呪霊の陀艮は、最初の見た目はまるでマスコットキャラのようで、強そうには見えません。しかし、渋谷戦で急成長することで、その強さの全貌が明らかとなります。
陀艮はどのような強さを持っているのか?詳しく紹介していきたいと思います。
陀艮の基本情報
名前 | 陀艮(だごん) |
性別 | 呪霊 |
家柄 | 無し |
階級 | 無し |
使用する技・術 | 蕩蘊平線、死累累湧軍 |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 不明 |
初登場 | 第10話「雨後」 |
陀艮の特徴
夏油の仲間
陀艮は、夏油傑の仲間のひとりとして真人たちの側にいました。しかし、会話をする訳ではなくただそこにいるだけ?のような存在にも見えます。
それには理由があり、陀艮はまだ成長しきっていない幼児期の呪霊だからです。会話をするほどの知能も無ければ、判断能力も乏しいと言えるでしょう。
渋谷戦で急成長する
陀艮は、幼児の呪霊のため、本能のままに人間を食らっていました。そして、渋谷戦で呪術師に見つかると取り囲まれ、祓われることになります。そんな絶体絶命の状況を前に、陀艮は急成長を遂げるのです。
見た目がガラリと変わり、筋肉質な肉体を手に入れると、会話もスムーズに行うことができました。頭脳と肉体が共に成長したことにより、手強い呪霊となったのです。
4対1でも圧倒
成長した陀艮は、呪術師に取り囲まれることになります。禪院直毘人、七海健人、禪院真希の3人と戦いますが、力と技で圧倒。しかし、そこに伏黒恵が現れ、4対1の戦いとなるのです。
それでも、陀艮の方があらゆる面で全員を上回っていたので、相当の強さだということが分かります。
陀艮の性格
真面目で誠実
陀艮が成体になった時の性格は、とても真面目です。自らの使命感や仲間のために戦うということがはっきりとしていました。真人のように抜けたところが無ければ、漏瑚のように計算しているようなとろこがありません。
陀艮の能力や強さ
能力
陀艮が胎呪の時には、ただ人を食らうだけの力しかありません。しかし成長すると、領域展開まで使えるような呪霊のなっていたのです。基本的な能力は、式神である海洋生物を操り、襲わせる形になっています。
海洋生物は、対象者に向かって襲いかかるのですが、その姿は当たる直前にならないと、見ることができません。そのため、いきなり襲われる形となるため、かわすことが難しいです。
そして領域展開は、蕩蘊平線といって南国のビーチのような場所に相手を閉じ込めるというもの。領域展開をしないと、海洋生物の式神を使えないので、まずは領域展開することが重要でした。
渋谷戦での戦い
陀艮の戦いは、渋谷の駅の中で始まります。禪院直毘人、七海健人、禪院真希に囲まれた状態で3対1の戦いとなるので、最初は苦戦を強いられることに。
領域展開をしなくては、自分の戦いを有利にすることができないので、それができなかったからです。しかし、一瞬のすきを突いて、領域展開をすると状況が一変。
3人に対して式神を襲わせることで、直毘人は左腕を失い、七海は左目を失いました。戦況は3人にとって悪かったのですが、そこに伏黒恵が現れたことで、どうにか窮地を脱した形になったのです。
陀艮と他の呪霊との関係
陀艮が他の呪霊と会話していることがほとんどありません。それは、成体になっていなかったということもあるのですが、無関心という訳ではないのです。
仲間である花御が死んだことを思い出し、激昂することで成長することに繋がっていました。呪胎でありながらも、仲間ということの認識はできていましたし、そこに絆も感じていたようです。
陀艮の最期
禪院直毘人、七海健人、禪院真希、伏黒恵の陣営で望んでも、陀艮を倒すということには繋がりませんでした。しかし、そこへ現れたのが降霊された伏黒甚爾だったのです。
甚爾の実力は、あの五条悟を追い込むほどのもの。そのため、陀艮の力では甚爾を止めることもできずに、力の差を見せつけられて殺されることになります。陀艮は決して弱くはありません。甚爾が強すぎたということになるのです。
陀艮の名セリフ・名シーン
普段はまったく話さない陀艮ですが、陀艮にしかないセリフがあるので紹介していきます。
「ぷふぅー」
陀艮といったらこれ!と言える定番のセリフです。鳴き声のようにもみえますが、胎呪の状態の時に口にしていました。そのため、かわいいとの声もあります。呪霊でかわいいと言われる存在は、陀艮ぐらいしかないでしょう。
「我々には名前があるのだ」
成体になった陀艮が、所詮は呪霊という扱いされていることに腹を立て声を荒げた場面です。呪霊とはいえ、ひとつの存在として認めて欲しいというプライドがあるのでしょう。
陀艮は仲間思いの呪霊
陀艮は呪霊として、夏油の中になっていますが、他の呪霊のことを大事におもっています。そのため、目的のために自分が何かをする!という訳ではなく、仲間のために自分も頑張ると考えているようです。
呪胎の時は、それほど知能もなかったために、本能のままに活動をしていましたが、仲間である花御の死をきっかけに成体となりました。そこからも分かるように仲間が大事なんですね。
しかし、降霊した伏黒甚爾によって祓われることになってしまいました。