【テニスの王子様】に登場するキャラクターの中でも、桃城武は気さくな先輩としての印象が強いキャラクターです。しかし、桃城武はどのような性格の持ち主なのでしょうか。また、どんな来歴を持っているのでしょうか。
今回は、桃城武について解説。来歴や性格について紹介していきます。
桃城武の基本情報
名前 | 桃城武(ももしろたけし) |
性別 | 男 |
所属 | 青春学園中等部 |
必殺技・能力 | ダンクスマッシュ、読心術 |
年齢(学年)/誕生日 | 16歳(2年)/7月23日 |
身長/体重 | 170cm/58kg |
声優 | 小野坂昌也 |
初登場 | 原作テニスの王子様:Genius2 |
決め台詞 | 「ど~ん」 |
パートナー・友人 | ライバル:海堂薫 |
その他 | 特に無し |
桃城武の特徴
桃城武は青春学園中等部の2年生で、同級生には海堂薫がいます。青春学園中等部テニス部のレギュラーの中で2年生は桃城武と海堂薫の2人しかおらず、1年生は越前リョーマしかおらず、ほとんどが3年生で占められています。
ビジュアル的な面の特徴は、黒い髪を前髪を上げている髪型をしており、ジャージもファスナーを閉めていないという特徴を持っています。見た目がワイルドな桃城武ですが、以外にも得意科目は数学であり、英語や社会といった科目が苦手なようです。
口癖は「~いけね~な、いけね~よ」。例えば、「後輩をいじめちゃいけね~な、いけね~よ」という使い方をします。
桃城武の性格
桃城武の性格は見た目通り明るい性格をしており、熱血漢であります。また、上下関係にこだわらないという性格もあり、先輩からも後輩からも慕われています。同級生である海堂薫に対してお互いにライバル関係にあり、よくぶつかり合っているのですが、たいだい桃城武の方からちょっかいをかけ、短気な海堂薫がそのちょっかいに乗ることがほとんどです。
桃城武の来歴
桃城武は原作やアニメでも早いうちに登場し、主人公である越前リョーマと仲良く行動しています。都大会では準々決勝で聖ルドルフと戦い、ライバルの海堂薫と共にダブルスを組み、木更津淳・柳沢慎也のペアを戦い、ダンクスマッシュを柳沢慎也の顔に当てて棄権勝ちを収めました。
決勝戦の山吹中学校との試合では、シングル3で千石清純と対決。千石清純はレベルの高い実力者ですが、7-5で勝利を収めました。また、この試合でジャックナイフを会得し、技のレパートリーが増えました。
関東大会では氷帝学園と初戦で当たり、菊丸英二とペアを組み、忍足侑士・向日岳人のペアと対戦。この試合では6-4で勝利しています。準々決勝では六角中学校と対決。この試合でもダブルスで出場し、河村隆とペアを組み、黒羽春風・天根ヒカルペアと対決。結果として7-6で勝利しています。
決勝戦では立海大付属中学校と対決。海堂薫とダブルスを組み、丸井ブン太・ジャッカル桑原ペアと対決しますが、1-6で負けてしまっています。
新テニスの王子様ではU-17の日本代表として参加し、入れ替わり戦では鬼十次郎と対決しますが、1ポイントも取れずに敗北してしまいました。
桃城武の声優
桃城武の担当声優は、小野坂昌也さん。小野坂さんは青二プロダクションに所属しており、主な代表作には「SLAM DUNK(安田靖春、相田彦一役)」、「ボボボーボ・ボーボボ(首領パッチ役)」等があります。
1964年生まれの小野坂さんは2020年で56歳になりますが、数多くの作品に出演しており、男性声優のして人気の声優さんだと言えるでしょう。
桃城武の名シーン・名台詞
レギュラーメンバーであり、出番の多い桃城武ですので、名シーンや名セリフが多いのも特徴。ここでは桃城武の名シーンや名台詞を紹介していきます。
海堂薫との掛け合い
同学年であり、ライバルである海堂薫。海堂薫とのダブルスシーンもあり、いがみ合いながらも勝利しているシーンも多数。普段の掛け合いも喧嘩ばかりしていますが、基本的に仲が良く、二人で張り合いながら切磋琢磨しています。
桃城武は海堂薫を「マムシ」と呼び、一方的にコミュニケーションを取ろうとしています。もしかしたら、口下手な海堂薫が仲間外れにならないように気を使っているのかもしれません。桃城武の明るい性格であれば、こうしたことも十分に考えられるでしょう。
テニススタイルの変化
序盤はパワースタイルで押すスタイルを取っていた桃城武ですが、徐々にテクニカルなプレースタイルを取るようになります。ダンクスマッシュやジャックナイフ等のパワースタイルに加え、海堂薫のスネイクやドロップボレーも習得し、予測不可能なテニスをするようになっています。
桃城武自身もテニスを通じて成長していることが現れており、ある意味もう一人の主人公であるという見方もできるでしょう。
ムードメーカーとしてチームを支える、桃城武
桃城武は明るい性格をしており、チームのムードメーカーとして欠かせない存在になりました。テニスの腕も徐々に成長しており、今後は海堂薫とコンビでテニス部を支えていくことでしょう。