【鬼滅の刃】真菰(まこも)がかわいい！お面の意味や声優を紹介！錆兎との関係は？

炭治郎の修行編で、錆兎という少年と共に登場した少女・真菰のことを覚えているでしょうか。きつねのお面と優しい眼差しが印象的な少女でした。

彼女は一体どのような人物だったのか。何故死んでしまったのか。真菰に関する疑問を解決し、彼女の事を時折思い出す人が増えたらいいなと思います。

真菰の基本情報

真菰の特徴

頭にお面をしていて、髪色は黒で長さは肩よりも少し長いくらいです。花柄の着物を着ています。アニメでの瞳の着色は翡翠色。好きな花は「菜の花」。常に微笑んでいるような優しい眼差しをしている女の子。真菰と錆兎がしているこのお面は、厄除の面という悪いことから守ってくれるお面で鱗滝からの贈り物です。真菰のお面には青い花があしらわれています。炭治郎曰く真菰は「言っていることがふわふわしている不思議な子」。

炭治郎が鱗滝の元で修業をしている時に錆兎という少年と共に現れて、炭治郎の修行のサポートをしました。彼女の雰囲気から想像ができないような厳しい言葉を炭治郎にかける場面もありました。全集中の呼吸と水の呼吸を習得している彼女の炭治郎へのアドバイスは的確で、炭治郎はどんどん強くなっていきました。

彼女は口癖のように「私たち鱗滝さんが大好きなんだ」と呟いています。錆兎も真菰も最終戦別で亡くなっており、それでも鱗滝の傍に居た理由は”たとえ魂になったとしても帰ってくる”という弟子仲間たちとの約束を忠実に守っていたからのようです。

真菰の過去

真菰は錆兎と共に鱗滝の弟子でした。2人は兄妹ではなく、鱗滝が孤児だった2人を鱗滝が育てました。真菰にとって鱗滝は師匠でもあり、育ての親でもあるということです。鱗滝の弟子の中でも真菰は錆兎と共に優秀な弟子だったようで、全集中の呼吸を習得しており、水の呼吸の使い手でもあります。

”藤襲山”での最終戦別で炭治郎と対峙した手鬼に殺され食われており、その最期は手足を引きちぎられるという残酷なものでした。手鬼は江戸時代に鱗滝によって捕らえられた鬼で、鱗滝はもちろんのこと、鱗滝の弟子に対しても恨みの感情を持っていました。手鬼は鱗滝の弟子が厄除けの面をつけていることを知っており、それを目印にして子どもたちを襲っていました。”鱗滝が殺したようなものだ”と口にした手鬼に対し、真菰は泣きながら怒りを手鬼にぶつけようとしていたようです。しかし、それがきっかけで真菰は全集中の呼吸を乱してしまい、動きがガタガタになり、その隙を手鬼によりつかれて殺されました。

真菰と炭治郎

最終選別に行くまで炭治郎は真菰がすでに亡くなっているとは知りません。真菰の持つ不思議な雰囲気に圧倒されながらも真菰の教えにより錆兎に勝てるまで強くなりました。真菰は修行を終えた炭治郎に対し、意味深な言葉をかけ、濃い霧と共に消えていってしまいます。

炭治郎が修行を終え、最終戦別に行くと錆兎と共に炭治郎の身を案じているシーンもあります。死ぬ直前の手鬼との戦いを忘れるはずがないようで、自分たちと同じく鱗滝から厄除けの面をもらい、手鬼と対峙するであろう炭治郎を不安そうに見守っている姿も描写されています。

真菰の名言・名シーン

ここからは真菰の名言や名シーンについて記載していきます。登場回数は他のキャラクターと比べて多くはありませんが、印象に残る言葉を残してくれています。

「私たち鱗滝さんが大好きなんだ」

真菰の口癖で、花冠を頭に乗せながら呟いた言葉です。空を仰ぎ、懐かしむような表情でそう口にしていることがわかります。真菰が既にこの世にいないことを象徴しているようなシーンです。

「死ぬほど鍛える　結局それ以外にできることないと思うよ」

全集中の呼吸はどうすれば習得できるのかと問う炭治郎に対し、相変わらずの優しい眼差しで炭治郎に告げた言葉です。微笑みを絶やさない真菰から出てくる意外性のある言葉でした。

炭治郎の強さのきっかけになっていた真菰

真菰は初登場時から既に亡くなっており、彼女のことは炭治郎との修行と手鬼の発言からしかわからないことが多く、謎めいた少女でした。幼さが残るその表情からは優しさが溢れており、時に炭治郎に厳しい言葉をかけたのも、自分のような未来になって欲しくないと思っていたからなのかもしれません。自分が死んでもなお誰かの力になろうという真菰の姿勢からは芯の強さも伺えます。

真菰は生きていた頃、最終戦別まで残れるほどの実力の持ち主でした。しかし、鬼殺隊に入ることは叶わず、新たな鱗滝の弟子として自分の前に現れた炭治郎にその夢を託したのかもしれません。結果、炭治郎は最終選別を突破することができ、真菰を含め手鬼によって殺されてしまった弟子たちもうかばれたのではないでしょうか。