【テニスの王子様】木手永四郎のテニスの腕は強い?作品の活躍等も解説

【テニスの王子様】の登場人物の中で、木手永四郎は非常に有名なキャラクターです。味方を裏切ったりとなかなか黒そうな人物に見えますが、そもそも木手永四郎はテニスプレイヤーとして強いのでしょうか。また、作品ではどのような活躍を見せたのでしょうか。

ここでは木手永四郎について解説。木手永四郎のテニスの実力や作中での活躍等について紹介していきます。

木手永四郎の基本情報

【テニスの王子様】木手永四郎のテニスの腕は強い?作品の活躍等も解説

『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

木手永四郎の特徴、テニスの実力

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

木手永四郎は沖縄の比嘉中学校の3年生。比嘉中学校のテニス部の部長を務めており、常に敬語で話しています。基本的に誰に対しても敬語で話し、一人称は「私」時々「俺」。また、非常に独特な髪型をしており、ファンの人からは「コロネ」とも言われています。この髪型には非常にこだわりがあるようで、セットに1時間15分かけているのだとか。雨が降ったりすれば当然乱れますが、「身だしなみの乱れから精神的なスキが生まれる」という理由からきちんとセットし直すほど。

木手永四郎のプレイスタイルは「殺し屋」と言われており、相手の監督に直接ボールをぶつけたり、砂を巻き上げて目隠ししたり、相手に対してどんな手でも使うというプレイスタイルをとっています。

主だって使用している技は「縮地法」と呼ばれる瞬間移動や、逆手に持ち替えてボールを落とす「海賊の角笛」等。海賊の角笛は甲斐裕次郎が使用しますが、これは木手永四郎が教えたもの。この他にも比嘉中学校の部員が使用する技は木手永四郎が教えたものなので、木手永四郎は使える技が豊富なテクニカルなキャラクターと言えます。

木手永四郎の来歴

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

木手永四郎は全国大会編で登場。全国大会編では2回戦で青春学園と戦い、シングル1で手塚国光と対決。全方位への縮地法で一時期は4-0と大きくリードするも、手塚国光が「百錬自得の極み」を発動すると1ゲームも取れなくなってしまい、結果として4-6で敗退してしまいます。

新テニスの王子様ではU-17のメンバーに選ばれ、脱落タイブレークマッチでは甲斐裕次郎に不戦勝。1軍入れ替え戦では丸井ブン太とダブルスを組み、君島育斗と遠野篤京のペアと対決。君島育斗の提案(君島のペアである遠野を潰すため、わざと丸井ブン太を裏切ってほしい)を受け、丸井ブン太に直接ボールをぶつける等の演技をしますが、丸井ブン太がワンダーキャッスルを完成させると裏切りを中断。そのまま君島&遠野のペアと対決しますが、敗戦。

U-17のグループリーグでは大曲竜次とのペアでスイスのペーター・ランビーエルとアンリ・ノーベル3世のペアと対決。このゲームは3-6で負けてしまいました。

木手永四郎の担当声優

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

木手永四郎の担当声優は、新垣樽助さん。新垣さんは沖縄県出身ということもあり、沖縄の方言を話す木手永四郎にピッタリな声優さん。新垣さんはこの他にも、テニスの王子様のミュージカルで沖縄の方言を教えたり、キャラクターソングの作詞や作曲を自ら担当されているというテニスの王子様と関わりの深い方です。

新垣さんの他の代表作には、「Fateシリーズ(間桐雁夜役)」、「おおきく振りかぶって(松永雅也役)」、「僕のヒーローアカデミア(通形ミリオ役)」等があります。

木手永四郎の名シーンや名セリフ

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

木手永四郎は全国大会編から登場し、沖縄県代表キャラクターでもあるため、名シーンや名セリフがいくつもあります。ここでは木手永四郎の名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。

縮地法

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

木手永四郎と言えば、縮地法。縮地法とは作品では高速移動術とされ、普段では届かないようなボールに追いつくという技。木手永四郎以外にも比嘉中学校の面々が使える技となっており、比嘉中学校の代表的な技と言えます。

その中でも木手永四郎は全方向に縮地法が使え、コート上のかなりの範囲を移動できるので、とてもテクニカルなプレイヤーと言っても過言ではありません。テニスをするシーンでは負け続けている木手永四郎ですが、その実力は非常に高いプレイヤーなのです。

君島育斗とのやりとり

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

君島育斗とのやりとりによって、新テニスの王子様では丸井ブン太を裏切って、一時期3対1という普通のテニスではありえないような展開が起きました。これは君島育斗がペアである遠野篤京をどうしても潰してほしく、その過程で木手永四郎は丸井ブン太を裏切るフリをしていました。結局は丸井ブン太側に戻ったものの、「勝つために手段を選ばない」という木手永四郎のポリシーが垣間見えたシーンとなっています。

非情に振舞うテニスプレイヤー、木手永四郎

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『テニスの王子様』(C)許斐剛/集英社

木手永四郎は沖縄代表のテニスプレイヤー。試合では負け続け、かつ裏切り者というダークなキャラクターですが、実力そのものは極めて高く、単に相手がそれ以上に強すぎたという、ある意味不運なキャラクターとも言えるかもしれません。