【鬼滅の刃】宇髄天元の嫁の1人、須磨ってどんな人物?どんな能力を持っているの?

鬼滅の刃で音柱・宇髄天元の嫁として遊郭編で活躍した須磨とは一体どんな人物なのでしょうか?

3人いるお嫁さんのうち、須磨はもしかしたら印象に残っている方もいるかもしれませんね。ここでは須磨はどんな人物なのかをクローズアップしていきたいと思います。

須磨の基本情報

【鬼滅の刃】宇髄天元の嫁の1人、須磨ってどんな人物?どんな能力を持っているの?

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

須磨の特徴

【鬼滅の刃】宇髄天元の嫁の1人、須磨ってどんな人物?どんな能力を持っているの?

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

髪の毛の色は黒で、肩甲骨よりも少し下辺りまで長さがあります。常に困り眉で、たれ目気味、初回登場時から目から涙を零しているようなキャラクターです。

遊郭編では「ときと屋」に潜入しています。ときと屋での須磨の評判は「しっかしした子」でした。須磨がときと屋から姿を消したときは”足抜け”ではないかと噂が立っていましたが、評判上、遊郭内の花魁たちはそれを半ば信じられずにいたようです。姿を消していた須磨は、地下の洞窟の中で上弦の陸の帯の中に捕らえられていました。

須磨の性格

【鬼滅の刃】宇髄天元の嫁の1人、須磨ってどんな人物?どんな能力を持っているの?

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

気が弱くて安心した時も悲しい時も泣いてしまいがちな女性です。本人曰く「あまり戦えない忍」「味噌っかす」「戦闘では一番死にそう」だそうです。それくらい須磨は気が弱いようですね。

性格が正反対の”まきを”には「うるさい!」と叩かれているシーンが原作内でもよく見られるシーンです。一方で、そのような光景は日常茶飯事であるようで、まきをにぶたれたことを天元に大声で須磨が報告しても軽く流されてしまっています。

遊郭編

伊之助によりまきをと共に帯の中から救出された際、救出されるや否や弱音を大声で吐き出してまきをに足蹴にされていました。さらには上弦の陸の帯の洞窟へ天元が加勢に来てくれて、頭をぽんぽんと撫でていたシーンでは、安心しきってしまったのか、天元の片腕を掴んでまるで子どものように泣いてしまっていました。ちなみにこの時の天元もまきをも目を丸くして須磨を見つめています。

上弦の陸との戦闘ではギリギリ勝利を収めることができましたが、鬼の毒を身体に受けてしまっていた天元は瀕死の状態になってしまっていました。この時も、天元の言葉を遮るような大声で須磨は泣きわめいています。この時あまりにも須磨がうるさいためまきをに口の中に石を入れられてしまい、さらに大騒ぎしています。すると、禰豆子が現れ、禰豆子の血鬼術「爆血」により天元の身体から毒が消えます。なんのためらいもなく天元の身体を燃やしあ禰豆子を須磨は叫び声を上げて禰豆子を引き離しますが、毒が消えていることを知ると、泣きながら禰豆子にお礼を言っているシーンもあります。

戦闘後にボロボロの天元の前に現れて、ネチネチと小言を言ってくる伊黒に対しては、怒っている表情を見せ、反抗的な言葉を口にしていますが、鏑丸に威嚇されると亡き叫びながら天元に抱きついています。

その後の須磨

【鬼滅の刃】宇髄天元の嫁の1人、須磨ってどんな人物?どんな能力を持っているの?

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

須磨が登場したのは遊郭編だけではなく、柱稽古編では、天元は柱を引退しているものの手伝いとして参加しているため、隊士のサポート役としてご飯の用意をしてくれていたりしています。炭次郎には笑顔で接し、見送りの際は手を振ってニコニコと笑っているため、人懐こい性格でもあるようです。

無惨との長い闘いが終わり、炭次郎も無事目を覚ました時には、とても嬉しそうに天元らと共に病室に訪れ、禰豆子を抱き締めて頬ずりまでしています。

須磨の名言・名シーン

ここからは須磨の名言や名シーンについてご紹介していきます。

「死なないでくださぁぁい天元様あ~~」

【鬼滅の刃】宇髄天元の嫁の1人、須磨ってどんな人物?どんな能力を持っているの?

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

上弦の陸の毒が体内に周り、大怪我を負っている天元に大声を出して泣きついているシーンです。この後に「もう神様にお祈りしませんから!」という言葉を、天元が口を開きかけ何かを言おうとしているにも関わらず、大声で泣き叫んでいます。この後まきをに口の中に石を入れられて、喧嘩になります。

「おっおっ遅いんですよ そもそも来るのが!!おっそいの!!」

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『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

ねちねちと、ボロボロの天元に対して文句しか言わず、称賛の言葉も偉そうに浴びせてくる伊黒に対し、須磨が怒るシーンです。須磨が目を吊り上げているような表情が描かれるのはここが初めてのシーンで、伊黒がもう少し早く駆けつけてくれていれば天元はこんなに重症になる事はなかった、という感情がこめられているのでしょう。

動物のように「ギャワーッ」と伊黒を威嚇しています。ちなみにですがこの後伊黒の肩にいる鏑丸に威嚇し返され、須磨は泣き叫びます。

「いやあっ!!まきをさんがぶったあ! 天元様見ましたあ!?今ぶたれたの」

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『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

禰豆子に大声で駆け寄り、頬ずりをしているところ、あまりにもうるさいためか、まきをにぶたれている須磨のシーンです。室内に天元もいるため、まきをにぶたれたことを天元に訴える須磨ですが、日常茶飯事の光景なのか、天元には呆れられているようにスルーされてしまっています。

気が弱いけれど人懐こい女性

【鬼滅の刃】宇髄天元の嫁の1人、須磨ってどんな人物?どんな能力を持っているの?

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

須磨は原作内では泣いているところばかり目立っていましたが、遊郭編での「しっかりした子」という評判通りであれば、忍としての任務はこなせる程の力量を備えているようですね。天元の嫁3人の中でも一際目立っている存在だった須磨は、笑顔も素敵な女性ですよね。

当時は須磨に着目して原作を読んでいたという方は少ないのではないでしょうか。これを機会に須磨の魅力についても知っていただけていれば嬉しいです。