テニスの王子様に登場する手塚国光。主人公の最初の大きな壁となったキャラクターで、その名前はテニスの王子様を読んだことがある方なら絶対に知っているはず。作中でも強キャラという扱いを受けている手塚国光ですが、実はその戦績はあまり良くないというのです。果たして手塚国光の戦績はどのようになっているのでしょうか。また、作中ではどのような活躍をしたキャラクターなのでしょうか。
今回は手塚国光について解説。戦績についてや作中での活躍等も紹介していきます。
手塚国光の基本情報
名前 | 手塚国光(てづかくにみつ) |
性別 | 男 |
所属 | 青春学園 |
必殺技・能力 | 手塚ゾーン、手塚ファントム、零式サーブ等多数 |
年齢(学年)/誕生日 | 15歳(中学3年生)/10月7日 |
身長/体重 | 179cm/58kg |
声優 | 置鮎龍太郎 |
初登場 | Genius4 |
決め台詞 | 「油断せず行こう」 |
パートナー・友人 | 大石秀一郎 |
その他 | 手塚国晴(父)、手塚彩菜(妹) |
手塚国光の特徴
手塚国光は青春学園の3年生でテニス部の部長。また、青春学園の生徒会長も務めています。性格は非常に真面目で妥協知らず。規律を守らなかった部員にはグラウンドを何周も走らされ、自分に非がある場合には自分も走るというリーダーの鑑のような人物です。その性格からか、菊丸英二からは苦手意識を持たれているようで、作中で会話をしたシーンがないほど。
テニスの実力については作中でも特に高く、中学生の中でその名前を知らない人はいないとされる人物。氷帝学園の跡部景吾や立海大附属中学校の真田弦一郎といった面々は手塚国光をライバル視しています。作中では特に跡部景吾のライバルとして描かれていることが多いです。その技は多彩で、どのようなボールを打っても自分の下に返ってくる「手塚ゾーン」を始め、どのようなボール打ってもアウトになる「手塚ファントム」等がありますが、弱点として故障しやすいという点があります。
手塚国光の来歴・戦績
手塚国光はどの試合も一番最後に試合をすることが多い為、地区予選や都大会では出場機会があまりありませんでしたが、関東大会で跡部景吾と対戦。実は利き腕である左肘を怪我していたため、満身創痍の出場となりました。それでも立ち上がり続けてタイブレークまで持ち込みますが、結果として敗戦。その戦いぶりを跡部景吾からも認められましたが、この試合で肩を完全に故障してしまい、九州へ治療しに向かいます。全国大会では比嘉中学校の木手永四郎、氷帝学園の樺地崇弘に勝利し、四天宝寺中学校戦では千歳千里との才気煥発の極みの打ち合いに勝利しますが、決勝戦での真田弦一郎との戦いでは5-7と敗戦してしまいました。
新テニスの王子様でも手塚国光は当然の様に登場し、タイブレークでは海堂薫を圧倒。入れ替え戦ではかつての部長大和裕太に勝利。この後に跡部景吾の助言を聞き、ドイツに留学。そこでドイツ代表になり、プレW杯では跡部景吾・入江奏多のペアと圧倒。準決勝では幸村精市と戦い、勝利を収めています。
戦績とすると決して悪い方ではありませんが、跡部景吾・真田弦一郎といった部長クラスの相手に負けることが多く、負けが目立ってしまっていると言えるでしょう。
手塚国光の担当声優
手塚国光の担当声優は、置鮎龍太郎さん。置鮎さんはデビューからずっと第一線で活躍されており、出演本数は全声優の中でも圧倒的に多い方です。それ故に様々な役柄を担当することが多く、一度は名前を聞いたことがあるはず。
置鮎さんの主な代表作には「黒子のバスケ(虹村修造役)」、「地獄先生ぬ~べ~(鵺野鳴介役)」、「SLAM DUNK(三井寿役)」等があります。
手塚国光の名シーン・名台詞
手塚国光は作中に数多く登場するため、名シーンや名セリフがいくつもあります。ここでは手塚国光の名シーンや名セリフを2つ紹介していきます。
「油断せず行こう」
手塚国光の代表的なセリフ。どんな時でも冷静で、作中で笑うところをほとんど見せない手塚国光。相手が誰であれ油断すると足元を掬われることをわかっている手塚国光ですから、相手を舐めてかからないようにと部員に言い聞かせています。数ある手塚国光のセリフの中でも、特に知名度の高いセリフと言えるでしょう。
「青学の柱になれ」
このセリフも手塚国光の代表的なセリフ。これは越前リョーマに向けたセリフで、父親の越前南次郎を倒すことが目的だった越前リョーマに対し、その実力を認め、かつ新しい目標を定めるという目的で発したセリフであり、これ以降越前リョーマは打倒父親という目的から路線変更しています。
また、3年生レギュラーメンバーが多い青春学園ですから、自分達が卒業した後の事も考えての発言ともとれます。新しいエースの入部に、手塚国光も嬉しかったに違いありません。
戦績は悪くない全国区エース、手塚国光
手塚国光はその実力から、全国に名前を轟かせているエースプレイヤー。怪我が多く、序盤は出番があまりありませんでしたが、後半以降は徐々に活躍の幅を広げ、その名前にふさわしい活躍を披露しています。