「テニスの王子様」にて氷帝学園といえば全国屈指の強豪校で青学のライバルのような存在です。その氷帝学園の元レギュラーで現在は準レギュラーである滝萩之介とはどのような人物なのでしょうか?
原作でも様々な形で登場している滝萩之介について、よく知っている方も多いと思いますが、改めて性格や氷帝での役割などご紹介したいと思います。
滝萩之介の基本情報
名前 | 滝萩之介 |
性別 | 男 |
所属 | 氷帝学園 |
必殺技・能力 | 測定 |
年齢(学年)/誕生日 | 中学3年生/10月29日 |
身長/体重 | 167cm/55kg |
声優 | 喜安浩平 |
初登場 | Genius 118 新青学最強軍団誕生 |
決め台詞 | 「やるねー」 |
パートナー・友人 | 跡部景吾 |
その他 | 氷帝の元レギュラー |
滝萩之介の特徴
滝萩之介はセンター分けで気品のある顔立ちをしています。父親の職業が華道の家元ということでお金持ち学校のイメージのある氷帝学園のなかでも例にもれずお金持ちです。
日課が爪の手入れ、好きな本がネイルアートの本、趣味が生け花・ネイルアートと、とても美意識が高く特に爪への思い入れが強いことがわかります。
一番欲しいものがアンティークのペット皿、大切な人へのプレゼントがアンティークのカメオのブローチと中学生とは思えない大人びた好みをしています。華道の家元の子で美意識が高く、大人びた好みをしていることから育ちの良さがうかがえます。ちなみに、好きな食べ物が天ぷらと伊勢海老の鬼殻焼きと和食かつ高級感溢れるものが好きなようです。
滝萩之介の性格
滝萩之介といえば氷帝の準レギュラーであり、初登場時点では正レギュラーでした。その時は、主人公である越前リョーマのプレーを見て、「やるねー」とどこか上から目線のような発言をしていました。その後、同じ氷帝学園の宍戸にレギュラーの座を奪われ、準レギュラーに降格するのですが、その後の試合でスピードガンを持ってきて相手のサーブを測るなど裏方の仕事をしっかりしています。
初登場時の発言から、プライドが高くどこか人を見下すような性格のように思われましたが、準レギュラーに降格した後もチームの役にたとうと裏方の仕事をしっかりこなしていることから、とても真面目で与えられた役割をしっかりこなす性格だと思われます。
滝萩之介の能力
滝萩之介は全国屈指の強豪校である氷帝学園でレギュラーになれるほどの実力の持ち主でした。しかし、宍戸にレギュラーの座を奪われ、原作でもテニスのシーンはほとんどありませんでした。
しかし、全国大会ではスピードガンでサーブの球速を測り、「テニスの王子様」のコメディ回である「焼肉の王子様」ではタイムキーパーを務めるなど測定係として活躍します。さらに、特技がストップウォッチを1秒ジャストで止めることと、テニス以上に測定係としての才能を開花させていきます。
そんな滝萩之介ですが、PS2で発売された「テニスの王子様 最強チームを結成せよ!」では隠しキャラとして登場します。原作でも描かれることのなかった滝萩之介のテニスシーンですが、ゲームでは氷帝の魔術師という異名を持っており、技を出すとコートにトランプが舞う設定となっています。
滝萩之介の弱点
滝萩之介のテニスシーンは原作ではほとんど描かれていませんが、宍戸に敗北した直後のシーンが描かれています。そのシーンを見るに、とても疲弊しきった様子で、相手が宍戸といえど1-6で負けているのであまり体力には自信がないように見えます。
滝萩之介と跡部景吾
滝萩之介と跡部景吾の関係ですが、他の氷帝メンバーが全員苗字で呼ぶなか、跡部だけが萩之介と名前で呼びます。さらに、「テニスの王子様 OVA」では、主人公・越前リョーマが試合に負け、気絶している跡部の髪を刈ろうとしているところにかわりに自分の髪を差し出そうとしています。このことから、二人には信頼関係と絆があるように思えます。
滝萩之介の最後
滝萩之介の原作最後のシーンは、Genius342「勃発!焼肉バトル!!」でのタイムキーパー役です。最後までテニスのシーンはありませんでしたが、測定係としてその地位を確立しました。
滝萩之介の声優
滝萩之介の声優は、喜安浩平さんです。代表作として、「はじめの一歩」の幕之内一歩などがありますが、実はテニスの王子様の中でも別の役をしています。それは、青春学園2年生レギュラーである海堂薫です。他にも、海堂葉末・内村京介といったキャラの役もこなしています。
所属事務所はダックスープです。声優以外でも、2012年に公開された映画「桐嶋、部活やめるってよ」では監督と共同で脚本を手掛け、日本アカデミー賞で優秀脚本賞を受賞しています。その他、ドラマやアニメの脚本を多数手掛けています。
滝萩之介の名シーン
ここでは、滝萩之介の名シーンを解説します。
「212km/h…バカな」
滝萩之介が全国大会でスピードガンを持ち、球速を測定しているシーンです。滝萩之介が測定係としてもっとも輝いているシーンであり、しっかりとした役割を持ち登場した唯一のシーンです。このシーンをきっかけに測定係としての地位を確立しました。
氷帝の名脇役!滝萩之介
テニスシーンこそないものの、裏方としてしっかりとチームに貢献する彼の立ち振る舞いには感動すら覚え、応援したくなる魅力の持ち主です。滝萩之介のような名脇役がいるからこそ氷帝学園は全国屈指の強豪校にまでなれたのかもしれません。