところです。そこで今回は、甲斐裕次郎について解説。特徴や来歴、テニスの実力やキャストの方等について紹介していきます。

甲斐裕次郎の基本情報

 甲斐裕次郎の特徴

甲斐裕次郎は沖縄の比嘉中学校の3年生で、テニス部の副部長を務めています。特徴としては褐色の肌と、トイプードルのような髪があります。また、首から指輪をぶら下げていますが、漁師である父親から預かっているという設定ですが、実際の父親の職業は酒屋ということで、設定があやふやな部分もあります。

甲斐裕次郎の利き腕は左ですが、普段は右でプレイしているという、越前リョーマと同じような特徴も持っています。

甲斐裕次郎の来歴

甲斐裕次郎は原作のGenius248「全国への幕開け」で初登場。全国大会では1回戦で六角中学校と対決。佐伯虎次郎とシングルス1で対決し、6-4で勝利を収めています。また、この時に六角中学校の顧問のオジイに対してボールを故意にぶつけています。

比嘉中学校はその後2回戦で進み、青春学園と戦うことになります。青春学園ではシングルス2で菊丸英二と対決します。この試合では序盤は菊丸英二がペースを作り、0-4と圧倒されてしまいます。

しかし、その後は本気を出し、4-4と追い上げます。やがて6-6とタイブレークにまで突入した後、6-7と惜しくも敗戦してしまいました。比嘉中学校はその後青春学園との試合に負け、全国大会2回戦で姿を消してしまいました。

甲斐裕次郎はその後、U-17の合宿に呼ばれますが、同士討ちのタイブレークでは同じ中学校の木手永四郎と戦うことになりますが、木手永四郎が放つプレッシャーに負け、戦う前から棄権負けをしてしまいました。

甲斐裕次郎のテニスの実力

甲斐裕次郎のテニスの実力は決して低くはありませんが、他の中学校の部員と比べると、決して高い方ではないでしょう。現にU-17での能力評価も、スピード：3、パワー：2、スタミナ：3、メンタル：3、テクニック：4とパッとしない評価をされています。

その割には得意技はいくつもあり、前後に一瞬で移動できる縮地法、左手でかつラケットを逆手に持ったスタイルから放つ「海賊の角笛（バイキングホーン）」とあります。海賊の角笛はボールを掬うように打ち上げて落とす技で、甲斐裕次郎の基本技となります。

甲斐裕次郎の声優

甲斐裕次郎の声優は、中村太亮（なかむらだいすけ）さん。中村さんはマウスプロモーションに所属しており、主な代表作には「涼風（秋月大和役）」、「まもって！ロリポップ（イチイ役）」があります。

中村さんは2004年から声優活動を行っており、声優活動のほかにも舞台で活躍しています。高校卒業後から劇団アルターエゴに入団し、2014年に退団するまで様々な公演に出演されています。

また、ミュージカルでは初めは篠谷聖さんが努めていましたが、事務所との契約解除問題が起きて以降は今井恒允さん、荒牧慶彦さん、吉澤翼さんらが務めています。

甲斐裕次郎の名シーン・名台詞

出番が少ないながらも見た目のインパクトが強い甲斐裕次郎ですが、きちんとした名シーンや名セリフが残っています。ここでは甲斐裕次郎の名シーンや名セリフを紹介していきます。

菊丸英二との試合のシーン

全国大会の2回戦、青春学園との試合で菊丸英二と戦ったシーンがとても印象的です。このシーンは甲斐裕次郎がまともに試合をしている唯一のシーンであり、かつ主にダブルスで出場することの多い菊丸英二がシングルスでシングルスで出場する等、様々な面で印象的なシーン。

関東大会ではパートナーの大石秀一郎が怪我をしてしまったことがあり、菊丸英二がシングルスで出場しているのですが、その相手が甲斐裕次郎ということになります。この試合では甲斐裕次郎の得意技である海賊の角笛が初めて見られるシーンとして印象的です。

オジイにボールをぶつけるシーン

六角中学校の顧問のオジイに故意にボールをぶつけているシーンがあります。これだけ見るとかなり性格の悪いキャラクターですが、比嘉中学校の登場時はこうしたダークな一面もあったので、比嘉中学校の悪い部分が出ているシーンとなります。

インパクトの強いキャラクター、甲斐裕次郎

甲斐裕次郎は見た目や性格のインパクトの強いキャラクターです。しかし、テニスの実力はインパクトほどではなく、シングルスの経験の薄い菊丸英二に敗北してしまっています。とはいえ、決して完全な悪役というわけではなく、味のあるキャラクターとして認知されています。